ダイマックスとは、ゲーム『ポケットモンスター ソード・シールド』で追加された新要素の一つである。
また、ダイマックスの派生形であるキョダイマックス、ダイマックスを取り入れた「マックスレイドバトル」についても記述する。
概要
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https://twitter.com/poke_times/status/1136258984736935936
バトルにおける新要素。バトル中にポケモンが巨大化するという特殊な現象で、現在のところガラル地方でのみ確認されているという。ダイマックスできる場所は限定されているが、条件さえ満たせばトレーナーが任意のタイミングでポケモンをダイマックスさせることが可能。ダイマックス中はHPのみが上昇し、さら全ての技が強化された「ダイマックスわざ」に変化する。
ただしダイマックスには制限があり、1回のバトルで1度しかダイマックスできず、3ターン経過すると元の大きさに戻ってしまう。また、交代するとその時点でダイマックスは終了してしまい、再使用もできない。
メガシンカのように特定のポケモンのみではなく、ほぼ全てのポケモンがダイマックスすることが可能。ただし今作の伝説ポケモンはダイマックスできない。ホエルオーもダイマックスできるぞ!
ポケモンとわざが強化される、という意味では「メガシンカ」と「Zワザ」を掛け合わせたような要素であると言える。
細かい仕様は以下の通り
- 個々のポケモンにはダイマックスレベルというステータスが存在しており、HPの上昇量はこのステータスに依存する(アイテムでレベルを上げることができる)。レベル0だと1.5倍、レベル最大で2.0倍。要するに耐久力が丸々1.5倍〜2倍になる。
- 割合ダメージや割合回復は元のHPに依存した数値になる。ダイマックスレベルが最大であれば実質ダメージも回復量も半減。
- ひるみ・アンコール・かなしばり状態にならず、一撃必殺技やみちづれによる即死も無効。体重依存技やきのみを消される技は完全に無効化し、相手からの強制交代も受けない。ただしグソクムシャの特性やだっしゅつボタンなど、自身による強制交代は有効。
- ダイマックス中はこだわり系アイテムの効果が完全に消え、自由に技を選択できる代わりに恩恵も受けられない。ダイマックス終了後はダイマックス前と同じ技でこだわる。ガラルヒヒダルマの特性も同様。
- ダイマックスするとみがわり状態が解除される。
- 攻撃技を元にしたダイマックスわざの特徴は、基本的にZワザとほぼ同じなので該当記事参照。
異なる点としては威力の幅が基本的に90~150(追加効果が攻撃/特攻上昇である格闘・毒タイプの技は70~100)である点と、元のわざの追加効果は無視されるがタイプ毎に異なる追加効果が発動する点。
また、スキン特性の場合タイプは変わるが1.2倍補正は乗らない(フェアリースキンであればダイアタックがダイフェアリーに変化し、追加効果もミストフィールドになる)。
ウェザーボールなどの条件でタイプが変わる技が元になった場合、元のわざに合わせてタイプが変わる(ひでり下でウェザーボールを元にすればダイバーンになる)。
変化技は全て、「まもる」の上位互換であるダイウォールになる。ダイマックス技も完全に防ぐことができ、ゴーストダイブなどのまもる貫通技も一部防げる(フェイントは防げないが解除されない)。なお、こだわり系アイテムと違いとつげきチョッキはダイマックス中も有効。
タイプ 名前 追加効果 ほのお ダイバーン 天気「ひでり」 みず ダイストリーム 天気「あめ」 こおり ダイアイス 天気「あられ」 いわ ダイロック 天気「すなあらし」 でんき ダイサンダー エレキフィールド くさ ダイソウゲン グラスフィールド エスパー ダイサイコ サイコフィールド フェアリー ダイフェアリー ミストフィールド かくとう ダイナックル 味方全体のこうげき↑ はがね ダイスチル 味方全体のぼうぎょ↑ どく ダイアシッド 味方全体のとくこう↑ じめん ダイアース 味方全体のとくぼう↑ ひこう ダイジェット 味方全体のすばやさ↑ ドラゴン ダイドラグーン 相手全体のこうげき↓ ゴースト ダイホロウ 相手全体のぼうぎょ↓ むし ダイワーム 相手全体のとくこう↓ あく ダイアーク 相手全体のとくぼう↓ ノーマル ダイアタック 相手全体のすばやさ↓
キョダイマックス
前述のようにダイマックス自体はすべてのポケモンが可能な現象だが、一部のポケモンの内、更に特別な個体のみ、「キョダイマックス」という形態へと変化できる。通常のポケモンはダイマックスしても姿かたちは変わらないが、キョダイマックスでは外見が大きく変化するという違いがある。
