チェシャー(アズールレーン)単語

チェシャー

4.5千文字の記事

掲示板へ

記事編集

「ふにゃあああああ！めっっっっちゃよく寝たー！んにゃ？チェシャーを起こした人？……んん～ダンナさま決定！なぜかってダンナさまに惚れたからに決まってるじゃにゃい！」

チェシャー(アズールレーン)とは、STG アプリ『アズールレーン』の登場キャラクター、KAN-SENである。
イギリス海軍において、現実には設計案だけで終わった艦のif的発展形である234mm級主砲搭載重巡洋艦に架空の艦名を与えたチェシャー(Cheshire)をモチーフにしている。

だ・ん・な・さまあああ！むぎゅーーすりすりさわさわくんくーん！……やりすぎって？もうダンナさまだからやりたいもーん♡

KAN-SEN名
チェシャー HMS Cheshire
基本情報
所属	ロイヤル
艦種	重巡洋艦
レアリティ	PR
CV	石上静香
イラスト	全班最菜嘤嘤嘤(YYY_( ´･ᴗ･` ))
艦歴
元ネタ	World of Warships
国籍	イギリス
艦級	改アルベマール級（チェシャー級）重巡洋艦（仮称）
計画	-
顛末	設計案のみ
備考

なぜかメイドの風貌をしているロイヤル重巡洋艦。指示もされていないのに勝手に執務室を掃除したり、キッチンに我が物顔で入り浸っていたりする。メイド隊のメンバーではないようだが……？

ーーーー公式 Twitter・艦船紹介より

ロイヤル所属の重巡洋艦。レアリティはPR。CV:石上静香

2020年 7月9日のアップデートで、WoWs コラボの第3弾として実装されたKAN-SENの一人。

ツイートを読み込み中です
 https://twitter.com/azurlane_staff/status/1280710035664809985

開発ドックでの建造開始には、ロイヤルの技術ポイント700が必要。そして、ロイヤル勢の前衛艦隊によって合計300万の経験値を集めることが要求される。他にも資金 20000や巡洋改造図も必要になってくるので、これから建造に取り掛かる指揮官は備えよう。

ダンナさまに惚れた理由はねー動物って初めて見た人を恋人…じゃなくて親だったね！いやあダンナさまのことは関係ないよ？好きなものは好きでダンナさまはダンナさまでしょうがないにゃあああ！

黒髪のにグリーンのメッシュ入り、瞳もエメラルドグリーンである。ついでにネイルもグリーンに染めている。髪は一見ショートボブっぽいが、デザイン画によると肩に掛かる程度の後ろ髪があるようだ。強調された胸部装甲はもちろん見事の一言。

ネコミミを連想させるデザインのヘッドドレスや、ネコ要素満載の衣装。そしてセリフの語尾に「にゃ」が入るなど、とことんネコっぽい。魚雷発射管や弾幕にも猫の肉球要素が入っている。これには下記の通り「不思議の国のアリス」の「チェシャ猫」をモチーフとして取り入れているからで、よく見ると主砲の砲座がティーポットを模したものになっている。

公式絵師により、デザイン画が上げられている。

ツイートを読み込み中です
 https://twitter.com/zelda10010/status/1280719027304710145

ツイートを読み込み中です
 https://twitter.com/zelda10010/status/1281855999796637701

性格面は、なんというかファンタジーの猫系ヒロインにありそうな、目覚めさせてくれた主人公たる指揮官を「ダンナ様」呼び、いきなりからとことんなついてくるあざとカワイイタイプ。甘えん坊な家飼いのネコをおもわせる純真無垢っぷりである。胸部装甲のお触りも「一言言ってくれればいい」とのこと。あの守銭奴な緑のネコにもちょっとは見習って…いややめておこう。

メイド服っぽい衣装だが、正式なメイド隊所属ではなく、あくまで個人的ご奉仕として指揮官の身辺を世話することになる。くどいようだが極めて積極的でスキンシップをどんどん求めてくる。多くのKAN-SENはケッコンによってより親密な「EXボイス」が開放される者も多いが、この娘の場合、最初からすべてが「EXボイス」同然の状態である。ところが、後日「EXボイス」が追加された。ぜひとも彼女とケッコンまで持っていって、聞きたいところである。ちなみに中の人はあの飛龍を演じる石上静香女史である。…まさに声優の本気。

2020年 8月20日のアップデートで、水着着せかえ「デーティングサマー！」が実装された。

紫系のビキニ水着姿である。ゲーム画面では一見、ボトムを穿いていないように見えるが、ちゃんと穿いているのでご安心を。そのあたりは公式絵師によるデザインが挙げられているのできっちり確認できる。

ツイートを読み込み中です
 https://twitter.com/zelda10010/status/1294841578880557056

この姿のチェシャーとぜひとも遊びたくなった指揮官は、ショップに速攻で突撃であるにゃ。

2021年 2月4日のアップデートで、春節着せかえ「音楽絢爛ケットシー」が実装された。

黒系のドレス姿がLive2Dで動き回ってくれる。ミュージカルのスターの如き入手時アニメーションは必見。ステージの歌姫風のシックさが目を引くが、自重せずにイチャイチャしたがるのはやはりチェシャーである。

