ダライアス外伝とは、1994年にタイトーが発売したアーケードゲームで横スクロールのシューティングゲームである。アーケードゲームとしてはダライアスシリーズの第3作目となる。
概要
大型筐体だったアーケード前2作とは違って1画面構成になり、新システムとしてボンバーを採用した。これにより、新規ユーザーがプレイしやすくなっただけでなく、筐体の流通がしやすくなり、より多くの筐体が稼動できるようになった。
ゲームシステム、ゲームバランス、グラフィック、BGM、難易度、ボリューム、演出など、全てにおいて一級品の出来となっており、ダライアスシリーズ最高傑作との呼び声も高い。一部からは全STG最高傑作とまで言われることがある程で、94年にはゲーメストのシューティング部門の大賞に選ばれている。そのため、格ゲー全盛期でSTGは冬の時代真っ只中であったにもかかわらず大ヒットとなった(ちなみに94年には他にもレイフォースや雷電DXなどがヒットしている)。また、本作を紹介する個人サイトやブログも多く、特にアーケードSTGを扱っているサイトでは必ずといっていい程紹介されている。
ちなみに、タイトルがダライアスⅢとならなかったのは、多画面が特徴だったダライアスシリーズの続編となることを避けるためだったという。後に後付け設定としてダライアスのストーリーの正史に加えられた。
また、道中よりもボス戦が重視されている点や、BGMとゲーム画面のシンクロ演出などのゲームデザインは後続の他作品にも多大な影響を及ぼした。
ストーリー
- 概要
- 惑星ダライアスからプロコとティアットが脱出したのに続いて、他の輸送艦隊も脱出を行い、2人とは別の惑星に逃げ延びた後の物語。
時は流れ、惑星ヴァディスでは惑星ダライアスへの帰還計画が開始されていた。惑星ダライアスへの航路を築くため、前線基地の建造、大規模移民船団の編成が行われる。
しかし、その前線基地が次々とベルサーの艦隊に破壊される事件が発生。迎撃に向かったシルバーホーク部隊も壊滅させられてしまう。
軍はシルバーホーク部隊の生き残りであり、トップガンであるケイス・アーディンとアンナ・シュタイナーに戦局打開のための指令を下し、ベルサー艦隊の撃退及び惑星ダライアスまでの強行突破作戦を敢行する。
- 基板 インスト
- ダライアス星での戦いの後、死の星と化したダライアス星を脱出し、他の惑星へと移住した人々がいた…
- 時は過ぎ、移住した人々は再び故郷ダライアス星へ帰る決心をした。その準備が着々と進行中、中継ポイントのステーションや海上のプラントが、何者かによって次々に破壊されていった。
- ダライアス星を引き上げる輸送船団のあとを追って、その破壊者は、ついに移民星ヴァディスにも魔の手を広げ始めた。立ち向かうシルバーホーク隊も無残にも倒れていった。
- そして人々の望をかけて、最後の2機となったシルバーホークが戦いに向かっていった。
- SCITRON CD
- それは、プロコとティアットの聖戦後の惑星ダライアスの物語である。
死の星と化したダライアスの生き残りの人々がたどり着いた辺境の惑星ヴァディス。
月日は流れ、人々は平和を取り戻したが、故郷の惑星ダライアスを忘れる事は、できなかった。
綿密な調査の結果、ダライアスは、人の住める環境を取り戻していると判明した。
こうして、故郷ダライアスへの移民準備が開始された。
そんなある日、移民の為の施設が何ものかによって次々と破壊されていった、
かってのベルサーとの戦いの記憶が蘇り、人々の不安を掻き立てた。
謎の破壊者はダライアスからヴァディスへ引き上げる輸送船団を襲い、ついにヴァディスに攻撃の手をのばしてきた。