見た目以外の変化としては、特定タイプの技が通常のダイマックスわざとは違う「キョダイマックスわざ」という固有技に変化するという違いがある。逆に言えば違いはそれだけであり、該当タイプは通常のダイマックスわざが使えないので、必ずしもキョダイマックスがダイマックスより優れているというわけではない・・・というかダブルバトルやサポートに特化したものが多く、単純な殴り合いなら普通のダイマックスわざの追加効果が軒並み強いので、キョダイマックスの方が扱いにくいポケモンも割と多い。
ランクバトルでは徐々に解禁されていっていたが、現在では全てのキョダイマックスポケモンが使用可能。
入手方法は一部を除いてレイドバトルのみ。そのためクリア前での入手はやや難しく、どちらかといえばジムリーダーなどの切り札としての印象の方が強いだろう(3番目のジム以降は相手のダイマックスほぼ全てがキョダイマックス)。
なお、進化先のあるポケモン(ピカチュウ、イーブイ、原種ニャース)のキョダイマックス個体は進化不可能で、キョダイマックスは遺伝しない。
キョダイマックス持ちのポケモンと固有技、および使い手のNPCは以下の通り。
ポケモン | タイプ | 名前 | 追加効果 | 使い手 |
---|---|---|---|---|
イーブイ | ノーマル | キョダイホーヨー | 相手全体にメロメロ効果 | 無し |
ニャース (原種) |
ノーマル | キョダイコバン | 相手全体をこんらん状態にする また、戦闘後にLv*200円貰える |
無し |
カビゴン | ノーマル | キョダイサイセイ | 自分や味方の使用済みきのみを それぞれ50%の確率で復活させる |
無し |
マルヤクデ | ほのお | キョダイヒャッカ | 相手全体にほのおのうず効果 マルヤクデが場を離れても継続する |
カブ |
リザードン | ほのお | キョダイゴクエン | 相手全体のほのおタイプ以外に 4ターンの間HP1/6の継続ダメージ |
ダンデ |
エースバーン | ほのお | キョダイカキュウ | 威力160固定、相手の特性を無視する | ホップ(ガラルスター) |
カジリガメ | みず | キョダイガンジン | ステルスロック効果 | ルリナ(ジム以外) |
キングラー | みず | キョダイホウマツ | 相手全体のすばやさ↓↓ | 無し |
カメックス | みず | キョダイホウゲキ | 相手全体のみずタイプ以外に 4ターンの間HP1/6の継続ダメージ |
ミツバ (フシギダネ選択後) |
インテレオン | みず | キョダイソゲキ | 威力160固定、相手の特性を無視する | ホップ(ガラルスター) |
ウーラオス (連撃の型) |
みず | キョダイレンゲキ | ダイウォールやまもるを貫通する | マスタード (一撃の型選択後) |
ピカチュウ | でんき | キョダイバンライ | 相手全体をまひ状態にする 地面タイプも麻痺させる |
無し |
ストリンダー | でんき | キョダイカンデン | 相手全体をどく状態かまひ状態にする | 無し |
アップリュー | くさ | キョダイサンゲキ | 相手全体のかいひ↓ | ヤロー(クリア後・剣) |
タルップル | くさ | キョダイカンロ | 味方全体の状態異常回復 | ヤロー(クリア後・盾) |
フシギバナ | くさ | キョダイベンタツ | 相手全体のくさタイプ以外に 4ターンの間HP1/6の継続ダメージ |
ミツバ (ゼニガメ選択後) |
ゴリランダー | くさ | キョダイコランダ | 威力160固定、相手の特性を無視する | ホップ(ガラルスター) |
ラプラス | こおり | キョダイセンリツ | オーロラベール効果 (あられ以外でも発動する) |
メロン |
カイリキー | かくとう | キョダイシンゲキ | 味方全体の急所ランク+1 使うたびに累積する(3回で確定急所) 威力はダイナックルと同じで低め |
サイトウ |
ダストダス | どく | キョダイシュウキ | 相手全体をどく状態にする 威力はダイアシッドと同じで低め |
オリーヴ |
サダイジャ | じめん | キョダイサジン | 相手全体にすなじごく効果 サダイジャが場を離れても継続する |
無し |
アーマーガア | ひこう | キョダイフウゲキ | きりばらい効果(回避率は低下しない) | ホップ(クリア後) |
イオルブ | エスパー | キョダイテンドウ | じゅうりょく効果 | 無し |
バタフリー | むし | キョダイコワク | 相手全体をどく/まひ/ねむり状態の いずれかにする |
無し |
セキタンザン | いわ | キョダイフンセキ | 相手全体のいわタイプ以外に 4ターンの間HP1/6の継続ダメージ |
