- プロ野球選手一覧 > ダニエル・カブレラ
ダニエル・カブレラ(Daniel Alberto Cabrera、1981年5月28日-)とは、ドミニカ共和国出身の元プロ野球選手(投手)である。
概要
OB | |
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ダニエル・カブレラ Daniel Cabrera |
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基本情報 | |
国籍 | ![]() |
出身地 | サンペドロ・デ・マコリス |
生年月日 | 1981年5月28日 |
身長 体重 |
203cm 118kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 1999年アマチュアFA |
経歴 | |
国際大会 | |
代表チーム | ![]() |
WBC | 2006年 |
プレミア12 | 2015年 |
プロ野球選手テンプレート |
1999年にボルチモア・オリオールズと契約し、2004年にメジャーデビュー。この年先発ローテーションに定着し、防御率5.00ながら12勝8敗の成績を挙げる。最速100マイルの速球はメジャーでもナンバー1と言われた。
その後もオリオールズで先発投手として活躍するが、とにもかくにもノーコンであり、2006年と2007年には2年連続でリーグ最多与四球を記録。2007年には三塁走者のフェイントに引っかかってボークを喫し、逆上して打者へ危険球を投げ乱闘を引き起こす。この事件によってファンからは「100万ドルの速球と10セントのおつむ」と揶揄される。
2008年も8勝10敗で防御率5.25の成績でオフに契約が切れ、ワシントン・ナショナルズへ移籍。
しかしナショナルズでは全くふるわず、アリゾナ・ダイヤモンドバックスに移籍するがここでもパッとせず。その後マイナーを転々とし、2010年に右肘を痛めてトミー・ジョン手術を受ける。
2012年にマイナーで実戦復帰。オフに中日ドラゴンズに入団した。背番号70。
2013年は、キャンプではまともに練習する前から首が痛いだの風邪を引いただの言い出して問題児扱いされたが、開幕ローテーション入りすると開幕3連勝を挙げる好調な滑り出しを見せる。しかしクイックが苦手で走られ放題という弱点も徐々に露呈。6月5日のオリックス・バファローズ戦で投球中に脇腹を痛めて緊急降板、肋骨の骨折と診断され戦線離脱してしまった。7月下旬に復帰後はシーズン終盤までローテーションを守り、9月は防御率1.24と好成績を残したが援護も少なく勝ち星はあまり伸びず、20試合で6勝5敗、防御率3.09という成績でシーズンを終えた。
2014年は背番号99に変更。防御率が4.09と悪化し、オフに自由契約となった。
2015年はシンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだが解雇され、メキシカンリーグのキンタナロー・タイガースに入団した。
その後現役を引退した。
その他
203cmの長身から放つ150km/hの直球が武器で、投球の85%がストレートというパワーピッチャー。試合前のチーム練習に参加せず、試合開始1時間前に球場入りして30分で準備を済ませて投げるという独自の調整法でプレーしている。
DH制のある環境で育ったので試合で初めて打席に立ったのはプロ入り後、公式戦初安打は来日後というくらいに打者としての経験と能力に欠けている。一応バットは振るがまず当たらない、バントする技術も怪しい、何かの間違いで塁上に出てもベースランニングすら危なっかしい、タッチアップもおぼつかない、と散々。それでも2014年にはなんとかバントくらいは出来る様になったらしい。
成績
通算投手成績
通算:8年 | 登板 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
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MLB:6年 | 162 | 155 | 6 | 2 | 48 | 65 | 1 | 0 | .425 | 892.1 | 520 | 674 | 548 | 506 | 5.10 |
NPB:2年 | 34 | 34 | 0 | 0 | 11 | 12 | 0 | 0 | .333 | 193.2 | 75 | 157 | 89 | 75 | 3.49 |
関連動画
関連項目
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