ダイナミック違法建築とは、テレビアニメ『DYNAMIC CHORD』に登場するカフェの建築様式である。
違法建築カフェ、歩道封鎖カフェとも呼ばれる。
概要
アニメ『DYNAMIC CHORD』の第2話および第3話で登場するカフェ。
第2話の動画時間12分30秒付近、道明寺がスクーターで走り去っていった後のカットがDYNAMIC CHORDの代表的な作画崩壊の例として語られることが多い。
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カフェのテラス席が他の建物と比べて明らかに車道側にはみ出してしまっている。その結果、歩道が階段1段分程度の幅まで狭まり殆ど通行不可能となってしまった。
おそらく以下の法律に抵触すると思われる。
次の各号のいずれかに該当する者は、それぞれ当該各号に掲げる行為について当該行為に係る場所を管轄する警察署長(以下この節において「所轄警察署長」という。)の許可(当該行為に係る場所が同一の公安委員会の管理に属する二以上の警察署長の管轄にわたるときは、そのいずれかの所轄警察署長の許可。以下この節において同じ。)を受けなければならない。
一 道路において工事若しくは作業をしようとする者又は当該工事若しくは作業の請負人
二 道路に石碑、銅像、広告板、アーチその他これらに類する工作物を設けようとする者
三 場所を移動しないで、道路に露店、屋台店その他これらに類する店を出そうとする者
四 前各号に掲げるもののほか、道路において祭礼行事をし、又はロケーシヨンをする等一般交通に著しい影響を及ぼすような通行の形態若しくは方法により道路を使用する行為又は道路に人が集まり一般交通に著しい影響を及ぼすような行為で、公安委員会が、その土地の道路又は交通の状況により、道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図るため必要と認めて定めたものをしようとする者2 前項の許可の申請があつた場合において、当該申請に係る行為が次の各号のいずれかに該当するときは、所轄警察署長は、許可をしなければならない。
一 当該申請に係る行為が現に交通の妨害となるおそれがないと認められるとき。
二 当該申請に係る行為が許可に付された条件に従つて行なわれることにより交通の妨害となるおそれがなくなると認められるとき。
三 当該申請に係る行為が現に交通の妨害となるおそれはあるが公益上又は社会の慣習上やむを得ないものであると認められるとき。(以下略)
一応、所轄警察署長に申請を出してそれが許可されれば違法建築ではなくなる(現実にも大通すわろうテラスなどの例が存在する)が、このカフェの場合は明らかに交通の妨害となっているため許可が出る確率はかなり低いと思われる。公益上やむを得ないというものでもないだろうし。
修正版
BDやDVDに収録された版では他の作画崩壊と同様に修正が加わっている。
テラスの位置に変更はないものの他の建物が車道側に寄り、パッと見た感じの違和感はTV放送版と比べかなり低減された。歩道の幅も増えて歩行者が通行することも可能になっている。
なお、それでも他の建物と比べると微妙にはみ出しているため違法建築であることに変わりはない。
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関連動画
関連項目
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