マクワ |
ゲンガー | ゴースト | キョダイゲンエイ | 相手全体にくろいまなざし効果 | オニオン |
ジュラルドン | ドラゴン | キョダイゲンスイ | 相手全体の最後に使用したわざの PPを2(レイドでは1)ずつ減らす |
キバナ |
オーロンゲ | あく | キョダイスイマ | 攻撃対象のみに 50%の確率であくび効果 |
マリィ |
ウーラオス (一撃の型) |
あく | キョダイイチゲキ | ダイウォールやまもるを貫通する | マスタード (連撃の型選択後) |
ダイオウドウ | はがね | キョダイコウジン | はがねタイプ版ステルスロック効果 | ローズ/ピオニー |
メルメタル | はがね | キョダイユウゲキ | 相手にいちゃもん効果 | 無し |
マホイップ | フェアリー | キョダイダンエン | 味方全体のHP1/6回復 | ポプラ |
ブリムオン | フェアリー | キョダイテンバツ | 相手全体をこんらん状態にする | ビート |
ダイスープ
ダイスープとは
エキスパンションパス「鎧の孤島」で登場したシステム。キョダイマックスの可能性をもっているが通常のダイマックスしかできないポケモンにこのダイスープを飲ませると、キョダイマックスが可能な個体になる。逆にすでにキョダイマックス可能なポケモンがこのスープを飲むと、通常のダイマックス個体に戻る。その為、片方にしか登場しないキョダイマックスポケモン、イベントでしか入手できないキョダイマックスポケモン、孵化等で厳選した個体、色違い、隠れ特性・・・といったポケモンもこのスープでキョダイマックスが可能。
ガラル御三家(ゴリランダー・エースバーン・インテレオン)とウーラオスは、このスープを飲ませる以外にキョダイマックス個体を入手する方法はない。
また、配布の「サトシのピカチュウ」はキョダイマックス化させられない。アニポケ新無印ではキョダイマックスしていたのに…さらにポケモンGOで捕まえ・進化させたメルメタルもダイスープを飲ますことがでずキョダイマックス化できない。その為キョダイマックスが可能はメルメタルはポケモンGOからポケモンホームに転送しその初回でプレゼントされるメルメタルのみとなる。
ダイスープに必要な材料
「ダイキノコ」を3個入手し、マスター道場のキッチンにいる門下生に渡すとダイスープを作ってくれる。
ダイキノコは鎧の孤島のストーリーモードを進めると3つ手に入り、以降は「集中の森」「慣らしの洞穴」「闘心の洞窟」「ファイトケイブ」のいずれかで入手できる。ただし落とし物アイテムや木の実のように同じ場所に毎日あるわけではなく、ヨロイ島でマックスレイドバトルに数回勝利することでいずれかの場所にランダムに出現する。この時の勝利回数は決まった回数があるわけではなく、1回で入手できる時もあれば何回やっても入手できない事もあるので、集めるには根気がいる作業となる。とはいえ、レイドバトルさえ積極的に行っていれば自然と集まるだろう。
ウーラオスをキョダイマックスさせる場合・・・
ウーラオスは初めからキョダイマックス出来るわけではなく、やはりダイスープを飲ませないといけないのだが、ウーラオスはダイキノコの風味が苦手な為、通常のダイスープは飲んでくれない。その為ダイキノコの風味をまろやかにする材料を探すべく更にストーリーを進める必要がある(以下ストーリーモードのネタバレ反転)
前提として、クリア後のイベント(まどろみの森でのポップとの対戦)まで終えていないと、ウーラオスのキョダイマックスを含めた双拳の塔以降のストーリーモードが進まない。本編のストーリーモードが途中だったり、ザシアン・ザマゼンタを捕まえてない人はまずは本編を終わらせてからヨロイ島のストーリーを進めよう。なお、ウーラオスの進化は任意なのでダクマの状態でも双拳の塔以降のストーリーモードを進めることができ、クリアさせる事もできる。またストーリークリア後でもウーラオスに進化させることもできる。
双拳の塔のイベントが終わって道場に向かうとポップが待っており、ウーラオス用のダイスープの材料を探す事になる。そしてストーリーモードの終盤にダイマックスビークインとのバトルに勝利すると「ダイミツ」を入手できる(ストーリー外でもハニカーム島でのマックスレイドバトルでダイミツを入手できる。ダイスープの材料として必要になるのはウーラオスの時のみだが、「げんきのかたまり」と同じ効果を持つアイテムとしても使うことができる)。この「ダイミツ」と「ダイキノコ3個」を道場のキッチンに持っていくと、ウーラオスをキョダイマックスさせるダイスープを作ってくれる。通常のダイマックスに戻すためにも同様にダイミツが必要となる(なおウーラオスにスープを飲ませるかは任意なので、後からでも飲ませることも出来るし、飲ませずにストーリーを進行させる事もできる)。
