タナトフォビアとは、「死」またはそれに関連する物事に対する恐怖症のことである。
概要
など、死に関係したことを考え出すと止まらず、恐怖に陥り夜も眠れなくなる精神症状のことをいう。
タナトフォビアは恐怖症(フォビア)の一種で、タナト(thanato)はギリシア神話の死の神である「タナトス(thanatos)」に由来する。
主に一緒に住んでいる家族など、身近な存在の死をきっかけに発症すると言われており、誰しも一度は自分の死に置き換えて考えたことがあるのではないだろうか。
タナトフォビアは、その中でも特に科学的な教養が深く、論理的な人がなりやすいと言われている。
悪化すると不眠症や食欲不振、パニック障害などにもつながり、合併症としてうつ病・アルコール依存症などが発症する可能性もある。
自分なりの死生観を持つとか、人間にいつか必ず訪れる「死」を受け入れることが克服につながるとされているが、なかなか克服できない場合は、早期の内にクリニックで心理療法を受けるのが望ましいと思われる。
なお、死体恐怖症は「ネクロフォビア」と呼ばれるが、こちらは他人の死に関する恐怖症とも言えるだろう。
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