タカキ・ウノとは、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」に登場するキャラクターである。
概要
CGS参番組のちの鉄華団に所属する少年兵。13歳で作中唯一年齢が明かされているキャラでもある。
また、参番組のエースである三日月・オーガスに強い憧れを抱き、自身もいつか三日月のようなパイロットになる事を夢見て日々努力している。
7歳の妹フウカ(CV:山崎はるか) がおり、彼女を学校へ通わせる為の学費を稼ぐ為に少年兵になった経緯を持つ。
明るい性格の持ち主で、その面倒見の良さもあって参番組の中でも特に幼いメンバーをまとめるリーダー格を努めるが、精神的にも肉体的にも幼い年少組をまとめる為に背伸びをしている部分も見受けられ、部隊内に於いては伝令や補給といった雑用全般を担当、自身の仕事に関しては裏方仕事とは言えその重要さをよく理解しており、仕事に対する意識は高く生真面目である 。
昭弘・アルトランドと共に哨戒任務に就いた際、ブルワーズのモビルスーツマン・ロディの襲撃を受け交戦。その結果瀕死の重傷を負ったこともあったが、メリビット・ステープルトンの適切な処置により一命を取り留める。
その後は他の団員達と共に様々な激戦を乗り越え地球へ降下するが、ミレニアム島の戦闘で鉄華団としては悲惨な犠牲を経験してしまう。鉄華団を支え、散った彼への弔い合戦の機運を高める中で彼の遺品の帽子を受け継ぎ、エドモントンでの戦闘に於いてオルガの乗るモビルワーカーに同乗し前線に赴き、作戦を成功へと導いた。
2期
2期ではフウカと共に地球へ移住。新設された鉄華団地球支部をチャド・チャダーンらと共に支える事になる。 そしてアストン・アルトランドという新しい友達が出来た。
しかし、鉄華団に学のある人間が少ないことが致命的な打撃となり、テイワズから送られてきたラディーチェ・リロトに実質事務を任せきりの状態になっていたところを、ラディーチェがガラン・モッサと手を組んだことで、チャドは重傷を負わされ、地球支部をラディーチェに実質掌握されてしまう。
その後はガラン・モッサに弄ばれるまま、終わりのない紛争にて消耗戦の矢面に立たされてしまう。
ガランの懐柔策に抵抗する手段を持たない子供達しかいない状態で、極限まで追い詰められてしまったタカキ。ガランの都合のいいように使われながら遂に、事態を収めるために出撃した、鉄華団におけるビジネスパートナーのマクギリス・ファリドとの同士討ちに持ち込まれてしまう。
本部勢力の到着により戦いは中断となるが、その過程で追い込まれた自らのカバーに入ったアストンとの悲しい別れを経験してしまう。チャドに自身が不在の間の地球支部を任された状態で起こった一連の話に責任を感じたタカキは、あくまで地球支部として、全ての企みを白日のもとに晒されたラディーチェを、彼の言い分を全て聞いた上で銃殺、処断した。
その後、鉄華団は地球支部を撤収し、マクギリスの持ちかけた「火星の王になる(火星の権限を得る)」という話に乗る姿勢を見せた。しかしタカキは、妹とのかけがえのない生活まで失うことになると判断し、退職の意向を示す。その選択肢に、オルガ達は彼等なりのやり方で温かくタカキを送り出し、彼は鉄華団から新たな仕事に転職することになった。
タカキも、鉄華団も、今までとは違う選択肢を手に入れ大きくなったからこそ取れた選択肢である。
1期、2期通して彼の機体はモビルワーカーが主だったが、マクギリスとの同士討ちをさせられた際には「この戦いで終わらせる」という意志のもと、地球支部に転用された陸戦用ロディ・フレーム「ランド・マンロディ」を駆ってモビルスーツ戦を披露していた。
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関連項目
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