ダイイングメッセージは、死の間際に書き残したメッセージ。
概要
ダイイングメッセージの「ダイイング」とは、「die」という”死ぬ”の意味を持つ単語の進行形である。
推理小説などで、殺人事件の被害者が、死亡する直前に犯人を示す目的で残すのが一般的。
犯人のイニシャルを血で書き残すなど、犯人に関連する手がかりを何らかの形で主張することで、そのメッセージをみた作中の探偵役が推理し、犯人を探すというもの。
日本でも実際に起こった事件でダイイングメッセージを残している例もある。
1985年5月に徳島県池田町で発生した保険金殺人事件では、被害者が犯人の実名を血文字で残した事で、犯人が自供した。
2007年10月に兵庫県加古川市で発生した加古川小2女児殺害事件では、死の間際に被害者が「大人の男」というメッセージを残している。
これは搬送中の被害者から直接聞き取ることができたものであって、書き残されたメッセージとは違うが、このメッセージから犯人が女児の顔見知りならこのような言い方はしないということが考えられ、見ず知らずの人間か、はたまた犯人が一方的に女児を知っていたのではないかと思われる。
この事件は不可解な点が多く、今なお未解決事件となっている。
死ぬ間際にわざわざ暗号化したダイイングメッセージなんて残せるのかとも思うが、犯人の名前を直球に残したとしても、証拠隠滅される危険性もあるので暗号化はとても重要である。
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関連項目
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