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チチとは、鳥山明原作の漫画『DRAGON BALL』およびそれを原作とするアニメなどに登場するキャラクター。
CV：荘真由美（無印～Z66話）→渡辺菜生子（Z88話～現在）
概要
フライパン山の牛魔王の娘。孫悟空 の嫁。 孫悟飯、孫悟天の母であり、パンの祖母である。
12歳の時出会った孫悟空に一方的に恋をし、婚約（？）する。
筋斗雲に乗れることから、純粋な心の持ち主。
第23回天下一武道会で悟空と再会を果たし、19歳の若さで結婚。
成長したチチはクリリン・ヤムチャらに「むちゃくちゃ可愛い子」と言いしめる美少女だったが
その後、まさかの鬼嫁へと豹変する。
亭主の悟空は、修行と戦いに明け暮れてあまり働かない。
息子の悟飯に期待して「世界平和よりも悟飯の勉強の方が大事」と豪語するレベルの「教育ママ」と化すが、悟空に続いて悟飯、悟天も不良化（超サイヤ人化）するなど気苦労が絶えない。
悟空の死後は教育ママぶりが比較的収まり悟天にも武術を教えるなど悟空の代わりを務めようとしているかのようにしており教育方針でぶつかりつつも内心悟空のやり方を認めていたのかもしれない。
「泣くのはいつも女だべ」と文句を言いつつも、亭主と子供たちを深く愛している。
最強の超サイヤ人として宇宙の帝王であるフリーザを倒した孫悟空でさえ頭が上がらないチチは、ある意味宇宙最強の人物と言っても過言ではないかもしれない。
孫悟空だけでなく、ピッコロやベジータでさえもかなわないことがある。母・女は強し。
なお、ネタではなく純粋な戦闘力としても、『ドラゴンボール』シリーズの女性としては上位に位置する（＝まともに戦闘シーンがある）ため、18号とともにゲーム作品で戦闘が可能なことが多い。
アニメオリジナルキャストの変遷について
現在チチの声を担当してる渡辺菜生子は2代目であり、初代は荘真由美が番組開始から5年ほど担当していた。
荘にとってチチは“自分の好きなキャラクターであり、自然体で演じられた役でもある”と述べている。
また、チチが悟空を呼ぶときに使う「悟空さ」は心を込めて言ったと語っている。
このほか悟飯を育ててる時のチチも気に入ってるが、母親となった後に人当たりの強い面が強調されていった際には「あまりトゲトゲしいイメージを持たれたくない」と演技に気を遣っていたという。
しかし荘は産休と育休のため1990年末をもって降板。
本人は無論、共演していた野沢雅子も遺憾の思いを示していた。
その後、同作でプーアルの役でレギュラー出演してきた渡辺が後任となり、これについては野沢も渡辺が代役から後任に繋がったことでやっと安心したという。
その後、仕事に復帰した荘は2003年発売のプレイステーション２用ソフトゲーム「ドラゴンボールZ」にて
久しぶりにチチの声をアテたが、2006年以降は荘が所属事務所の経営業務のため声優としての活動は減少、
それ以降のゲーム作品およびアニメ作品で登場するチチの声は全て渡辺が担当してる。
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関連項目
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