タマゴタケとは、テングタケ科のキノコである。
概要
広葉樹、針葉樹の近くの地面に生える。意外と低地の公園に生えていたりする。
名前の由来は柄の付け根にある卵のようなツボから来ている。実際傘が顔を出す前の状態は卵にしか見えない。
毒を持つ種類が多いテングタケ科に属し、その中でも頂点に位置する猛毒キノコ御三家(ドクツルタケ、タマゴテングタケ、シロタマゴテングタケ)に近いシルエットを持つ。さらに輪をかけて鮮やかな紅色をしているため、初見ではまず毒キノコと勘違いすること請け合いである。
……のだが、実態はテングタケ科のキノコでは数少ない食用キノコである。
近似種に黄色タイプのキタマゴタケと、茶色いチャタマゴタケがあるが、いずれも同様に食す事ができる。
食用ではあるが類似した毒きのこに
ベニテングタケ(イボがとれたもの)、タマゴタケモドキ(キタマゴタケに類似、こちらは猛毒)があるため、
鑑別に100%の自信がない限り食すべきではない。
味は結構な旨味があり、煮物や味噌汁、バター焼きにするとかなり美味い。
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