コペンとは、ダイハツが製造していた軽オープンカーである。
名前の由来はコンパクト+オープン(Compact + Open=Copen)である。
なお、当初は軽自動車+オープン(K car + Open)でKopenだったそうだが、途中で上記へ変更になったそうな。ちなみに「KOPEN」はコンセプトカーの名前でもあった。
概要
初代(2002年〜2012年)
近年では珍しい軽自動車のオープン2シーターで、製造初年は2002年から。
外見は、円をつないだような柔らかいタッチのボディデザインに、円形のヘッド・テールランプがおごられ、何とも可愛らしい雰囲気を漂わせる。
が、そのスペックは水冷式直列4気筒DOHCエンジンをターボ過給とし、軽自動車故に馬力こそ64馬力にとどまるが、4速ATのほか5速MTをラインナップするなど、何ともアグレッシブな車なのだ。
インパネにおごられるタコメーターも10000回転スケールの物で、レッドゾーンはターボ過給エンジンとしては驚異的な8500回転を誇る。
電動で開閉するアクティブトップも、おおよそ軽自動車の装備とは思えないほど豪華である。
しかし、軽自動車としてみると190万円以上という価格がネックで、ちょっと取っ付きにくい車ではあるかもしれない。
2代目(2014年〜)
- 2013年11月、第43回東京モーターショーにてコンセプトカー「KOPEN future included Rmz / Xmz」を披露。外板が着せ替えられるデモンストレーションを行っていた。
- 2014年
主なグレード(初代)
アクティブトップ
コペンのベーシックグレード。
価格はMT:171万5000円/AT:169万5000円[1]。
ベーシックといっても装備に差異がある程度に留まり、勿論このグレードでもコペンの魅力を十分に味わう事が出来る。
また、2010年に行われたマイナーチェンジにより、これまでオプション装備となっていたシートヒーターやプロジェクター式ディスチャージヘッドライト、イモビライザーが標準装備となった。
この仕様変更により、オプションパッケージのGパックは廃止されている[2]。
これまでMT/AT共に同じ希望小売価格で販売されていたコペンであったが、MT車にLSDを標準装備としたことで2万円の価格差が生じている。
アルティメットエディションS
専用パーツを数多く採用した特別仕様車。
価格はMT:207万5000円/AT:205万5000円[3]。
アルカンターラ生地を用いた専用RECAROシートか本革製スポーツシートを選択可能になっているをはじめとして、レザー/ウッド&レザーのMOMOステアリングを選択可能となっている。
他にもBBS製アルミホイールやビルシュタイン製ショックアブソーバーなど、オプションにも設定されていないパーツをふんだんに取り入れた「究極」の一台である。
また、ホワイトメーターやフロントグリル、更にはテールレンズに至るまで専用のものを採用している。
2010年7月を以って廃止されたアルティメットエディションIIとアルティメットレザーエディションを統合する形で、2010年8月から発売開始。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
脚注
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