チェスクロックとは、チェスや将棋などの2人でのアナログゲーム対戦で、互いの持ち時間を管理するための時計である。対局時計ともいう。
概要
チェスクロックには、アナログ式とデジタル式の2つがあるが、どちらにも共通することは、片方の時計が動いている時はもう片方の時計が止まっていることである。なお、両方の時計を止めることは可能で、初期設定をしたり、両方の時計を止めて審判が確認するなどの用途に用いる。
- アナログ式の場合、終了時刻を定め、それに基づいて持ち時間から逆算して開始時刻を決める。例えば時計が5時を指したら持ち時間が切れたというルールにするならば、持ち時間2時間なら初期の時刻は3時にセットする。12のところには小さな赤い針があり、長い針が11を過ぎると次第に持ち上がり、12を過ぎると落ちる仕組みになっている。時間切れになったというのは、短い針が所定の時刻を指していて、小さな赤い針が落ちた状態のことを指す。この小さな赤い針が落ちる様子から、時間切れ負けすることをギロチンと呼ぶこともある
- デジタル式の場合、持ち時間をそのまま入力する。時間切れになったらブザーが鳴ってそれが伝えられる。デジタル式の場合、より細かい設定も可能で、フィッシャーモード(初期時間から1手ごとに時間が追加されていく)はデジタル式でなければできない
あくまでもそれぞれのプレイヤーごとに持ち時間管理するゲームで用いるので、全体で共通の時間を消費していくようなゲームで利用することはしない。
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