ちなみに、この後本気を出したマスタードとの対戦となり、マスタードもまたウーラオスを手持ちに加えているが、その際は主人公が選ばなかった塔の型のウーラオスがキョダイマックスで挑んでくる。
マックスレイドバトル
ダイマックスが大体的に取り入れられた新要素。4人のトレーナーが力を合わせて特殊な空間にいる野生のダイマックスポケモンとバトルする。通常のポケモンよりも強化された強敵だが、倒すことで通常の野生ポケモンと同じくゲットできるチャンスが訪れる。マックスレイドバトル中は4人のトレーナーがそれぞれ1回づつダイマックスさせることができる。
マックスレイドバトルに挑めるポケモンはワイルドエリアの環境によって日々変化する。またマックスレイドバトルでしか捕獲出来ないポケモンも存在する(キョダイマックス以外は進化など、他の手段で入手することは可能)。
巣穴から上空に伸びる赤い柱がマックスレイドバトルに挑める場所の目印。巣穴はワイルドエリア内に大量にあるが、レイドが発生するのはその一部のみである。柱が発生していない巣穴でも「ねがいのかたまり」という専用アイテムを投げ込むことで発生させる事が可能。また、他よりも太い紫色の柱が一本だけある。こちらはレアなポケモンが出現しやすく、出現キャンペーン中以外のキョダイマックスはこの紫色の柱からしか出現しない。「ねがいのかたまり」でもランダムで発生することがある。
レイドバトルに勝利すると捕獲チャンスが発生。その如何に関わらずふしぎなアメなど各種経験値増加アイテムや、わざレコード(今作から登場した新しいタイプのわざマシン。対戦で有用な技が揃っているがわざマシンと違い使い捨て)などが手に入る。わざレコードはポケモンと同じタイプのものが複数個手に入る。
捕獲率は条件によって異なるが、自分で出したレイドバトルであればどんなボールを使っても捕獲率が100%である場合が多い。オシャボとしてウルトラボールを使いたいときなどは、レイドで該当ポケモンを探してみるのもいいだろう。
レイドバトルに勝利すると柱が消え、全ての柱を消すと新しい柱が一気に生成される(日付が変わると柱の位置が変化し、レイドバトルの内容も変わる)。逆に言えばレイドバトルに勝利できないと、日付が変わるかねがいのかたまりを使うまで新しい柱が生成されない。
なお、レイドを出現させた人がレイドバトル後にレポートせずリセットすれば、同じポケモンと何度でも戦える。レイドボスの能力値はレイドバトルが発生した時点で決まっているため、これを利用すれば6Vメタモンや色違い、キョダイマックスなどの珍しい個体がいたときに量産することができる。
詳細
ローカル通信でのバトルのほか、インターネット通信でのバトルが楽しめる。基本的に4VS1で挑むが、ダイマックスポケモンは非常にHPが高く能力も高いほか、HPを減らすと行動回数が最大3回まで増えるというまさしくボス仕様なので非常に手強い。戦えるのはそれぞれ持ち寄った一体なので、事前にシルエットとタイプを確認して連れて行くポケモンを考えること。
こちらも誰か一人がダイマックスさせる事が出来る。ただし募集者から参加した順にダイマックス出来る権利が毎ターンローテーションしていくので、誰かダイマックスするかタイミングをはかる必要がある。なお今作の禁止伝説3体はダイマックスできない(過去作の伝説ポケモンは問題なくダイマックスできる)。ただし代わりに「ダイマックスポケモンに対し威力が上昇する」専用技を持っているため、単純な火力で言えば普通のダイマックスポケモンより高い。
ダイマックスポケモンはダイマックスわざと通常技を織り交ぜて使用してくる。
HPを減らすとバリアを張り、これはバリアの枚数分攻撃を当てて破壊しない限りダメージを1/10に大幅カットしてしまう(戦闘開始時にバリアを張るパターンもある)。ダイマックスわざなら2ダメージを与えつつバリアを2つ分割る事が可能。一撃必殺技はダメージを与えられない代わりにバリアを2枚割る効果がある。このためダメージでは伝説のポケモンに軍配が上がる事が多いが、バリアは1つしか割れないという難点がある。
また、バリアを張る前に高火力で1撃で倒す…ということもできない。バリアを張るHPになった時点で強制的にHPの減少が止まり、バリアを張ってしまう。
なお、相手がバリアを張っている場合、わざの追加効果も発生しない。ダイマックスわざも例外ではなく、天候変化もフィールド変化も能力上昇も何も起きないので要注意。