敵を確認した者の報告によるとその中に以前、ダライアスで戦ったベルサーの攻撃機の姿があるらしい。
ヴァディスを守るべくシルバーホーク隊が向かったが、敵の前になすすべなく、ほぼ全滅状態に陥った。
最後の望みをかけて、急遽改造されたシルバーホーク二機が出撃した。
敵の巨大戦艦が襲いかかる。まったく未知のものに交じって、確かに見覚えのある、しかし、不気味さの増したベルサーの巨大戦艦が立ちはだかる。
- ヴァディス内に散らばった敵を一掃することに成功し、今回の問題の発端であるダライアスへ向かうことにした。
宇宙へ出ても、眼前に広がるのは、襲われ、破壊された移民用のコロニー等の残骸ばかりだった。
残骸に潜む圧倒的多数の敵の攻撃をかわし、ワープに入った。
そこも決して例外ではなく、次々と敵が出現してくる。敵は小型機にいたるまでワープ能力があるのか。
- まるで行く先を知っているかのような敵の動きに、すっかり当惑してしまうが、決死の思いで切り抜けダライアスにたどり着いた。
大気圏に突入すると特別な郷愁の思いが、胸に込み上げてきた。
故郷の惑星はすっかり姿を変え、まったく知らない表情で帰還者を迎えた。
ここは既に他の者の惑星となっているのか、違うエネルギーの存在を強く感じた。
そして、惑星の内部深く突き進むにつれ、この戦いの真実が少しずつではあるが、見えようとしていた。
深く、暗い、惑星の底にそれはうごめいていたのだ。
- セガサターン
- この物語は「ダライアス」のW-ZONEエンディング以後の物語である。
- ダライアス星での戦いの後、死の星と化したダライアス星を脱出し、他の惑星へと移住した人々がいた。
時は過ぎ、移住した人々は、再び故郷ダライアス星へ帰る決心をした。
その準備が着々と進む中、中継ポイントのステーションや、海上のプラントが、何者かによって次々に破壊されていった。
ダライアス星から引き上げる輸送船団の後を追って、その破壊者はついに移民省ヴァディスにまでその魔の手を広げはじめた。
立ち向かうシルバーホーク隊も無惨にも倒されて行った。
- そして、人々の望みを賭け、最後の2機となったシルバーホークが戦いに向かっていく。
- ゲーメストムック
- この物語はダライアスWゾーンのエンディング以降の物語である。
- 時は過ぎ、移民した人々は再び故郷ダライアス星へ帰る決心をした。
その準備が着々と進む中、中継ポイントのステイションや、海上プラントが、何者かによって次々に破壊されていった。
ダライアス星から引き上げる輸送船団の後を追って、その破壊者はついに移民星ヴァディスにまでその魔の手を延ばしはじめた。
立ち向かうシルバーホーク隊も無残に倒されて行った。
- そして、人々の望みをかけて、最後の2機となったシルバーホークが戦いに向かっていく。
- プレイステーション
- 「ダライアス」のW-ZONEエンディング以後の物語。
- 死の星と化したダライアス星。時が過ぎ、この星を脱出し他の惑星へ移住していた人々は、 故郷ダライアス星へ戻る準備を進めていた。 しかしそこに忍び寄る魔の手。容赦なく続く攻撃に、 平和への願いは燃え崩れようとしていた。 脅威にさらされてしまった移民星ヴァディス。
- この惨劇に立ち向かえるのは2機のシルバーホーク、 そうキミたちしかいない…
- PC
- セガサターン版と同じためそちらを参照。
システム
パワーアップ
Ⅱ、ツイン、フォースと、今までパワーアップシステムが初代とは違うものだったが、本作以降では初代と同じパワーアップ形式に統一された。ただし、ショットのみ他とは若干違ったパワーアップを行う。
