ダニエラ・ハンチュコワはスロバキアのテニス選手である。ハンチュコバの表記揺れがあるが、本記事ではニコ動のタグに多いハンチュコワとした。マリア・シャラポワ登場前、テニスファンにとって妖精と言えば彼女を指した。
概要
Daniela Hantuchova | |
基本情報 | |
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国籍 | スロバキア |
出身地 | スロバキア:ポプラト |
生年月日 | 1983年4月23日 |
身長 体重 |
181 cm 62 kg |
選手情報 | |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手打ち |
デビュー年 | 1998年 |
引退年 | 2017年 |
テニス選手テンプレート |
2000年代に入った頃から主にダブルスで実績を積んでいたが、2002年のインディアンウェルズでマルチナ・ヒンギスを破って優勝、涼やかなルックスも相まって一気に注目を集める。この年ランキングTOP10入り、アンナ・クルニコワがシングルスツアータイトルを獲得できないまま徐々にフェードアウトする中、次代のアイドル選手の地位を固めたかに見えた。しかしその後は期待とは裏腹に伸び悩んでしまう。2003年のウィンブルドンでは日本の浅越しのぶに対して最終セットで3回のマッチポイントを逃して泣き出してしまった。拒食症の噂が出るなど過剰報道でメンタル的に潰れることも心配された。
いつまで持つか不安な時期もあったが、ブレイクから10年以上プレイを続け、2017年7月に引退を表明した。結局TOP10にいた時期は長くなかったが、2007年から2008年にかけて再浮上した時期もあった。女子ダブルスでは3回の四大大会決勝を経験している。いずれも準優勝に終わったが、うち2回は日本の杉山愛とのペアだった。杉山にとって最後の大会となった2009年東レパンパシフィックでもペアを組んで決勝進出している(結果は準優勝)。またミックスダブルスでは地味にキャリアグランドスラムを達成していたりする。
ルックス的にも実績的にも全盛期だった2002年から2003年ごろは「妖精」と言えば彼女だったが、その後シャラポワのウィンブルドン優勝で立場を失った感がある。しかしルックスだけならシャラポワに負けてないというテニスファンは少なくなかった。性格も非常に良い選手だったらしい(が、プロスポーツ選手としてそれが良いことなのかは…)。
主な実績
単複共にランキングは最高5位だが、実績はダブルスの方が目立っている。ミックスダブルスのキャリアグランドスラムは全て異なるパートナーで各大会を1回ずつ優勝して達成した。
- WTAシングルスランキング最高5位
- WTAダブルスランキング最高5位
- 全豪オープンダブルス準優勝2回(2002年、2009年)
- 2006年全仏オープンダブルス準優勝
- 2001年ウィンブルドンミックスダブルス優勝
- 2002年全豪オープンミックスダブルス優勝
- 2005年全仏オープンミックスダブルス優勝
- 2005年全米オープンミックスダブルス優勝
- シングルス通算優勝回数 7回
- ダブルス通算優勝回数 9回
- シングルス通算マッチ成績 570勝415敗
- ダブルス通算マッチ成績 288勝234敗
関連動画
関連項目
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