ターレスとは1990年7月7日に公開された、『ドラゴンボール』シリーズの劇場公開作第6弾『ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦』ならびに、ゲームを基軸に作られたOVA作品『ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画』に登場した架空のキャラクターである。
CV:野沢雅子
概要
サイヤ人の生き残りの一人。
肌の色が浅黒い以外は孫悟空に酷似した容姿ではあるが、本人曰く『俺たち使い捨ての下級戦士はタイプが少ない』と述べており、悟空と血縁関係があるわけではない。容姿が似ているだけの他人である。何故容姿がここまで酷似しているのか、タイプが少ないとはどういう意味なのか。クローン技術・遺伝子構造と諸説あるが詳細は不明。
劇場版作中では神精樹の実を使い全宇宙を跪かせる野望を秘め、地球に降り立ち神精樹の種を蒔く。
悟空に似た容姿に反して性格はサイヤ人そのもの。
基本的に物静かであるが好戦的で自己中心的。
民族意識が強く劇場版作中では悟空や悟飯に同民族であることを理由に自身の軍門に下る事を強いる。
上下関係に対する意識は強いのだろうが、それに併せて仲間意識も強いのかも知れない。
原作のラディッツも似たような意識を持っていた辺り、サイヤ人という民族意識はそのようなものなのだろう。
OVA作中では『サイヤ人に殺されたサイヤ人の気持ちがわかってたまるか』と同民族に殺されたという恨みの根は深いようだ。
元々は自身の言うとおり下級戦士であったが、神精樹の実の効果によるノーリスクハイリターンのドーピングを繰り返し下級戦士にはあるまじき戦闘力を有しており、本来であればエリート戦士にしか扱えないパワーボールまでも使うことが可能。
戦闘力18000を計測したピッコロを軽くあしらい、魔貫光殺砲を片手で受け止め『少しは効いたぜ』と圧倒。
戦闘力30000を計測した悟空には劣勢ではあったが、神精樹の実を食べた後は形勢逆転。
ピッコロと同じく悟空までも軽くあしらった上に界王拳10倍を使った状態ですら難なく圧倒する。
更には神精樹により地球の元気を集めづらい状況で作られたとは言え、元気玉をエネルギー波(ゲーム内名カラミティブラスター)で押し合いに挑み貫通して悟空にダメージを与えた。
最後は神精樹から元気を集めた悟空の元気玉を受け、神精樹もろとも消滅した。
悟空と異なる性格
ニコニコ動画においては、ブロリーMADにおける「クズロット(本来の善良な性格からは考えられないほど悪に堕ちた悟空)」の素材として定評がある他、最近はターレス自身が登場するMADも増えてきている。主に使われる台詞は以下の通り。
- 丁重にお断りする(ピッコロに「悟飯から手を離せ」と言われた時。なお、このセリフはパラガスの「あなたもどうぞ?」に対する返しのセリフとして使われる場合がある)
- 俺たちは生き残ったサイヤ人のわずかな仲間、仲良くしようやっ!
- ムシケラのように岩場に叩きつけるのだ!→岩盤
- サイヤ人の面汚しめ!
- 少しは効いたぜ・・・
- お前の墓を立ててやる!
- この俺に、勝てると思うか?
- お前のパワーとは天と地ほどの差があるのだ!
- ならば…死ねぇーっ!!!
神精樹の実
ターレスを語る上で外せないものがこれ。設定のモチーフは朝鮮人参。見た目はもやっとボール。
星の生命を吸い取り実をつける植物であり、本来は神が管理しているものらしい。
実は劇中を見る限り硬質で水気が少なめ。熟していないリンゴに似た食感であると思われる。
食べる時は舌に実を乗せ微妙な色気を醸し出しつつかじるのがマナー。ギャラリーは怪訝な顔を忘れずに。
実の効果はありていに言ってしまえばノーリスク・ハイリターンなドーピング。
食べることで戦闘力を飛躍的に増加させることが出来る。
食べた際の戦闘力増加倍率は諸説あるが不明。
ターレス軍団
悟飯とピッコロを除いたZ戦士には強いが、界王拳を使った悟空には瞬殺されるオードブル的存在。
驚愕とスカウター計測数値オーバーによる破壊を併せ持った死亡フラグ保持者。
- アモンド
三つ編みの巨漢。口癖は「でっせい」。
ナッツ星にて収容されていた凶悪犯罪者。悟空のボディブローで即死。 - ダイーズ
ネックレスとイヤリングを付けたイケメン。
カボーチャ星プキンパ王朝の王子。元は侵略者であるターレスと敵対していたがスカウトにより参入。 - カカオ
イコンダ星の星間大戦時に製造されたサイボーグ。
中々のポンコツで『ンダ』しか喋れない。ターレスの誘いに一つ返事で了承。 - レズン&ラカセイ
辺境惑星の化石から発見した古代人種ビーンズ人の双子。
神精樹の実のエキスをかけられ復活する。
こう見えてテクノロジーに秀でており、ターレス軍団の宇宙船はレズン&ラカセイ製。
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関連項目
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