ショット
本作は赤アイテム(赤紋章)を取る度に毎回違ったパワーアップが行われる。攻撃の種類とパワーアップの仕方は以下の通り。
- ミサイル(通称:白玉)
- ノーマルショット。貫通性はないが威力が高い。
- レーザー
- 敵を貫通(貫通しない敵もいる)。
- ウェーブ
- 地形と敵を貫通(貫通しない敵もいる)。
- 大ウェーブ
- 大型のウェーブ。
- 赤ウェーブ
- 大ウェーブの強化版。
- オプション
- 自機の上下に附随し、近くの敵に向かって弾を発射する。威力は低い。
赤文字で表示されているのはそれぞれのショットパワーアップのランクの初期レベルにあたるもので、ミスをすると前ランクの初期レベルにまでパワーダウンする。例えば、5段目の「赤ウェーブ+白玉×2+オプション×2」でミスすると前の段の「大ウェーブ」に、2段目の「レーザー×2」なら1段目の「白玉」にパワーダウンする。
ショットは白玉の威力がかなり高く、敵によってはウェーブ耐性があるため、最終段階の「赤ウェーブ+ウェーブ×2+オプション×2」よりも、その1つ前の「赤ウェーブ+白玉×2+オプション×2」の方がはるかに強い。誤って最後の赤紋章を取ってしまうと、ゲームランクが上がる上に威力が大幅に下がってしまい、結果的に白玉時よりも難易度が上がってしまう(連射装置があるとさらに顕著)。具体的に例を挙げると、グレートシング戦では連射装置付きでもヤズカと出くわしたり、ストームコーザー戦だと発狂パターンに入る前に速攻で倒すことが困難になる。楽にクリアしたいなら(稼ぎプレイをしたい場合でも)最後の赤紋章はスルーした方が良いのだが、アイテムは大きく円を描く上に動きが速いため避けづらい。そのため、ダライアス外伝最強の敵は赤紋章とよく揶揄される。
ボム
緑紋章を3個取るとランクアップ。ナパームになると着弾時に爆風が発生し、高いダメージを与える。ランクアップするごとに爆発範囲と威力が上がる。ホーミングになると、前方2発のボムに追尾性能が付加される。ランクアップの仕方は以下の通り。ちなみにミスしてもパワーダウンしない。
アーム
本作もアーム、スーパーアーム、ハイパーアームの順で強化。青紋章を5個取るとランクアップ。耐久力の高さとアイテム取得時の耐久力の回復量は下表参照。ハイパーアーム時は地形の接触にも耐えるが地形に潜ることはできない。ミスするとランクはそのままにレベルが初期値に戻る。
※青勲章を取る時に、アームがノーマル時で残り1枚の時には、被弾して青勲章を取った方が回復量が大きい。
ブラックホールボンバー
初期状態では3個保有。最大5個。発動すると約4秒間画面全体の敵にダメージを与え、敵の攻撃に対して無敵状態になる。ただし地形ダメージは防げない。なお、ボタンを押して画面中央にブラックホール出現まで、非常にわずかだがラグがある為、厳密な瞬間無敵ではない。紫紋章を取ると補充し、最大5個保有時に紫勲章を取ると5000点。
中ボスとキャプチャー
各ゾーンには強力な中ボスが登場し、それぞれコントロールボールが埋め込まれている。4面とXゾーンは例外で、4面では大量のプリックリィアングラーが登場。中ボスは普通に倒すこともできるが、コントロールボールにダメージを与え続けると外れ、回収すると一定時間こちらの仲間にできる。特定のコマンド入力を行うと必殺技を行う(コマンドは下表参照)。キャプチャーした中ボスで倒した敵は得点にならない。なお、コントロールボールはゲームが進むと耐久力がかなり高くなるため、ショットの状態が「赤ウェーブ+白玉×2+オプション×2」でないとキャプチャーは困難。ちなみに「キャプチャーボール」という名称が有名で通っているが、「キャプチャーボール」という名称はGダライアスから付けられており、ダライアス外伝では「コントロールボール」が公式名称。