ツイートを読み込み中です
 https://twitter.com/zelda10010/status/1358041422285262848

この歌姫チェシャーを手に入れたい指揮官は、ダイヤか福袋をお求めにいらっしゃいにゃ。

2021年 9月の4周年では、パーティー着せ替え「ハイネス・イン・ホワイト」が実装された。

白馬に寄り添って、パーティー会場を向かうときを待ち構えるチェシャ-の姿がLive2Dで動きまくる。こんなチェシャーを白馬に乗せてエスコートしたい指揮官は、ダイヤを準備あるのみだにゃ。

今日のメインディッシュはー魚雷か？それとも砲弾かにゃー？

スキル1:グリンしてファイア！
戦闘中、自身が受けるダメージを5.0%(MAX15.0%)軽減する; 戦闘開始時12秒毎に、50.0%(MAX 100.0%)で特殊弾幕を展開する(威力はスキルレベルによる)

スキル2:チェシャーがやるよ！
戦闘中、自身の1回目の魚雷攻撃準備時間を40.0%(MAX70.0%)短縮させる; 自身が攻撃を受けた場合15%で発動、戦闘終了時まで自身の砲撃・回避・対空が1.0%(MAX5.0%)アップ(最大3回まで加算可能)

スキル3:対セイレーン特化改修Ⅰ
自身のセイレーンへのダメージが5%(15%)アップ

　性能面は、いわゆる魚雷型重巡洋艦の体裁を持ちながら、対空砲座+1を早い強化段階（強化レベル5）で習得でき、対空型艦としての一面を持つ。その値はなんと400に迫る（親密度による補正を加えると400超）強化が完成すれば対空補正も165 %になることと併せると、対空艦の代表である五十鈴改やサンディエゴ改に匹敵する事になる。その代わりに魚雷はストックができず、開幕魚雷もない。ダメージソースは主砲に頼ることになるが、そこで問題になる重巡洋艦の手数の少なさをスキルによる弾幕で補っていく形になっている。

スキル1「グリンしてファイア！」は、一定時間発動で空から振ってくる肉球スタンプが敵に榴弾に相当するダメージを与える。その威力は重巡主砲並みで、連続でバンバン当たればごっそり敵の耐久値を削ることが出来る。マックスレベルまで上げれば100%発動となるため、早急にレベルを上げきってしまいたいところ。さらに、恒常発動のダメージ軽減効果も見逃せない。

スキル2「チェシャーがやるよ！」は開幕魚雷を持てないことへのカバーとして、1回目の魚雷を早く撃てるようにしてくれる。また、攻撃を受けるごとの判定で砲撃・回避・対空の3つのパラメーターを加算してくれるバフ効果もある。これもマックスまで上げれば最大15％アップと決して侮れない。なお、このスキルのアイコンイラストでは揺れている。何かは見ればおわかりいただけるだろう。

また、いわゆる全弾発射の弾幕（強化レベル10で習得、レベル30でさらに強化）は、これも肉球スタンプが敵に向かって乱舞するように発射される。なんとなくサンディエゴ改のスター弾幕を思わせる。

ロイヤル所属の重巡洋艦チェシャー！ダンナさまと出会うまではソーゾーでしか存在しなかったよ！つまり体も心もダンナさまのものなのー！きゃー♡

モチーフとなっているのは、計画艦のコラボ先であるWorld of Warshipsにおいて、イギリスの重巡洋艦建造計画の設計案の一つを具現化。それをアルベマール級とし、さらにそれの改良型として234mm主砲を搭載したものに仮の名前「チェシャー」を与えたものである。

イギリス重巡洋艦は史実においては、予算の問題とロンドン軍縮条約の絡みでイギリス海軍が軽巡洋艦の充実に力を入れるようになったため、ヨーク級2隻を最後に建造の系譜が一旦絶えることになった。

だが、実際には他国の重巡洋艦の大型化の流れに対抗すべく234mm主砲搭載の2万2千トン級大型重巡洋艦を始め、サウサンプトン級軽巡を発展させた203mm主砲搭載の1万5千トン級重巡洋艦も計画されている。だが、これらは戦艦「ヴァンガード」の計画立ち上げや、結局第二次世界大戦の開戦で他の艦の建造を優先したこともあって計画が進まず、1943年 6月に軽巡のみの整備を進めることが決定されて廃案となってしまった。

World of Warshipsでは、これらのうち203mm主砲9門を搭載する艦をアルベマール級としてゲーム内に実装。さらにその発展形として234mm主砲6門を搭載する艦を「チェシャー」とし、課金により実装したものである。アルベマール級は実際に建造発注まで計画が進んでおり、その主砲を載せ替えた「チェシャー」はかなりの部分は実在設計の艦だと言うことになる。

「チェシャー」の名は、イギリス北西部のチェシャー州から取られている。ここは、チーズや塩の生産で有名な農業地帯である。また、「不思議の国のアリス」の作者ルイス・キャロルの出身地であり、同作には「チェシャ猫」という大変有名なキャラクターが登場する。これはKAN-SENの「チェシャー」の外見や性格面の重要なモチーフとなっていると考えられる。