バンブルビー(Bumble Bee)とは、ダンカンが販売するヨーヨーの名である。
概要
前身は、旧プレイマックスの「ターボバンブルビー」。
プレイマックス初のボールベアリング機種。
Aサイズベアリングと凸型スペーサーは、今でこそ「ダンカンベアリング」「ダンカンスペーサー」というが、元祖は本機である。
レスポンスシステムに、それまでのスターバーストに代わり、コルクを採用。
そのためとても戻りがよく、ボールベアリングのスリープ力と両立させることに成功している。
スリープさせたときに蜂の羽音のような音がすることから、「バンブルビー」の名がある。
ボディカラーも、その名にふさわしい黄色と黒(のちに、他のカラーバリエーションも出る)。
ストリングも、本機独自の黄色と黒のストライプのものが使われている。
ハイパーヨーヨーでの名前は「ハイパーワスプ」。
サイドキャップが皮革風の処理がなされた箔押しという豪華仕様である。
買収後は、ダンカンが引き続き販売している。
派生機種
プロファイヤー
廉価版機種。珍しい、金属製スリップベアリングを搭載している。
バンブルビーGT / ドラゴンフライ / フレイムウイング
バタフライタイプモデル。「ドラゴンフライ」はダンカンブランドになってからの名。
この「ドラゴンフライ」の金型が、「ダンカン・フリーハンド(2002)」の元になったのは有名である。
第3期ハイパーヨーヨーでは「フレイムウイング」の名で発売された。
コールドフュージョン
アルミ製フルメタル機種。当時は3万円ほどしたため、「世界一高価なヨーヨー」としてギネス記録になったこともある。
ルーピング機種として使うとバンブルビーと大差ない性能だが、コルクのベアリングにあたる部分を削ることで、当時としては驚きのスリープ性能を発揮。90年代末はロングスリープコンテスト用機種として愛された。
スタントパイロット
ドラゴンフライに似たボディに、プロペラのような軸を搭載したヨーヨー。
プロペラは飾りだが、軸が出っ張っているので、オフストリングにして水平に回すとコマになる。
そのまま床で回したり、指に乗せて回したりといったことが可能。現在の「トップオン」の先駆けである。
イグナイト
ダンカンになってから発売された木製軸機種。
ただし、木製スプールは「ダンカン・プロヨー」のものと異なる。
レスポンスシステムが木ではなくコルクになったことで、戻り具合や消耗の度合いに差がある。お好みで選ぼう。
関連動画
関連商品
ダンカン版。
関連項目
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