タコさんウインナーとは、お弁当の賑わいである。
概要
タコさんウインナーとは、ウィンナーに飾り包丁を入れタコの形を模して作った一品料理、またはその飾り切りの事である。
この飾り切りは、往々にしてお弁当のウインナーに施されている。とりわけ、小学生あたりの年代のお子さんが持たされているもののイメージが強い。
あるいは夜食として、おにぎりと卵焼きと共に、大量のタコさんウインナーが添えられている画像がインターネット上で飯テロ画像として出回っている。
他にも、ご家庭で作るワンプレートランチの隅に鎮座し可愛さを演出していたりする。
いずれのケースもご家庭での調理で施されるのが殆どであり、例外としてはファミリーレストランのお子様ランチに添えられている程度のものである。
また、同様の飾り切りには「カニさんウインナー」や、「ウサギさんウインナー」「ひまわりウインナー」などがあり、包丁の技術さえあれば様々なアレンジが可能と思われる。
ウインナーはタコの形を借りて価値を高めているため、タコに対し敬称を用いている、というような事は無いが、飾り切りである以上、ただのウインナーよりも演出面が強化されているものとして親しまれている。
なお、「タコさんウインナー」はプリマハム株式会社が商標登録済み(第5120436号)であり、一般的な言い方をする場合はタコ部分を平仮名にした「たこさんウインナー」が適しているが、ニコニコ動画のタグ数などを勘案し、ここでは便宜上「タコさんウインナー」という表記にする。
プリマハムは予め切れ目を入れていて焼くだけでタコさんウインナーになる商品も販売しており、商品名がそのまま「タコさんウインナー」となっている。
作り方
タコさんウインナーの作り方は、微細な所で差異はあれど、大まかな部分では共通している。
用意する食材は、ウインナー(あまり上等なものでなくて良いが、赤いものが好ましい。)、塩、胡椒、調理用油があれば十分。お好みで海苔や胡麻と爪楊枝等を駆使しデコレーションをするのも良い。
- まず、ウインナーの一端に切り口を入れ、4本から8本の房が出来るように包丁を入れる。この際、切り離さないように注意する。
- ウインナーの長さが長すぎる場合は、中央から二つに切り、半分になった切り口から房を作ると良い。
- 次に油を引いたフライパンで、表面がカラっとするまで火を入れる。十分に火が通ると房が外に向かって反ってくるのでそれを火の通りの目安とすると良い。
- 火が通ったウインナーをそのまま皿に乗せ、お好みで胡麻などで目をあしらって完成。
関連動画
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関連項目
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