バリアを割ると大ダメージが入って防御と特防ががくっとさがり畳み掛けやすくなる。ただし星の数が多いバトルは二回目のバリアを張る事がある。ちなみにバリアがかかった状態だと特性によるものも含めこちらからの能力下降や状態異常を無効化してくる。また、追い詰めたり能力を悠長に積んでいると攻撃開始時にいてつくはどう双方の能力変化をリセットして特性を1ターン無効化してくる。ただし相手の増加ステータスは変わらないのがひどい。
相手によっては複数回行動を活かして積みながら殴ってきたり、全体攻撃技を使って来たり、状態異常技をしかけながら殴って来たりと、かなりやりたい放題してくる。
なお、自分のポケモンが倒されてしまったプレイヤーは次のターンに「おうえん」することが可能。ダイマックスパワーなるもので増幅された「おうえん」は様々な効果を引き起こす。効果はランダムだが、バリアを残り枚数に関係なく完全に破壊することもあるので中々侮れない。
その次のターンになるとポケモンは自動的に復活する。ただし後述する強制終了条件の兼ね合いもあるので、復活しない方がマシな場合もあるが…。
このようにただで倒すには厄介なレイドボスにふさわしい手合である。
しかし4人足りなくてもNPCとしてサポートトレーナーが入るのでぼっちでも安心……
と言いたい所だがこのNPC、なかなかに構成とAIが酷い。星1~3ならまだしも星4~5のレイドとなると最早戦力としては役に立たず、いかに死なずにバリア割りに貢献出来るかが評価の軸となるためである。
何せこのマックスレイドバトル、強制終了条件がある。ひとつは10ターン経過でこれは滅多に引っかかる事はないが、問題はもう片方の「4回瀕死になる」というもの。これは4人全員で4回までしか瀕死になれないという事なので、いかに自分が強力な技の打ち合いに耐えうる強いポケモンを連れても味方が死にまくってしまい強制終了という事がありえるのだ。前述のバリアの仕様上、やられる前にやるというのも不可能。しかも、NPCは「おうえん」しないので死ぬことによるメリットもない。
必然、上記のバリアもさっさと割りきる必要がある。つまりNPCには火力よりも手数が求められるのだが、だというのに反動技や溜め技を持ち込んでくるポケモンがいる。これらは攻撃するだけまだ良い方で、補助技を連発してくる手合は更に敬遠される。何せ積み技を使った所で焼け石に水、どころか結局その積みも剥がされるだけなので……
というわけでNPCを交える場合はいかに仕事をしてくれる味方を引けるかのNPCガチャとなってしまうのである。勿論優秀なNPCでもタイプ相性が不利な時に登場する事もある。逆に普段は無能なNPCが珍しく本気を出して大きく貢献してくれる場合もある。かなり厳しい運ゲーである。
特に☆5レイドで相手が全体攻撃技を頻繁に使用してくる場合、最適解ともいえるポケモンを連れて行ったとしても安定した勝利は難しい。カジリガメ・カビゴン・ストリンダーなど、出現キャンペーンに全体技使用ポケモンが選ばれた場合は頻繁に出現するため非常に邪魔。
なお、NPCのポケモンのレベルはプレイヤーの使用ポケモンのレベルの7割になる。可能な限り高Lvのポケモンを使用して、NPCの耐久力も底上げしておきたい(それでも死ぬときはすぐ死ぬが)。
味方NPCの一覧
過去作にも登場した「ポケモンと関係のある人物や声優が、ゆかりのあるポケモンを出してくる」というネタが使われている。
ヨロイ島ではクララ/セイボリーや道場の門下生が、カンムリせつげんではピオニーやシャクヤが参加することもある。
- マニューラ…フルアタッカー。素早さも高くこおりのつぶてで先んじてバリア剥がしも担当してくれる優秀なNPC。トレーナーが「ショウコ」。
- ピカチュウ…フルアタッカーだがピカチュウの耐久が低いのが難点。トレーナーが「イクエ」。
- コータス…ひでりから炎技を打ってくれるフルアタッカー。物理耐久もあり割と優秀。ダイマックス技で天気を張り替えられる事があるのが残念。
- サンダース…フルアタッカー。火力はないが素早さが高く、手数の面できっちり仕事をしてくれる。
- ヨワシ…フルアタッカー。アクアテールをたまに外すぐらいでまあまあ役に立つ。低Lvのうちは特性が発動しないので注意。
- エンニュート…フルアタッカー。足が速いが地面4倍ともらいびでたまに足を引っ張る。
- クイタラン…フルアタッカー。ほのおのムチで相手の防御を下げてくれる。
- ナゲキ…フルアタッカー。褒めちぎるほどでないにしろいぶし銀。ゴーストタイプが相手でない限り仕事をする。
- ハリーセン…フルアタッカー。いかく持ちで物理相手に来てくれると嬉しい。タスキ持ち。
- ダダリン…フルアタッカー。安定した能力と命中の持ち主。
- ドロバンコ…フルアタッカー。火力は全く期待出来ない。トレーナーが「ヒロキ」。
