タキガワ・ハーモニクスとは、ゲーム『アーマード・コアVI ファイアーズ・オブ・ルビコン』に登場する架空の企業である。
組織概要
ACの武装パーツを製造する軍需企業。アーキバスやベイラムと同じく、ルビコン星系以外の場所を本拠地としている「星外企業」の一つ(実はハッキリと明言はされていなかったりするが、「ルビコニアン」デカールにタキガワが入っていないこと、後述の事情からほぼ確定だと思われる)。
アーキバスとベイラムが惑星ルビコン3でコーラルを巡って鎬を削る中、その争奪戦には興味がないらしく、とある情報ログによると「特段の野心はない」「自社製品を売れればそれでいいと思っているのでは」と言及されている。その通りというべきか、ルビコン解放戦線と星外勢力双方のAC部隊にタキガワ製品は満遍なく使われている。
タキガワから仕事の依頼がプレイヤーに来ることは一切なく、また上記の情報ログ以外で言及されることもない。恐らくルビコン3には社員をよこしていないのだろう(パーツ販売に関わる最低限の要員はいるかもしれないが)。
どんな企業かというと「パルス兵器の専門家」といったところ。パルスブレードにパルスガンにパルスシールドと、パルス兵装をいっぱい造っており、それ以外はノータッチ。アーキバス系列企業のシュナイダー社もパルス兵装を作ってはいるが、タキガワのあまりの特化ぶりや、多くのプレイヤーが愛用する初期装備ブレードの生みの親ということもあって「パルスといえばタキガワ」という認識のプレイヤーも多い。
これがタキガワの主要商品だ
- 「HI-32:BU-TT/A」:作中に唯一登場する純粋なパルス系の近接武器(これ以外に存在しているパルス系近接武器は、パルスとレーザー技術の複合武器となっている)にして、いわゆる初期ブレード。クセがなく、負荷が小さく、一段目・二段目攻撃の組み合わせで盾持ちMTを処理しやすく、設定文通りパルス防壁(パルスアーマー)を削りやすくて…と、ひたすらに優秀と言っていい初期ブレ。初心者から熟練者まで、最初から最後まで十分選択肢に入る業物。名前が「BUTTA」に見えることから「ブッタ」「ブッダ」の愛称で呼ばれることも。これが本当のブッタ斬り(笑) 初期装備は仕様上売れないことから、何気に売価が不明=同額の買価が分からなかったりするパーツでもある。「実は高額だったけど、ハンドラー・ウォルターは奮発して買っちゃったんじゃね?」と思うプレイヤーもいるとかいないとか…。
- 「HI-16:GU-Q1」:小型のパラボラ型発振機が四つ集まったパルスガン。あんまり「強そう」には見えない外見で、発射されるパルス弾というのもポワポワしててなんだかシャボン玉っぽい…と、なんとも「本当に強いのかこれ?」とプレイヤーによっては不安になる武器。実際のところ決して馬鹿にできたカタログスペックではなく、またショップに解禁されるタイミングはあのバルテウス…強力なパルスアーマーを剥がさなければならない相手と戦う前である。「同じ技術の表裏であるパルス防壁の相殺に向く」の設定文通りPA干渉性能が高く、攻略に詰まった場合は一考に値するだろう。関連商品として、発振機を一つに絞って単純に大型化させた「HI-18:GU-A2」がある。バルテウス前に戦うことになるあの相変わらずだなンハンドラァウォルタァ……スッラが持ってたことから印象に残りやすかったりする。
- 「SI-24:SU-Q5」:左肩にのみ装備できる盾型兵装の一種。組み合わされた複数の鉄骨のようにも見えるフレームをガバッと開き、パルスシールドを展開する。クセが少なく負荷も小さく、盾の中で最も早く入手できる本商品はそのジャンルの基本的なモデルでもあり、値段も安いことからとりあえず試してみてもいいだろう。また、PVにいた四脚AC乗りや、前日譚トレーラーで主人公=621の先輩たちの一人が選んでいた兵装の一つでもある。
余談
- ACシリーズの日系名称の企業といえば、強化人間手術にご執心だったり、生体兵器を偏愛してたり、爆発物に傾倒していたり……と、おかしな会社が多いことで有名。それらに比べればタキガワはマシな方か。
- 企業名の響きがネタにされて「元はYAMAHAみたいに楽器を作ってた会社では」と言われることも。
- 前日譚トレーラーにおいて、パルスガンのパラボラの形状とよく似た医療器具(?)がラップ巻きの621を囲んでいる場面がある。そっちの方面にも詳しい企業なのだろうか?
関連動画
タキガワ・ハーモニクスに関するニコニコ動画の動画を紹介してください。
関連静画
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関連項目
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