ゲームランク
レイフォースなどと同じく、本作はゲームランクによる難易度の変化が顕著であることで有名。ランクの変化条件は以下の通り。
ミス数以外はランクが上がる要因であり、ゲームが進むと必然的にランクは上がる。ただし、これらを意識すれば難易度をあまり上げずにクリアすることも可能。稼ぎプレイをすると難易度の上がり方は大きくなるので注意。
難易度と連射
敵の種類、ボスの攻撃の種類がとても多く、また戦略性の高い場面もあるため、難易度はSTGとしても高め。特にボスの攻撃は熾烈でパターン構築しづらいものが多いため、初心者には厳しい部分がある。ただし、1秒間に20~30連射できる連射装置がある場合は話が別で、連射やゲームランクを気にせずプレイできるだけでなく、ボス敵ですらも瞬殺できる程の火力が得られるので、難易度は大幅に下がり、初心者でもプレイしやすくなる。連射が難易度に大きく関わっているゲームである。
クリアボーナス
ノーコンティニューでファイナルゾーンをクリアした場合、1機(1回)につきもらえる点数
ゾーン
ゾーンマップ
7面構成の全28ゾーン。4面ではワープを、6面では大気圏突入を行う演出がある。エピローグはシリーズ最多の7種類。
ゾーン
- ゾーンA(1面)/都市(惑星ヴァディス)
- 惑星ヴァディスの都市部。施設内での戦闘がメイン。初代の「都市地帯」のオマージュに近い。ボス戦時には背景からゴールデンオーガが接近し、尾ビレでビルを破壊、ボス戦が開始される。
- ゾーンB(2面)/平地(惑星コントラリィー)
- 荒地、森林、湖で構成されている起伏の少ない平地。ボス戦時にはアンシェントドーザーが木々をなぎ倒しながら登場する。
- ゾーンC(2面)/水中(惑星コントラリィー)
- サンゴ礁が生息する海中。初代の「海底基地」のオマージュに近い。
- ゾーンD(3面)/小惑星帯(惑星コントラリィー)
- 小惑星帯と洞窟で構成されている宇宙空間。初代の「宇宙洞窟」のオマージュ。
- ゾーンE(3面)/コロニー(惑星コントラリィー)
- 破壊されたコロニー周辺とその内部での戦闘。
- ゾーンF(3面)/衛星上(惑星コントラリィー)
- 小惑星帯を抜け、衛星上で背面飛行状態で戦闘を行う。
- ゾーンG(4面)/ワープゾーン(ワープゾーン)
- R-TYPEを思い起こさせるようなグロテスクで生々しい地形で構成されているワープゾーン。
- ゾーンH(4面)/ワープゾーン(ワープゾーン)
- サンゴ礁のような背景が特徴のワープゾーン。
- ゾーンI(4面)/ワープゾーン(ワープゾーン)
- 岩のような地形が存在するワープゾーン。途中で、ある敵の削岩能力を利用しないと進めない(突破出来ない)箇所がある。
- ゾーンJ(4面)/ワープゾーン(ワープゾーン)
- 初代(PCエンジン版も含む)で登場したボスの幻影が飛び交う空間。幻影に混じって出現する敵もいる。背景を眺めてみると、色々なボスが繰り返し登場しているが、グレートシングの幻影は1回しか登場していない。
- ゾーンK,O(5面)/コロニー(衛星ヴェザー)
- 巨大コロニー内部での戦闘。赤紋章を避ける余裕がない程大量の敵が四方八方から襲ってくるため難易度は高い。尚、Kゾーンの方がハイパーアームへの育成が遅い(ゾーン終りぎわでやっとハイパーアームになる)為、2つのゾーンでもKゾーンの方が難易度が若干高い。
- ゾーンL(5面)/衛星上(衛星ヴェザー)