- カビゴン…フルアタッカー。……なのだが反動技のギガインパクトを使ってくる。耐久力があるのが救い。
- ルチャブル…補助技を使うがフェザーダンスな分相手が物理ならあり…と言いたい所だがバリアで効かなくてもお構い無しに仕掛けるため微妙。
- コイキング…ハズレ枠……かと思いきやハイドロポンプを備えてタスキを持っているフルアタッカー。バリアを割ってくれる分下手なNPCより役に立つ事もある。
- マラカッチ…溜め技のソーラービームを晴れでなくてもお構いなしに使う。その癖耐久力も別に高くない。一応たまにふいうちをしてくれる事がある。
- ピッピ…このゆびとまれといやしのしずくでサポートをしてくれるがそんな事よりバリアを割ってほしい。耐久力があるのでダイマックス技から守ってくれるだけまだ仕事をしてくれる可能性がある。
- トゲピー…いやしのしずくでサポートをしてくれるが、ピッピと違い耐久力がまるでないのでとんでもなく足手まとい。一応技の残り3枠は攻撃技なので、運次第ではバリアを割ってくれる。その低い運の状況から更に低い運が引ければげんしのちからで積んで攻撃してくれることもある。トレーナーが「マユミ」。
- イーブイ…ひたすらてだすけ。火力が高くてもバリアのHP制限に引っかかるのであまり意味がなく、高難易度のレイド相手には「そんなことよりバリア割ってくれ」と思うことしきりである。トレーナーが「アオイ」。
- ソルロック…コスモパワーとロックカットで無駄に積んでは剥がされる弱いケッキング。下手をすればトゲピー以下。
- ソーナンス…最悪のハズレNPC。型を判断せずカウンターとミラーコートを適当に使うので運が悪いと全く仕事をしてくれない。その運ゲーだけしてくれるならまだしもドわすれで無駄に積んでくる事すらある。耐久力の高さに助けられることも一応ないわけではないが。トレーナーが「シンイチロウ」。そこは「メグミ」じゃないのかよ
おすすめ使用ポケモン
- ムゲンダイナ…誰でも確実に入手でき、伝説のポケモンなのでステータスが高く、ドラゴンタイプのダイマックス特効わざを使える。とりあえず最初にLv100にしてこだわりメガネを持たせればある程度はなんとかなる。かえんほうしゃやヘドロばくだんではがね・フェアリー対策も可能(ヘドロウェーブは味方を巻き込むのでNG)。対メタモンをソロでやる場合は味方のピッピやトゲピーへのへんしんに注意。
- ザシアン・ザマゼンタ…こちらも伝説のポケモン。はがねタイプのダイマックス特効わざを使える。火力はザシアンの方が高いが、ザマゼンタは壁を張って味方NPCの生存能力を上げることができる。
- ウオノラゴン…ハチマキがんじょうあごエラがみの強さは折り紙付き。複数人で通信する場合はわざエフェクトが強制的にONになるが、上記の伝説ポケモンのダイマックス特効わざはエフェクトが長いので時短という意味でも役立つ。ちょすい・よびみず相手には無力なことと、ひざしがつよい天候で火力が落ちる・(解禁されれば)ひざしがとてもつよい天候では不発となる点に注意(特に味方NPCのコータス)。同様の理由でパッチラゴンもアリだが、はりきりだと命中が不安。ホストやソロならばダイマックスで誤魔化すのが無難。
- ニャイキング…隠れ特性のはがねのせいしんで味方のはがねタイプのわざ威力が1.5倍になる。この効果は「自分にも効果がある」「複数体分が同時に適用される」ため、4人全員ニャイキングだと5倍以上(ハチマキの1.5倍込みで約7.6倍)の超火力になる。3人ニャイキング・1人ザシアン(ザマゼンタ)もアリ。4人で示し合わせる必要があるためソロや野良では使えない。いてつくはどうも弱点だが、バリアの上からでも高火力を叩き込めるので大体使われる前にケリが付く。
- ジジーロン…ソロで「ながら」でやる場合の選択肢。さわぐを使用することで、3ターンの間何も操作しなくていい。
おすすめもちもの
基本的に何回も周回する前提なので、使い捨てアイテム(各種きのみ)やのどスプレーなどはおすすめしない。
- こだわりメガネ/こだわりハチマキ…純粋な火力アップのもちもの。Lv100の効果バツグンともなればバリアの上からでも十分なダメージが見込める。但し、かなしばり・いちゃもん・のろわれボディには注意。わるあがきでしょうもないダメージ+反動という悲劇が待っている。
- こだわりスカーフ…ウオノラゴンのエラがみの効果を確実に使いたいときに。Lv100で素早さの努力値を限界まで上げたこだわりスカーフウオノラゴンの速さについてこれるレイドのポケモンはほぼいない。
- いのちのたま…かなしばり・いちゃもん・のろわれボディが想定される相手に対して。攻撃後のダメージがあるが、Lv100の適切なポケモンをレイドに出していれば大抵は気にならないはず。特性グラスメイカー(夢特性ゴリランダー、カプ・ブルル)でグラスフィールドを展開してデメリット軽減を図る手もあるが、相手のダイマックス技でフィールドの書き換えをされる可能性もある。
