「ダークナイト」とは、以下の意味を持つ。
- 「闇の騎士」、「闇夜」の意
- 2008年にアメリカで製作、公開されたハリウッド映画。続編は「ダークナイト ライジング」。また、同作の主人公であるバットマンの別名。本項で記述。
- スーパー戦隊シリーズ7作目『科学戦隊ダイナマン』の登場人物。その正体は……
- RPG『ファイナルファンタジーII』に登場する帝国軍の人物。その正体は……
- SRPG『スーパーロボット大戦』シリーズの登場キャラクター『アクセル・アルマー』のテーマ曲。→DARK KNIGHT
- RPG『ドラゴンクエスト』シリーズに登場するモンスター。亡霊剣士系とスライム系の2種類が存在する。
- SRPG『ファイアーエムブレム』シリーズに登場する兵種。→魔道士(ファイアーエムブレム)、ダークマージ
- 刑事ドラマ『相棒 season13』第19話(最終回)のタイトルと、そこに登場する連続暴行傷害犯の通称。
その正体は……
概要
最凶の敵が、来る。
監督 | クリストファー・ノーラン | 製作 | クリストファー・ノーラン チャールズ・ローヴェン エマ・トーマス |
脚本 | クリストファー・ノーラン ジョナサン・ノーラン |
配給 | ワーナー・ブラザーズ |
音楽 | ハンス・ジマー ジェームズ・ニュートン・ハワード |
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第81回アカデミー賞 | |||
アメコミの『バットマン』を原作とした実写映画。1989年版(ティム・バートン監督)から数えると第6作目。前作「バットマン ビギンズ(以下、ビギンズ)」から続く新生バットマンシリーズ(ダークナイト・トリロジー)の第二部。「ビギンズ」から続くシリアスな路線は今作でも展開される。
前作に引き続きクリストファー・ノーラン監督×レジェンダリー・ピクチャーズ製作。脚本、演出、ダークな世界観、キャストらの演技は「ビギンズ」を超越した評価を獲得し、評論家に「アメコミを超えた」と言わしめた。
日本ではライバル映画「崖の上のポニョ」に首位を奪われ、興行収入的には振るわなかったものの、その後口コミで広がり評価面ではポニョと大きく差をつけた。ちなみに日本以外の国では興行面でも評価でも大絶賛された。
代表的なヴィラン(犯罪者)にしてバットマンの宿敵である「ジョーカー」の”シリーズ最強最悪”と評される悪行は多くのファンの度肝を抜いた。
ジョーカー役のヒース・レジャーは製作途中で急逝。当作が遺作となった……。(※厳密にはヒースが出演していたテリー・ギリアム監督作『Dr.パルナサスの鏡』が遺作となる。ヒース急逝の為製作がストップしていたが、代役を立てる事により撮影再開。彼の出演シーンもそのまま使われた。)
ちなみにタイトルは似ているものの、コミック『バットマン:ダークナイト・リターンズ』とは内容においては殆ど関係がない。
上述のように元々ダークナイト(The Dark Knight=闇夜の騎士)という言葉自体が原作コミックにおいてバットマンの異名を指すものであり、この映画の成功も手伝ってか、原作に触れたことの無い層にもこの呼称が浸透するようになった。
なお本作の原案はノーランも一押しの『バットマン:ロング・ハロウィーン』である。
ストーリー
ゴッサムシティに「ジョーカー」と名乗る冷酷な犯罪者が現れた。
大胆かつ巧妙な手口でバットマン、ゴードンをあざ笑うかのように悪行を繰り返す彼の前に一人の検事が立ち塞がる。彼の名は「ハービー・デント」。ハービーの揺るぎない正義感を知ったバットマンは自らの役目が終わったことを知り、希望をハービーに委ねるのだった。
一方で人々の良心を嘲笑い、これに挑戦するジョーカーの犯行は次第にエスカレートしていき、やがてバットマン、ハービーだけではなく、ゴッサムシティ全体の脅威となりつつあるのだった……。
キャスト
- ブルース・ウェイン/バットマン:クリスチャン・ベイル(檀臣幸/藤真秀)
- ジョーカー:ヒース・レジャー(藤原啓治/大塚芳忠)
- ハービー・デント/トゥーフェイス:アーロン・エッカート(木下浩之/井上和彦)
- レイチェル:マギー・ギレンホール(本田貴子/岡寛恵)
- アルフレッド:マイケル・ケイン(小川真司/糸博)
- ジム・ゴードン警部補:ゲイリー・オールドマン(納谷六朗/立木文彦)
- ルーシャス・フォックス:モーガン・フリーマン(池田勝/坂口芳貞)
- ジョナサン・クレイン/スケアクロウ:キリアン・マーフィ(遊佐浩二/諏訪部順一)
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