- 宇宙基地が建造されている衛星。初代の「バンアレンベルト」のオマージュに近い。
- ゾーンM(5面)/火山惑星(衛星ヴェザー)
- 火山活動により崩壊しかけている惑星付近での戦闘。小惑星帯を抜けるとすぐにタイタニックランスとの戦闘が始まる。ステージがボス戦で構成されている特殊なゾーン。
- ゾーンN(5面)/小惑星帯(衛星ヴェザー)
- 惑星の輪の中での戦闘。それだけに無数の小惑星が存在する。
- ゾーンP,U(6面)/海上(惑星ダライアス)
- 遺跡が眠る海底での戦闘がメイン。初代の「海底基地」のオマージュ。
- ゾーンQ(6面)/氷の森(惑星ダライアス)
- 極寒地帯に存在する氷の洞窟。中盤の、ウェーブをも防御するワザヤミが存在する場所が難関。
- ゾーンR(6面)/荒野(惑星ダライアス)
- 雲まで届く高い岩山が存在する荒野。ボス戦時にはクラスティハンマーが雲の中から突然現れる。
- ゾーンS(6面)/砂漠(惑星ダライアス)
- いくつかの崩壊した遺跡が存在する砂漠地帯。
- ゾーンT(6面)/メカ廃墟(惑星ダライアス)
- メカ廃墟と言うよりは破壊された都市部とも言えるステージ。初めは空が曇っているが、洞窟を抜けると夕焼けが見えるようになり、時間が経つと陽が沈み、だんだんと星空へと変わっていく。ボス戦時にはクラスティハンマーがビルを次々なぎ倒しながらこちらへ接近してくる。
- ゾーンZ'(7面)/メカ洞窟(惑星ダライアス)
- 惑星ダライアスの大都市で、初代の「都市地帯」のオマージュ。終盤は地形の裏に敵が隠れているだけでなく、特定の場所から定期的に火が吹くため、難易度はかなり高い。ボス戦時にはグレートシングが地下から市街地を破壊して出現。
- ゾーンV(7面)/海底(惑星ダライアス)
- 強力な水圧のかかる光の届かない深海。海底には様々な残骸が沈んでおり、その中にはファッティグラトンの残骸もある。ボス戦時にはリスクストレージが沈没した空母の中から現れる。
- ゾーンW(7面)/洞窟(惑星ダライアス)
- 緑色の岩で構成されている洞窟で、初代の「宇宙洞窟」のオマージュ。
- ゾーンX(7面)/巨大要塞(惑星ダライアス)
- 夕焼けを背に厚い雲の上に点在する要塞。要塞と言うだけあって地形が複雑で様々な仕掛けがある。全体的にⅡのステージのような雰囲気を持つステージで、中盤には中ボスとしてグランドオクトパスが登場する。
- ゾーンY(7面)/熱帯林(惑星ダライアス)
- 色々な植物が生い茂るジャングル。中盤になると雷が鳴った後に雨が降る。そしてボス戦時には雨が止み、虹が出てきて、森から鳥たちが一斉に逃げ出し、オーディアストライデントがその姿を現す。
- ゾーンZ(7面)/マントル対流(惑星ダライアス)
- 道中が長く、全ゾーン中最も高い難易度を持つステージ。出現する敵が多く、途中でゾーンIのように敵を利用しなければならない箇所がある。さらに、マグマ地帯に入るとマグマが画面下から噴出するので、噴出場所を覚える必要がある。
- ゾーンV'(7面)/嵐の空(惑星ダライアス)
- 天空の城ラピュタの影響を受けているステージ。夜に、内部で竜巻や雷が発生している台風の中へ突入し、しばらくすると台風の目の中に入る。この時すでに夜が明けており、ボス戦時にはストームコーザーが雲の中から重々しく姿を現す。
ゾーンの勲章数
各ゾーンの勲章数は以下の通り。※Mゾーンの勲章数はボス戦の勲章数を含んでいません。
A
赤:3
緑:6
青:2
紫:0
銀:2
金:2
|
|
B
赤:3
緑:5
青:2
紫:1
銀:0
金:0
|
C
赤:4
