ターザンとは、
- エドガー・ライス・バローズの小説。幾たびも映画化されている。
- 1の主人公。
- 1を原作とする1999年のアニメ映画。
- ぶら下がったツタや縄をつかんで移動することを指す俗語。「ターザンロープ」など。元は1~3。
- マガジンハウス社が発売している男性向け健康雑誌。
- ニコ生主→ターザン
である。ここでは3について記載する。
概要
1999年に公開されたウォルト・ディズニー・カンパニー製作の長編アニメーション映画。
ジャングルでゴリラとして育ったターザンが、一人の女性と出会ったことをきっかけに自分が生きていく場所を探し求める様を描く。
金城武[1]をはじめとしたキャスティングの妙や頭のおかしいクオリティのアニメーション、中だるみを一切感じさせないテンポの良さが特徴。
続編として『ターザン&ジェーン』と『ターザン2』があり『ターザンの伝説』というTVシリーズも放送された。
また、『キングダムハーツ』シリーズにも印象的な出演を果たしている。
『ターザン』以降のディズニーは作品の質の低下とそれに伴う経営の悪化によってしばらく迷走を続けるため、本作を以てディズニー・ルネサンスと呼ばれるディズニ―の黄金期は終了したと見なされている。
あらすじ
アフリカのジャングルに残されていた人間の赤ん坊を拾った雌ゴリラのカーラは、その子をターザンと名付けて育てる。
ターザンは他のゴリラとの違いに悩みながらも様々な動物から学び、逞しく成長していく。
ある日、ターザンは調査活動のためイギリスからやって来たジェーンという女性と出会う。
人間に初めて会ったターザンは自分そっくりの生き物の存在に驚き、惹かれるも、 自分を育ててくれた家族と人間社会との間で挟まれ、苦悩する。
登場キャラクター
ターザン
主人公。純粋な心を持つ野生児で、ゴリラを抑え込む筋力と素晴らしい学習能力の持ち主。耳が良く物真似が得意。ターザンが木を滑る動きはスケートボーダーのトニー・ホークを参考にしている。
ジェーン・ポーター
ヒロイン。黄色いバッスルドレスに身を包み、ゴリラの研究のためイギリスからやって来た。ひょうきんな性格。絵が得意。
ウイリアム・セシル・クレイトン
本作のメインヴィラン。ゴリラを高額で売るため一同を裏切る。性格はゲスだがハンターとしての腕前は一級品。ディズニーの中でも生々しく、それでいて芸術的な演出がなされた最期を迎える。
カーラ
ターザンを育てたメスゴリラ。母性の化身のような存在。
カーチャック
カーラらが所属するゴリラの群れのボス。巨躯の寡黙なシルバーバックで、群れを守ることを第一に考えるなど責任感が強い。かつてカーラとの間に出来た子供をサボーに殺されている。
タントー
神経質なゾウ。ゾウの癖にゴリラに溶け込んで生活する。好物はピーナッツ。鼻は潜望鏡の機能を備える。
アルキメデス・ポーター
教授かつ探検家の小柄なジェーンの父親。
サボー
本作のもう一人のヴィラン。ターザンの両親を殺傷し、ゴリラを何頭も食べているヒョウ。
関連動画
関連静画
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関連項目
脚注
- 1
- 0pt
- ページ番号: 5662689
- リビジョン番号: 3148797
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