ダイソンの吸引力とは、何らかの理由で標準以上に吸引されている場合に書かれるコメントやタグである。
概要
元ネタは「世界で唯一吸引力の落ちない掃除機:ダイソン」のCMであり、これが元となって「ダイソン=吸引力」というイメージが付いたことでできたものである。
「スーパーマリオブラザーズ」「スーパーマリオワールド」「スマブラX」等の
ゲーム動画において、「キャラクターがすごい勢いで落下した」などの場合にコメントされるものや各方面の矢印と同時に使用され、「↓ダイソンの吸引力↓」とコメントされる場合が多い。
格闘ゲームの動画で間合いが広い投げ技(前進するものは除く)を多用するキャラにも使われる
ニコニコではザンギエフ(SF)、大道寺きら(アルカナハート)、大門五郎(KOF)、ゴンザレス(カイザーナックル)などが有名であろうか。
また、川名みさき(EFZ)やハート様(北斗の拳)のように文字通り相手を吸いこむ技も存在する。
実際には...
実はダイソンの吸引力は強いどころか国産の半分以下しかない。
2024年現在、国産は400〜600W程度が主流だがダイソンはたったの170〜180Wしかない。空気を高速回転させる都合上パワーロスが大きいためである。
このためにモーターの高出力化を余儀なくされた結果、爆音で電気をドカ食いするのに吸引力が弱いという現象が起きている。
そしてモーター付近で空気を高速回転させるため熱がこもりやすく、モーターが焼損しやすくなっており、ダイソンそのものが高額なこともあり、紙パック式よりコストパフォーマンスがいいとは言い切れない。また、紙パック式も空気の流路に工夫をこらすことで吸引力の低下を抑えることに成功しており、ダイソンの優位性はほとんど失われたと言ってもいいだろう。
更に言うと「吸引力が変わらない」も誇張された表現であり、実際は少しずつではあるものの吸引力は落ち、イギリスでは「誤解を与える」として排除命令を受けているが、日本では今も使用されている。
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関連項目
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