- とつげきチョッキ…マックスレイドバトルでは積み技は基本的に非推奨であるため、ほぼデメリットなしで特防を強化できる。特殊アタッカー相手のレイドに対する安定感が増す。
ダイマックスアドベンチャー
エキスパンションパス「冠の雪原」の要素。4人のトレーナーがレンタルポケモンを使用し、マックスレイドバトルをこなしながら最奥の伝説のポケモンを目指す。途中のレイドバトルで捕まえたポケモンは、一人だけ手持ちと入れ替えることも可能。
また、負けるまで挑戦し続けるエンドレスモードも存在する。
戦闘の基本的な面はマックスレイドバトルと同じだが、いくつか大きな相違点がある。
- レンタルポケモンを使用しての戦いになる
前述の通り。強いポケモンでの力押しができない。
レンタルポケモンではあるが親=プレイヤーという扱いになるため、ジムバッジ不足時も言うことは聞いてくれる。 - 敵がバリアを張らない、行動回数が少ない
このため1戦あたりの難易度は低い。 - 自動回復無しの4連戦である
道中の木の実を取ればHPの回復は可能だが、ポケモンを入れ替えない限りPPや状態異常もそのまま。なお、道具の使用もできない。
また、合計4回のひんしか10ターン経過で失敗になるのは同じだが、ひんし回数は4連戦で共有。つまり4戦中でひんし回数を3回までに抑える必要がある。強力な全体攻撃を使われるとかなり辛い。 - ダイマックス権のローテーションが、戦闘を跨いで行われる
自分がダイマックスした状態で戦闘を終わらせると、次の戦闘ではダイマックス使用可能まで3ターンの状態になる。
ダイマックス権が自分に回ってくるタイミングでひんしになってしまうことも珍しくない。
以上の面から通常のマックスレイドバトルと異なり補助技や回復技も重要となっている。
ソロだったり人数が足りなかったりするとNPCと共に攻略していくことになるが、同じレンタルポケモンを使うためポケモンの性能がマシになっており、ハズレ行動も少ない。
とはいえAIと相性が悪いレンタルポケモンも多く、「補助技使ってる暇があったらとっとと殴れ」という状況になりがちなのはあまり変わらない。何なら味方も重要な戦力であるためハズレ行動ばかり使われたときの被害はマックスレイドバトル以上であり、結局ヘイトが溜まりがち。
報酬は捕まえたポケモンのうち1体と、様々なアイテムと交換できるマックスこうせき。
ポケモンは色違い確率がかなり高めに設定されている。ひかるおまもり込みで1/100らしい。
ただし注意点として、色違いかどうかは捕まえてみないと分からない。マルチで同じポケモンを捕まえても色違いかどうかは個々人で異なる、ポケモンGO方式。これは伝説のポケモンも同じ。なのでとりあえず毎回捕まえておこう。
伝説のポケモンは一度しか捕まえられない(一通り捕まえた後は再出現するが、捕獲はできない)が、捕まえなかったり報酬に選ばなかったりすれば再度挑戦できる。3体までなら居場所を記録しておくことで、最奥の伝説ポケモンを固定することが可能。
捕獲率は100%なので任意のボールに入れることも可能だが、報酬に選ばなかったとしてもボールは消費してしまうため、ガンテツボールなどのレアなボールで厳選したい場合は報酬選択画面でリセットすることになる。
その際の注意点として、ダイマックスアドベンチャー中でのリセットと認識されるため3回目以降はペナルティとしてマックスこうせきを支払う必要が出てくる。一度でも普通にクリアすればペナルティは消えるので、リセットは連続2回までに留めておこう。
このダイマックスアドベンチャーにより、イッシュ三銃士(ビリジオン・テラキオン・コバルオン)とレジ系を除く全ての伝説のポケモンが捕獲できる。ただし、図鑑に登録はされず、またパッケージ伝説(禁伝)およびラティオスとラティアス・トルネロスとボルトロスはバージョン制限がある。イッシュ三銃士とレジ系は別の条件で捕獲し、更にカンムリ雪原図鑑にも登録される(レジギガスは図鑑には登録されない)。
冠の雪原ストーリークリア後(ある条件があるため、必然的に本編もクリアすることになる)にはベベノム・アーゴヨン以外のウルトラビーストも捕獲できるようになる。ベベノムはダイマックスアドベンチャー内である条件を満たして譲り受けることになる。
なお、マックスダイ巣穴にさえたどり着くことができれば、ジムバッジが不足していてもダイマックスアドベンチャーに挑むことができ、本来捕獲できないレベルであってもポケモンの捕獲ができる。つまり、ゲーム序盤にここにたどり着き、ダイマックスアドベンチャーでLv65の一般ポケモンやLv70の伝説のポケモンを集めて本編の敵を蹂躙することもできなくもない。
