ダン・ミセリ(Dan Miceli)様とは、伝説の元プロ野球選手であらせられる。
真実の概要
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2004年までメジャーリーグで素晴らしい活躍をなさったミセリ様は、2004年での現役引退を決意されておりました。
しかし、日本の読売ジャイアンツという名誉ある球団から大変熱心なオファーを受け来日、栄光の巨人軍の一員となったのでございます。
その後のミセリ様の活躍は今更言うまでもないものでしょう。
我々野球ファンに絶大なるインパクトを与えられたミセリ様の勇士は、今もなお伝説として語り継がれて行くのです。
ここから本当の概要
これでも、1993年にはピッツバーグ・パイレーツで21セーブを記録しワールドシリーズ進出に貢献したり、1998年にはサンディエゴ・パドレスでは67試合に登板し10勝5敗の活躍を見せるなどし、一時期はあのロジャー・クレメンスとも並び称され、彼の「ロケット」というニックネームに合わせて「ミサイル」の異名で呼ばれたほどだった。
そんな華々しいキャリアを持つ彼の日本球界入りは、上述の通り、引退するはずだったところを読売ジャイアンツ側の強い要望で撤回したものであり、ストッパーとして期待されての巨人入団だったが、止めるどころかむしろ相手の勢いを加速させるような投球しかできなかったのだ。
以下に、その酷さを記す。
4/1 対広島東洋カープ (東京ドーム)
9回表 巨2-1広
ミセリの日本初登板試合。当初の予定通りストッパーとしてセーブのつく機会に登板。
最初のバッター嶋重宣は打ち取るも、
・グレッグ・ラロッカにホームラン(巨2-2広)
・アキレス腱に爆弾を抱え全力疾走ができない前田智徳に内野安打
・代走福地和樹にはあっさりクイックモーションを盗まれ二盗される
・緒方孝市に2ランホームラン (巨2-4)
ちなみにこの試合はシーズン開幕戦なのでもちろん全国に実況中継されており、
解説者の原辰徳からも「アウトはバッターが手を出してくれて助かった」 「強気というより淡白」とボロクソに言われ、
全国のお茶の間にその醜態を晒す結果となった。
4/5 対横浜ベイスターズ(横浜スタジアム)
12回裏 横3-3巨
この試合で実現したミセリと負けず劣らずのダメ害人であったケビン・ウィットとの対戦は、とてもプロ同士の対戦とは思えない低レベルな内容として、後に「ニコニコ迷勝負」に数えられるものであった。詳しくは関連動画を参照されたい。
もちろん試合はウィットの次に代打で出てきた多村仁にあっさりサヨナラ打を打たれた。
4/6 対横浜ベイスターズ(横浜スタジアム)
11回裏 横7-8巨
昨日のサヨナラに味をしめたのか、ビハインドの状況なのに横浜ファンから「ミセリを出せ」とコールが湧き上がる始末。(通称:ミセリコール)
なおミセリは出てこず、試合は久保裕也が10回からの回跨ぎで締めた。ミセリは登板2試合でストッパーを剥奪されたことになる。
なお巨人はこの試合(開幕5試合目)でようやくシーズン初勝利。
4/7 対横浜ベイスターズ(横浜スタジアム)
6回表 横8-3巨
あまりの炎上ぶりに登板3試合目にして敗戦処理。
この試合でも 数多くの失態を演じた。
・種田仁に盗塁される(種田は決して足の速い選手ではない)
・先日サヨナラヒットを打たれた多村仁にホームランを打たれる
・迷言「リトルリーグみたいな球場だから打たれた」
4/10 対中日ドラゴンズ(東京ドーム)
9回表 巨0-10中
もはや敗戦処理でしか居場所のないミセリ。
奇跡的に1回を無失点で投げ切るも、 もちろん連打を浴びる。
そしてこれがミセリの日本最終登板であった。
解雇、観光、そしてその後
戦力というレベルに達しておらず、おまけに肩の違和感を訴えながら契約上二軍落ちが出来ないというこれ以上ないお荷物ぶりを示したミセリは、4月19日に戦力外通告。
球団史上最速解雇記録である。
これ以降、フロント・首脳陣・スカウトの体質が痛烈に批判されることになる。
一方ミセリ本人は、解雇通告されてからわずか数日後には、家族と共に東京・浅草観光を楽しんでいた(仲見世リ)。
これに対し漫画家のやくみつる氏は「日本観光のオプションツアーとしてジャイアンツ体験入団があった」と皮肉った。
しかし、この1ヵ月後には、コロラド・ロッキーズとマイナー契約を結び、さらに1ヵ月後には早々とメジャー昇格。
1勝2敗5ホールドとそれなりの成績を残したうえ、第1回WBCではイタリア代表に選出され、1試合のみながら1回を無失点2奪三振に抑える活躍を見せる。
2006年にはタンパベイ・デビルレイズと契約し、1勝2敗4セーブ6ホールドというリリーフとして申し分のない活躍をし、日本のファンを中心に「巨人時代は、巨人(あるいは日本野球界そのもの)をバカにして手を抜いていたのではないか」と悪し様に語られた。
2007年にはオープン戦でボロボロに打たれてしまい開幕前に解雇。
その後、独立リーグに復帰したりしていたが、2009年を最後に完全に引退し、その後は何をしているのか杳としてわからない。
現在は、少なくとも日本においては、元横浜ベイスターズのスティーブ・コックスや元阪神タイガースのマイク・グリーンウェルと共に、「史上最悪の助っ人外人」の候補として野球ファンの間で記憶されているのみである。
なお2005年の巨人はミセリの不振だけではなく主力の不振や清原和博や高橋由伸やタフィ・ローズのケガもあり開幕から低迷。さらにローズによる「ジャイアンツ大嫌い」発言や清原のハイタッチ拒否事件などチームが崩壊した。結局最下位こそ免れた(5位)ものの球団史上最悪の80敗を喫しシーズンを終えた。終了後は堀内恒夫監督が退任した。ミセリはこの年の巨人の大低迷の大戦犯として扱われた。
通算成績
| 通算:15年 | 登板 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| MLB(14年) | 631 | 0 | 0 | 43 | 52 | 39 | 39 | .453 | 700.2 | 310 | 632 | 4.48 |
| NPB(1年) | 4 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | .000 | 2.2 | 2 | 3 | 23.63 |
関連動画
関連項目
- プロ野球選手一覧
- ピッツバーグ・パイレーツ
- デトロイト・タイガース
- サンディエゴ・パドレス
- フロリダ・マーリンズ
- コロラド・ロッキーズ
- テキサス・レンジャーズ
- グリーブランド・インディアンス
- ニューヨーク・ヤンキース
- ヒューストン・アストロズ
- 読売ジャイアンツ
- タンパベイ・レイズ
- ヘクター・カラスコ(2004年の炎上王)
- ゲープ・キャプラー(同年に巨人に在籍したもう一人のダメ害人)
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