緑:2
青:2
紫:0
銀:3
金:2
|
|
D
赤:5
緑:3
青:2
紫:0
銀:2
金:1
|
E
赤:4
緑:5
青:3
紫:0
銀:1
金:1
|
F
赤:3
緑:6
青:2
紫:1
銀:2
金:1
|
|
G
赤:3
緑:6
青:2
紫:0
銀:2
金:1
|
H
赤:4
緑:4
青:2
紫:1
銀:0
金:0
|
I
赤:3
緑:6
青:2
紫:0
銀:2
金:1
|
J
赤:3
緑:4
青:3
紫:1
銀:0
金:0
|
|
K
赤:5
緑:6
青:2
紫:0
銀:2
金:2
|
L
赤:3
緑:4
青:3
紫:0
銀:1
金:1
|
M
赤:2
緑:2
青:2
紫:1
銀:0
金:0
|
N
赤:4
緑:5
青:2
紫:1
銀:0
金:0
|
O
赤:5
緑:6
青:2
紫:0
銀:2
金:2
|
|
P
赤:3
緑:7
青:2
紫:1
銀:2
金:1
|
Q
赤:3
緑:6
青:2
紫:0
銀:2
金:1
|
R
赤:4
緑:4
青:3
紫:1
銀:2
金:1
|
S
赤:4
緑:4
青:2
紫:0
銀:2
金:1
|
T
赤:4
緑:4
青:2
紫:1
銀:1
金:1
|
U
赤:3
緑:7
青:2
紫:1
銀:2
金:1
|
|
Z'
赤:4
緑:6
青:3
紫:1
銀:2
金:0
|
V
赤:3
緑:4
青:2
紫:1
銀:2
金:1
|
W
赤:3
緑:5
青:2
紫:0
銀:1
金:1
|
X
赤:3
緑:5
青:3
紫:1
銀:1
金:0
|
Y
赤:4
緑:5
青:2
紫:0
銀:1
金:1
|
Z
赤:4
緑:3
青:2
紫:1
銀:2
金:1
|
V'
赤:3
緑:4
青:2
紫:1
銀:0
金:0
|
|
巨大戦艦
本作のボスとなる巨大戦艦は全部で19体。複数のゾーンに登場しているものはカラーが違うだけでなく、攻撃パターンも違う。撃破すると光が体内から漏れた後に大爆発する。破壊できる各種パーツは破壊すると一つにつき3万点。
- ゴールデンオーガ(オニキンメ)/ゾーンA
- 前線基地や移民船団を強襲した戦艦で、ダライアス外伝の代表ボス。口からの粒子砲や鱗攻撃が特徴。他のボスとは違い、ポリゴンで表示されていて、倒すと胴体のパーツが分裂してバラバラになる。スタッフロールでは水槽の中の金魚のように空間を泳ぎ回る。
- 余談:ポリゴンは内部で数値計算して表示しているのではなく、ポリゴンで作ったグラフィックをあらかじめ内部で持っている。
- アンシェントドーザー(カブトガニ)/ゾーンB
- キャタピラを持つ地上制圧用の戦艦。画面外から突進して登場、その後高速後退で木々を薙ぎ倒しながらシルバーホークを追いかけてくる。ダメージを与えるとキャタピラを切り離し飛行形態になる。
- キングフォスル(シーラカンス)/ゾーンC
- 恒例ボス。様々な武装が追加された他、ダメージを与えた量に比例して、破壊不能な鱗をこちらに向かって飛ばしてくる。倒すと首が吹っ飛び胴体は地面を跳ねる。
- フォールディングファン(オウギベンテンウオ)/ゾーンD,F
- 比較的小型の戦艦だが、ヒレを広げると2倍以上の大きさになる。ヒレからの攻撃は強力で、ゾーンDではレーザー、ゾーンFでは電撃を発射する。雷撃はコースが不定、気合で避ける外無い。
- エレクトリックファン(イソギンチャク)/ゾーンE
- 前作に登場したボス。飛び跳ねながら攻撃してくるのが特徴。吸引攻撃やクマノミ弾、泡攻撃が印象的で、泡攻撃は安全地帯でやり過ごすのが賢明。
- プリックリィアングラー(アンコウ)/ゾーンG,I
