『ダンボール戦機』とは、レベルファイブより2011年6月16日に発売のPSP用プラモクラフトRPG、およびそれを原作とした漫画・アニメ・プラモデルである。11月23日にエピソード0を追加した「ダンボール戦機ブースト」が発売された。また、2012年3月15日にニンテンドー3DSに「ダンボール戦機爆ブースト」として移植されることが発表された。
ロボットが戦う場所がダンボールの中なのであって、ロボットがダンボールではないことを明記しておく。
概要
頭部や脚部等のパーツ、モーターやバッテリー、必殺技のデータが入ったメモリや得意武器が決まるCPU等の内装までチューニング出来るロボット、LBXを操作して戦うプラモクラフトRPG。
RPGと言ってもRPG要素は主人公が町の中を歩き回ったり各パーツのレベルアップと必殺技演出程度で、戦闘はガードあり武器ありパンチありキックありの3D対戦アクションと言った所。
LBXには近接戦の騎士型、遠距離射撃型の狼型等様々なタイプが存在し、武器もランスやスナイパーライフル、ハンドガンやバズーカ、ドリルに武器腕などの武装が幅広く存在、これらの武器やパーツには斬撃や衝撃等攻撃の特徴に関する属性と炎や雷等の効果に関する属性があり、相手の弱点を突く事でより大きなダメージを与える事が出来るようになる。
内装のメモリの容量により複数種類の必殺技を持つ事が出来、攻撃を当てるたびに上昇してゆくゲージを消費する事により必殺技が発動、派手な演出と共に敵に大ダメージを与える事が出来る。
強力な必殺技ほど消費するゲージが多い為、いざという時の大逆転用に大技を温存するもよし、攻めている時のダメ押し用に小技を数回出すという格闘ゲーム的な判断も戦闘での重要なポイントとなってくるだろう。
RPG部分は可愛らしいヒロインに気の良いプラモ屋夫婦に寡黙な謎のライバル、番長率いる四天王や主人公のLBXを狙う謎の組織、LBXの世界大会「アルテミス」、既に他界しているがLBX開発の中心人物だった父親等々「児童向けホビー作品のテンプレ」の王道を行くようなキャラクターばかり、今現役でそういったホビーに慣れ親しんでいる世代以外にも『プラレス』『メダロット』『カスタムロボ』辺りに親しんできた世代が懐かしみながらプレイするのもいいかもしれない。
ちなみに『イナズマイレブン』の財前総理が登場するなど、『イナズマイレブン』と同じ世界観である事が仄めかされている。
レベルファイブの日野晃博さんは19時のイナズマイレブンシリーズのアニメと19時27分のダンボール戦機シリーズアニメを「レベルファイブタイム」と名付けている。
ストーリー
2042年にタイニーオービット社が開発したホビー用小型バトルロボットLBX、だがこのLBX、余りにも性能が高すぎたため子供の手に余り暴走事故が発生、販売中止に追い込まれてしまう。
しかし2046年、ここ数年最大の発明と言われ世界の物流を大きく変える出来事が起こる。
中と外からの衝撃を80%吸収してしまう強化ダンボールが発明され、輸送手段の常識を覆したのだ。
さてここからが本題、なんとこの強化ダンボールの中でのみという条件付きでLBXの再発売が決定!
強化ダンボール製のバトルフィールド「Dキューブ」の中で戦う小さな戦士達は瞬く間に人気を集め。
2050年には子供たちを中心に皆が熱狂する究極のホビーとしてLBXは復活したのだ!
そんな中LBXで遊ぶのがなによりも好きな少年「山野バン」は、
親に内緒でいつものようにLBXで遊んでいたある日、 突然謎の女性から一体のLBXを預けられる。
「いい?このケースの中には、
私達人類の『絶望』と『希望』が一緒に詰まってる・・・。
これは、決して『使い道』を誤ってはならないものなの。
これを・・・あなたに託すわ。」
これが、これから起こる、ある大事件の始まりだった。
キャラクター
テレビアニメ
2011年3月5日から2012年1月11日まで「ダンボール戦機」が放送、2012年1月18日より「ダンボール戦機W(ダブル)」が放送を開始する。ニコニコ動画でも毎週木曜日12時に配信されている。
ダンボール戦機ウォーズも後年放送、配信された。
スタッフ
関連動画
公式動画
その他
関連商品
DVD
CD
ゲーム
プラモデル
Z-MODE
ハイパーファンクション
漫画版
ムック
関連チャンネル
関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
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