ダーマ神殿とは、ドラゴンクエストシリーズにおける職業安定所である。
概要
立ち寄ってちょっと神官にお願いするだけで職業を変更できる、夢のような場所である。
複数のシリーズに同名で存在する場所だが、作品によってそもそも世界が全く異なるため、同一の場所というわけではない。
DQ3では、経験が足らないものや勇者として生まれついたものは転職することができなかったが、後のシリーズでは、モンスターでさえ何の制限もなく転職することが可能になっており、ドラクエVI・ドラクエVIIでは定められた下級職をマスターすればそのさらに上の上級職に進むことができる。
DQ6とDQ7ではあと何回戦えば次のランクに進むか教えてくれる老婆がいるが、弱い敵を倒しても経験にならないとも教えてくれる。
なおほぼ必ずピチピチギャルになりたがっている老人が登場する。
ナンバリング
「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」ではダーマの神殿という名称になっている。リメイクでは命名神マリナンがいる。
「ドラゴンクエストVI 幻の大地」では上の世界では封印されており利用できず、下の世界でははるか昔に滅ぼされている。その解除の鍵となっているムドーを倒さなければならないために長い道程をたどることになる。滅ぼされている状況でも上の世界につながる井戸があるため、上の世界に戻るために訪れるプレイヤーもいるだろう。地下の大きな部屋には燭台があり、職業を★5以上にすると炎が灯り、デスタムーアを倒し全ての燭台の炎を灯すとお楽しみダンジョンに入ることができる。
「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」では、神殿が魔物に占拠されている。断る客に無理矢理勧めてくる時点でも察することができるだろう。魔物たちは神官たちに化けておりそれを知らずに転職しようとすると、なんと特技や呪文を奪われふきだまりの町に落とされ、しばらく現代にも戻れなくなるのだが普通に利用するためには、結局わざと騙されて特技や呪文を奪われてから長い道のりをたどる必要がある。過去の世界ではフォズ大神官が担当するが、現代の世界ではおっさんが担当し、ガボに不満がられる。
どうでもよいが、遊び人はどうやら無職とは異なることがDQ6にて判明している。
「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」では、Lv.99になったらLv.1からやり直す転生が加わった。最初は神官が失踪しているため利用できない。東にあるダーマの塔に行き、女神の果実の力で暴走した神官を元に戻すことで転職できるようになる。
「ドラゴンクエストX」では、冒険の舞台・アストルティアの各地に「ダーマ神殿出張所」として神官が常駐しており、転職および特訓機能の切り替えが行えるようになっている。本作発売当初は総本山となるダーマ神殿そのものはまだ登場しておらず、本格的に登場したのはセカンドパッケージとなる「眠れる勇者と導きの盟友 オンライン」からとなった。セレドット山道の奥深くに建立されており、参道であるセレドの町と隣接している。神殿の中には「スキルマスター」を自称する謎の男性がたたずんでおり、彼に話しかけることでスキルの上限開放やマスタースキルポイントの割り当てなどを行うことが可能となっている。
「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」では、冒険の書の世界のみ(PS4版には登場しない)登場するが、転職することはできない。大量のおじいさんがピチピチギャルになりたくて殺到しているというシュールな光景になっている。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
- ドラゴンクエスト関連用語の一覧
- 転職 / クラスチェンジ
- ドラゴンクエストIII そして伝説へ…
- ドラゴンクエストVI 幻の大地
- ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち
- ドラゴンクエストIX 星空の守り人
- ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン
- ドラゴンクエストIX 過ぎ去りし時を求めて
- スクウェア・エニックス
- アストルティア / セレドの町
- スキルマスター
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