- 4面で登場した中ボスが成長したもの。円を描きながらこちらに誘導してくるレーザーカッターを持つ。本体から直接発射されるレーザー砲は、位置取りを間違えると回避できない。
- ネオンライトイリュージョン(イカ)/ゾーンH,J
- 光学センサーやジャミング能力を持つ工作戦艦。ゾーンHのボスは長い足から大量の弾を不規則にばら撒くので難易度が高い。足を全て破壊すると本体のみを分離して戦闘を続行する。
- ファッティグラトン(ピラニア)/ゾーンK、O
- 前作に登場したボス。全部で3つの攻撃パターンを持ち、ダメージを与えるごとにパターンを変化させる。ピラニア弾を始め、全体的に攻撃が激しいため、かなりの強敵。
- ダブルディーラー(ヒラメ、カレイ)/ゾーンL,N
- 1ボスで2つのモチーフを持つ珍しいボス。第1形態ではヒラメ、第2形態では体を反転させカレイとなる。5面のボスの中では比較的攻略は楽。
- タイタニックランス(ベレムナイト)/ゾーンM
- ステージと一体化している超巨大ボス。初見殺しの攻撃が多く、パターンを覚えないと辛い。復活砲台の攻撃パターンで、砲台と炸裂弾を出すポッドがそれぞれ3万点と得点が非常に高く、ダライアス外伝の稼ぎポイントの1つ。※通称:復活砲台。
- クラスティハンマー(シャコ)/ゾーンP,R,T
- 小型レーザー砲による非常に激しい攻撃を行うボスで、多くのプレイヤーのトラウマとなっている強敵。特にゾーンPのボスはボンバーなしでは回避できないとまで言われている。攻撃力や耐久力を考えても、ラスボスに匹敵する強さを持つ。尚、逆反りレーザー乱射はTゾーンのボスのみといわれているがPゾーンもこの攻撃をしてくることが確認されている。もしかしたらRゾーンでもこの攻撃を見ることができるかもしれない。
- デッドリ-クレッセント(カガミダイ)/ゾーンQ、S、U
- カッター型の背ヒレと伸縮自在な口が特徴の戦艦。クラスティハンマーと比べればかなり弱いが、背ヒレを全て破壊すると発狂。中々の初見殺しっぷりを発揮する。
- グレートシング(マッコウクジラ)/ゾーンZ'
- 恒例ボス。多数の火器による豊富かつ強力な攻撃と桁違いの耐久力を持つ名実共に最強のラスボス。一度見ただけでは回避できない攻撃が多い上、第2パターンの追尾レーザーは誘導性能がかなり高く、長時間連発してくるため、全て回避するには並々ならぬ集中力が必要。おまけに耐久力は明らかに他のラスボス達を超越しているため、速攻で倒すことは不可能。ドリル弾稼ぎは健在だが、破壊すると大量の弾をばら撒くので、稼ぎをしないのならスルーした方がいい。
- リスクストレージ(フウセンウナギ)/ゾーンV
- 体内に大量の機動兵器やデブリ体、攻撃性液体金属を内蔵する戦艦。ラスボスの中では最弱で、初心者でも倒すのはそれほど難しくはない。尻尾は破壊すると90万点もの高得点が手に入る。(1パーツ3万点×30)
- バーミリオンコロナタス(タツノオトシゴ)/ゾーンW
- 前作に登場したボスの改良型。前回と同じく頭部は複合装甲で覆われていて、ダメージを与え続けると頭部のコアが露出する。腹部から連射される青色のレーザー、尻尾に反射させる縞模様のレーザー、虹色の誘導レーザーなど、特徴的なレーザー兵器を数多く搭載している。尻尾のカッターはショットを跳ね返す効果を持ち、動きが読みにくい。体内に内蔵されている砲台からの一斉射撃も厄介(しかし安全地帯有り)。但し、連射装置があればたいした事はないボスに変わる。通称:オトシゴ秘孔撃ち
- ヒステリックエンプレス(タカアシガニ)/ゾーンX
