ダイナソー(dinosaur)とは、「恐竜」を意味する英単語である。
転じて、以下のようなものにも用いられている。
- ダイナソー - 2000年に公開されたディズニーのアニメ映画
- DINOSAUR - 1989年リリースの横関敦のアルバム
- DINOSAUR - 2017年リリースのB'zのアルバム。表題曲を収録
- ダイナソア - 1990年に発売された日本ファルコムのコンピュータゲーム
- ダイナソーJr. - アメリカのオルタナティヴ・ロックバンド
- ダイナソー - ディズニーパークにあるアトラクション
ここでは1.について記載する。
概要
ダイナソー | |
基本情報 | |
---|---|
監督 | エリック・レイトン ラルフ・ゾンダグ |
脚本 | ジョン・ハリソン ロバート・ネルソン・ジェイコブス |
音楽 | ジェームズ・ニュートン・ハワード |
製作 | ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ ウォルト・ディズニー・フィーチャー・アニメーション ザ・シークレット・ラボ |
配給 | ブエナ・ビスタ・ピクチャーズ(米国)ブエナ ビスタ インターナショナル(日本) |
公開 | 2000年5月19日(米国) 2000年12月9日(日本) |
上映時間 | 82分 |
映画テンプレート |
6500万年前の白亜紀を舞台に、支配者として大地を闊歩していた恐竜たちの知られざる命のドラマを描く、全編1245カットに特殊効果が使用されたディズニー映画。
キャラクターはCGアニメーション、背景は実写映像で描写される。
監督は、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』でアニメーション監修を務めたエリック・レイトンと、『ポカホンタス』で原案を務めたラルフ・ゾンダグがタッグを組んだ。
製作にあたり、古生物学者や古生物画家がアドバイザーとして招かれ、さらに本作のためにデジタル・スタジオ「ザ・シークレット・ラボ」が建設されるなど、ディズニー社の本気度が伺える。
当時の最先端の映像テクノロジーをふんだんに使用した、実写の背景とCGの恐竜たちの共鳴は映像革命と言われた。
興行的にはそこそこ成功し、評価も悪くないのだが、この作品を機に自社作品の評価が下降気味になったため、ディズニーの第二次暗黒期の皮切りとみなされることも。
2001年2月15日にはユービーアイソフトからPlayStation2のゲームも発売された。
あらすじ
白亜紀。
イグアノドンのアラダーは、キツネザルの一家と共に平穏に暮らしていたところ、流星群が降り注いだことでそれまで住んでいたエリアが炎に包まれてしまう。
生き残った面々と新しい土地へ向かう途中、“命の大地”を目指しているという、疲れ果てた草食獣たちの群れに遭遇し、ヴェロキラプトルに追われていたアラダーたちは群れについていくことを決める。
やがて水が一滴もない乾いた荒れ地の横断が始まり、群れの中から次々と力尽きるものが出てくる。
登場キャラクター
- アラダー 日本語吹替:袴田吉彦
- 主人公。手違いからキツネザルの一家に育てられたイグアノドンの青年。心優しく希望を捨てない性分で、仲間同士で押しのけあう群れの現状に疑問を持つ。
- ジーニー 日本語吹替:中尾隆聖
- 求愛に失敗したお調子者のキツネザル。
- ヤー 日本語吹替:渡部猛
- キツネザル一家の長。
- プリオ 日本語吹替:高島雅羅
- ヤーの娘であり、 ジーニーの姉。とても心優しいため、アラダーにとっては母親代わりとなっている。
- スーリ 日本語吹替:須藤祐実
- 幼いプリオの娘。よくアラダーに遊んでもらっている。
- クローン 日本語吹替:中田譲治
- 様々な種類が集う草食獣の群れを収めるボス。アラダーと比べ体格が一回り大きい。血も涙もない鬼のようなリーダーで、その言葉使いは荒く、とても非情。「強いものだけが生き残る」がモットーで、弱いものは情け容赦なく切り捨てる。他人の意見を聞く耳を持たず、また自分のミスを認めようとはしないなど非常に頑固。弱者に優しく接するアラダーが気に入らない模様。ある意味本作におけるメインヴィラン。
- ニーラ 日本語吹替:江角マキコ
- クローンの妹。兄に比べ理知的で、内心では他人の意見を聞き入れない兄に嫌気がさしてきている。お年寄りや子供にやさしく接するアラダ―を見て彼に魅かれてゆく。
- イ―マ 日本語吹替: 磯辺万沙子
- 角が折れたスティラコサウルスのおばあさん。お年寄りグループの中でも特に体力が限界にきている。
- アール
- ベイリーンとイーマに可愛がられているアンキロサウルス。人見知りだがアラダーたちにはすぐ懐いた。
- ベイリーン 日本語吹替:島美弥子
- 野蛮なことには慣れていないブラキオサウルスのおばあさん。その大きな足が様々なことに役立つ。
- ブルートン 日本語吹替:玄田哲章
- クローンのサイドキック。粗野で頭が固いが、クローンの命令がキッカケでカルノタウルスに襲われ怪我をし、それが原因で群れから置いて行かれたところをアラダ―たちに世話され、彼らに感化される。
- カルノタウルス
- 本作のヴィラン。恐ろしい風貌の凶悪な肉食恐竜。
用語
関連動画
関連リンク
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- アナと雪の女王2
- アナと雪の女王
- アラジン(ディズニー映画)
- ウィッシュ(映画)
- 王様の剣
- 三人の騎士
- シュガー・ラッシュ
- ジャングル・ブック
- ズートピア
- ターザン
- ダンボ
- 塔の上のラプンツェル
- 眠れる森の美女
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