ダスティ・アッテンボロー単語

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ダスティアッテンボロー
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ダスティ・アッテンボローとは、銀河英雄伝説に登場するキャラクターである。

概要

ダスティ・アッテンボロー
Dusty Attemborough
(S.E. 769 - S.E. ? )
In the Animation (1988-2000)

CV井上和彦石黒監督OVA)、横悦夫(長篇「黄金」)、石川界人Die Neue These)。

自由惑星同盟軍に所属し、最終階級は中将。座乗艦はトリグラフマサソイト。ヤンがイゼルローン要塞駐留官になって以後、分艦隊官としてその腕を振るう。

26歳で閣下と呼ばれる立場になったが、これはヤンよりもかった。アムリッツァ会戦などで多数の将星を失ったこともあって、バーラトの和約に到るまでは自由惑星同盟軍をしう重な人材であった。

バーラトの和約後は不穏分子として同盟政府の監視対となるが、ヤンの同盟脱出においてはシェーンコップバグダッシュらと共にこれを画策、ヤン・イレギュラーズの中核となる。ヤン暗殺後はユリアンを支える黒幕となり、彼を助けてイゼルローン共和政府軍事面で支えた。

人物・能力

明るく前向きな毒舌。好きな言葉は「それがどうした!」。軍人らしくはないが、軍の規を維持するためには厳しい態度に出ることもある。

判明している家族パトリック方の祖にダスティ、ほか三人で、長男かつ末っ子。元々はジャーナリスト志望だったが、パトリック・アッテンボローが軍人であった義ダスティとの結婚時に約束していたことから強引に軍人にさせた。士官学校時代は脱柵遊びの常習犯であったが、それが縁でヤンと知り合う。やはり脱走を得意とする、リチャード・アッテンボローとの関係は定かではない。同じように革命を志したものの立場を異にするという点で、銀河帝国初代皇帝ルドルフ・フォン・ゴールデンバウムとは「究極の革命 vs 至高の革命」の関係にあるといえるだろう。

戦術は非常に優れており、逃げるフリと逃げ足を活かした囮役や足止めなどゲリラ的な揮を得意とする。士官学校時代のシミュレーションの頃から敗軍の再編と抵抗において抜きん出ており、「この青年揮すると、敗軍のうごきが急に精をおびるのが不思議」とまでられている。

アムリッツァ前戦でウランフ率いる第10艦隊が黒色騎兵と戦った際は同艦隊に所属しており、官を失いながらも残存部隊の脱出が成功したのは、彼の働きが大きかったとされている。イゼルローン回廊帝国側での遭遇戦では新兵の割合が高い艦隊を率いて、本体の援軍が到着するまでを支え、回廊の戦いでは黒色騎兵相手に囮役を務め、回廊に引きずり込むことに成功している。新フェザーンでは、皇帝ラインハルト暗殺を試みる地球教徒をユリアンポプランと共に追い詰めもしている。

ヤン暗殺後はユリアン導者として自分が黒幕となることを決心し、ユリアン導に疑義を抱く者にたいして厳しい態度で臨んだ。ユリアンが世間から「ヤンの功績を盗んだ」と批判されることに対しては、これに対してっ向から反論。ヤンとの仲からユリアンとも非常にしくしており、また彼のを認めていたことから、終始ユリアン護者であり良いお兄さんであった。

皇帝ラインハルトが崩御した後は帝国議会議員になる希望っていることから、以後ユリアン摂政皇太后ヒルガルド帝国議会設立の合意に到った場合、議員に立補した可性も考えられる。

独身義で妻や人はいないが、同盟脱出に際しフレデリカがヤンの軍服を用意していたのを見て、独身義の返上を伺わせる言動をしていた。また、自身の経験をノートにしたためており、いずれはこれを自叙伝にして大けしようと考えている。常にヤンやユリアンの近くにいて歴史の中心部に身を置いていたことから、自叙伝が発刊されれば重要な史料となったはずである。

毒舌仲間  

毒舌仲間ポプランとシェーンコップときどきユリアン
ポプランとは頻繁にやりあっているが、彼に押され気味になることも多い。軍議でも特に遠慮はしない。
ポプラン観測射→アッテンボロー応射→ポプラン効射→アッテンボロー応射→ムライ咳払い介入→鎮圧」が王道パターンとなっていた。

