ダイハツ・ミライースとは、ダイハツが2011年より製造をしている5ドアハッチバックの軽乗用車である。
概要
車名の由来のイースは、ダイハツが開発した新技術である「Energy Saving Technology」の頭文字から。ダイハツ・ミラをベースにしながらも、車重の軽量化をし、ダイハツの燃費テクノロジーを駆使して「第三のエコカー」として燃費重視に絞った車種でもある。先代モデルでもあるダイハツ・エッセの弱点でもあった内外装の質感も向上された。
元来は2009年の東京モーターショーで出品されたコンセプトカーのダイハツ・イースで、コンセプトはミライースの基礎となった。なお、コンセプトカー版ではボディは2ドアだった。
ミッションはCVTのみで、ボディも5ドアのみ。駆動方式はFFと4WDが用意される。
TVCMも豪華で、デビュー当初にはアメリカの俳優ブルース・ウィリスが起用がされるほどでもあった。後に俳優・堤真一が起用をされている。
低燃費を売りにした結果、2012年には軽自動車の年間販売台数1位を獲得をした程で、ミラシリーズの売り上げにも貢献をしている。
2017年にフルモデルチェンジし、フレームにLA400系コペンで先行採用されていたD-baseを採用。一部の外板に樹脂パーツを使用し、車体の更なる軽量化と運動性能を向上させた。上位グレードではオートエアコンとLEDヘッドライトが標準装備され、最廉価グレードであるBグレードでは後席の窓が嵌め殺しになる。LA300系で不評だったステアリングとペダルの配置関係は見直され、多少運転姿勢が楽に取れる様になった。ラジオアンテナは感度で勝るものの洗車機等での破損率の高かった伸縮式から、コンパクトで耐久性に優れる可倒式に変更され、窓から腕を出した際に、丁度真上の位置になる様に配置変更された。
モデルの流れ
2012年 一部改良。装備の追加がされる。同時にトヨタへOEM供給が開始。また後にスバルへのOEM供給が開始される。
2013年 マイナーチェンジ。燃費の向上と予防安全装備「スマートアシスト」がメーカーオプション設定される。
余談
関連動画
関連商品
関連リンク
関連項目
- ダイハツ工業
- ダイハツ・エッセ(前身車種)
- ダイハツ・ミラ(ベース車種)
- ダイハツ・ムーヴ(兄弟車種)
- トヨタ・ピクシスエポック(トヨタ版の姉妹車)
- スバル・プレオプラス(スバル版の姉妹車)
- スズキ・アルト(競合車種)
- ホンダ・N-ONE(競合車種)
- ダイハツの車種一覧
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