- 拠点防衛用の戦艦。画面全体を蹂躙する巨体を持つが、足には当たり判定はない。誘導レーザーと屈折レーザーによる複合攻撃や、ジャンプからの圧殺攻撃を回避するには安全地帯に頼る必要がある。泡攻撃は、泡の耐久力が高い上に攻撃を加えると分裂するため、むやみに攻撃しないほうがいい。また、動きながら泡攻撃したり、小ガニからも大量の泡を発射してくるので回避しづらい。
- オーディアストライデント(マンボウ)/ゾーンY
- 大口径のブースターと分離能力、2対の有線式レーザー砲が特徴の戦艦。ブースターの噴射は避け方を知らないと大ダメージを受ける。レーザー砲は自機に向かって発射されるので、動き方を考えないと画面端に追い詰められる。ただ、耐久力は低めで、他のラスボスと比べると回避が難しい攻撃は少ないので比較的簡単。
- キュリアスシャンデリア(エビクラゲ)/ゾーンZ
- 中央に自機を見つめる不気味な目玉を持つ戦艦。沢山の触手を持ち、それを使った攻撃をしてくる。パターンを変化させるたびに触手を分離し、最終的には触手がなくなる。目玉からのマーキングショットやフェイントを使ったレーザーの連射も特徴的。
- ストームコーザー(オニキンメ)/ゾーンV'
- 破壊されたゴールデンオーガを回収し、対シルバーホーク戦に特化させた性能を与えられた戦艦。台風を発生させる能力を持つ。全ての攻撃がとても激しく、並みのプレイヤーでは回避不能な攻撃を行ってくるボスで、攻撃力ならば間違いなく外伝で最強。その強さのため、ファンからは「コーザー様」と呼ばれており、グレートシング並みのカリスマを持つ。反面耐久力は高くないので、連射装置があれば発狂パターンに入る前に速攻で倒すことも可能。
BGM
ダライアス外伝のBGMは、「幻視」をモチーフにした神秘的な雰囲気やゲーム画面とのシンクロが特徴で、これらはファンからは大好評だった。単体の音楽としてもそれぞれ完成度とクオリティーの高いものが揃っている。
1面と2面BGMの「VISIONNERZ」は前半と後半で音楽の構成が完全に分かれており、1面ボスを前半が終わるか終わらないかのところで撃破すると、2面が開始する辺りで後半が始まり、ゲーム画面とシンクロする(特別意識しなくても普通にボスを倒せばそれほどズレは生じない)。
「FAKE」はダライアス外伝を象徴する名曲で、STGのBGMとしての知名度は高い。外伝のBGMでは珍しく終始ハイテンポで、プレイヤーのテンションを上げてくれる。
最終ステージとラスボス戦共通で使用されている「SELF」は、ステージ開始時は無音で、時間が経つとBGMが流れ始め、少しずつ場を盛り上げていく。そして、サビが始まる前に警告メッセージが表示され、サビが開始すると同時にボスが出現、ボス戦と共にサビが流れる。全ての最終ステージでシンクロするようにBGM開始時間は調整されており、ズレることは一切ない。この演出はとりわけ人気が高く、ダライアス外伝のBGMの評価をさらに上げたとも言える。
小ネタ
移植
移植はSS版、PS版、Windows版、PS2(タイトーメモリーズ上巻)版があり、この内SS版の評価が最も高い。PS版は処理落ちがあり、効果音や爆発の演出などが若干劣化している。Windows版ではXPだと互換モードでも動作しない。が、ある手順を踏めばXPでも完全に動作させることが可能である。Vista以降ではこの問題は解消されている。PS2版は操作遅延がある(BEST版では改善)。尚、画面サイズ(ドット)の違いにより、一部の避け方が通用しない。自機位置をクレジット数に置くパターンも使えなかったりする。
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