主なハズレポケモン
- オニシズクモ
特性がすいほうではなくちょすいなオニシズクモ。自分で使ってもあまり強くないが、NPCに使われると本当に酷いことになる。
NPCの使うオニシズクモの優先行動は「味方へのなかまづくり」。敵が水技を持っていなくてもお構いなし。まともな行動はしないわ味方の特性消すわで非常に厄介。 - ナマコブシ
そもそも能動的な攻撃技を何も持たないナマコブシ、技構成はどくどく・ちょうはつ・ベノムトラップ・カウンター。NPCどころか自分で使っても当然弱い。
敵次第では本当に何も仕事がない。そもそもどくどくは3ターンくらいでいてつくはどうでかき消されるため、システムとの相性が悪すぎる。
タイプ相性ヒントについて
上述の通り、最初に今回待ち受ける伝説のポケモンのタイプは公開されるのだが、多くの伝説のポケモンが複合タイプであるため、喜劇と悲劇が両方ありうるのが注意。
特に、オンラインでランダムマッチングをした場合、自分には特定の相手と見えていても他のプレイヤーには相手不明となっていることが普通に発生するため、要注意。
余談だが、全てのポケモンがタイプ一致技を完備しているわけではない。例えばはがね/ひこう複合タイプのテッカグヤはひこう技を持たないため、ひこうを弱点としてサブウェポンにほのお・でんき(テッカグヤの弱点)を持つポケモンで挑んでもタイプ一致ひこう技で痛い目には合わない(その代わりテッカグヤは弱点2タイプに一貫性を持つじしんを使ってくるのだが…)。
- 伝説のポケモンのタイプがむし/かくとう/どくの場合
表示されたタイプがむし/かくとうの場合、一瞬で相手ががフェローチェまたはマッシブーン(むし/かくとうの複合タイプ)とバレてしまう。タイプがわかりきっているので、ひこう(4倍弱点)・ほのお・エスパー・フェアリーと対策は容易。
どくの場合はこちらもウツロイド(いわ/どく複合)と即座にバレるので、はがねタイプで行ってメインウェポン両方を半減以下で受けるか、じめんタイプで4倍弱点を突くかは流れに合わせてどうぞ。 - 伝説のポケモンのタイプがいわの場合
上記のウツロイドまたはいわ/はがね複合のツンデツンデしかなく、じめんタイプで4倍弱点を突け、安定して討伐ができる。 - 伝説のポケモンのタイプがあくの場合
ソード版プレイヤーならあく/ドラゴン複合のアクジキングと即座にわかる。シールド版ならあく/ひこう複合のイベルタルの可能性もあるが、どのみちフェアリー・こおりタイプに対する有効打はない。 - 伝説のポケモンのタイプがはがねの場合
はがねタイプはそもそも守備に優れたタイプとして定評があり、更に伝説のはがねポケモンは全て複合タイプであるため、はがねタイプの弱点を消されたり4倍弱点化されたりと非常に推察が厄介。
具体的には、じめんタイプを持ち出した場合、相手がツンデツンデ・ヒードランなら4倍弱点を突けて旨味だらけだが、カミツルギには等倍にされたりテッカグヤには無効化されて目も当てられない(仲間がうちおとすを覚えていれば話は別)。ほのおタイプで挑んだ場合はディアルガ・ツンデツンデに等倍にされたりヒードランにはもらいびの特性で炎を喰われてしまう。 - 伝説のポケモンのタイプがドラゴンの場合
伝説のポケモンにはドラゴンタイプが多く、タイプも千差万別である。シールド版プレイヤーならばとりあえずフェアリー選んでおけばある程度は安牌だがソード版ではフェアリータイプを等倍で受けてしまうレシラム・ディアルガが出てくる場合があり、要注意。どちらもじめんタイプが弱点だが、ドラゴンタイプを見てじめんタイプを選ぶという曲芸を要求される。
なお、ジガルデは相手としてそもそも格が違うため、こおりの4倍弱点があるといっても細心の注意が必要。
余談
数段階に分けて巨大化する演出やひんし時の大爆発は某光の巨人シリーズを思い起こさせる。ポケモンの着想元がカプセル怪獣だということを考えると興味深い。
というか人型ポケモン(とくにカイリキー)はそのまんまである。
過去作品でも巨大化のシーンはけっこうあり、アニメではポケモンAGの第65話『ゴクリン撃退大作戦!!』では装置の影響でサトシのキモリとゴクリンが巨大化してバトルを行っていた。
「大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ」に参戦しているファイターの一人であるプリンは最後の切りふだとして「おおきくなる」が使える。
複数人が1体のポケモンと戦うレイドバトルは「ポケモンGO」で既に取りいれられている。
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