若手士官の集まりに加わろうとしてポプランに「三〇歳以上はおことわり」と拒否されたり、30歳になったときアッテンボローが「おれはシェーンコップ中将みたいに悪いことはなにもしていない。それなのになんだって三〇歳にならなくてはならんのだ」と不満を述べたのに対し、シェーンコップから「なにも悪いことをできなかったような甲斐性なしに、三〇歳になってもらいたくないね」と返される、などというやり取りをしたこともある。この三人の毒舌共鳴は、ユリアンも呆れるほどのものだった。

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ダスティ・アッテンボロー

151 ななしのよっしん
2021/11/16(火) 22:28:42 ID: 8o3Zrll4/K
両方とも艦隊は不足なく動かせるが魔術師皇帝双璧メルカッツのように大局を任せられる器ではまだない
端的にそれでいいような気がする
上級大将級とは確実にワンランク差があってそれも結局のところ経験が一番大きいのかなって
上の任せられるの面子にどっちが上か聞いても「実戦場では末な差でしかない」としか返ってこない気が

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152 sage
2022/03/14(月) 01:47:22 ID: IMB1H+e3Oi
単純に戦場での働きで見たら、バイエルラインは上ミッターマイヤーロイエンタール(あと破壊だけでここに割って入れるビッテン)を除く上役とべても、そこまで劣るものじゃないと思うけどね
総合では確実に一段落ちるだろうけど
帝国に生まれていたら、ミュラー辺りの右腕として活躍して(そしてヤンに手玉に取られ)そう
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153 ななしのよっしん
2022/08/17(水) 21:46:38 ID: fgabW6KcaV
作中描写での活躍で評価するなら全キャラでヤンに次いで戦闘回数が多く実績もバイエルライン大将達どころか上級大将筆頭のミュラーよりも活躍しているからなあ

(というかミュラーは実績にくらべてなぜか過大評価され過ぎている、要塞戦ではメルカッツ敗しバーミリオンでは結局ヤンを食い止められずマルアディッタ会戦ではアニメでは寡兵のカールセンさえ止めきれずに突破されている(原作では一部)のにどこが鉄壁やねんと言いたくなる)

アッテンボローは作戦を提案してレンネンに痛打を与えているし大将どころか上級大将クラスにも劣る描写は全くいんだけどどうしてもバイエルライン戦闘で拮抗しているという地の文が足を引っっているよなあ
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154 ななしのよっしん
2022/10/21(金) 01:57:58 ID: LUEeQS/b4I
アッテンボローが双璧未満の相手と戦って負ける所が想像できない。
大軍を相手にして勝てずに逃げ出す所は容易に想像できるが、それでも負けなさそう。
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155 ななしのよっしん
2022/11/13(日) 03:15:53 ID: FJ6ZJ4xY7S
バイエルラインは後の宇宙艦隊長官だから…(震え声)
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156 ななしのよっしん
2022/11/16(水) 00:10:23 ID: LUEeQS/b4I
回廊の戦いとか見直すとアッテンボロー、普通に後の七元帥クラスと正面から戦って互どころか翻弄すらしてるからなあ…
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157 ななしんぉよっしん
2023/01/04(水) 09:36:00 ID: 1+tX3d3Kt5
偽装退却の名手というのは、本当に実ある指揮官でないとできない。モンゴル軍や島津軍が多用しているが、両方とも実はめちゃくちゃ強い。
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158 ななしのよっしん
2023/06/08(木) 12:37:26 ID: iOYTAgNdSn
アッテンボローもまたユリアンフレデリカとは別でヤン先輩ラップ先輩にキャゼル先輩とかを見てきたからな
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159 ななしのよっしん
2023/08/21(月) 08:39:05 ID: UKEjx4BWna
バスティ・アッテンボローだと思ってた
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160 ななしのよっしん
2024/01/20(土) 22:55:37 ID: LUEeQS/b4I
>>158
そこに加えてウランフ陶もあったと思いたい
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