チャイナ・ウィルスとは、 武漢ウイルス研究所で製造されたコロナウイルスのひとつである。
概要
チャイナ・ウィルスは、2018年に人民解放軍が中国浙江省舟山において捕獲したコウモリから採取した「舟山コウモリウィルス」がベースとなっている。アメリカの国立衛生研究所(NIH)がチャイナ・ウィルスを分析したところ、舟山コウモリウィルスと構造が100%一致した為、明らかとなった[1]。
製造過程
中国の武漢ウィルス研究所が、2020年1月30日の「ランセット誌」において、「最新『新型コロナウィルス』研究:持病を持つ患者の感染率が高いウィルス遺伝子は『舟山コウモリ』と酷似」という論文を発表した。この論文に拠ると、チャイナ・ウィルスは、「SARS関連ウィルスとの類似性は、88%。遺伝子配列は99%の同一性を持っている」という[2]。
このウィルスは、2013年には、初期型が完成していた。ただ、プロトタイプは、舟山コウモリでは無く、雲南コウモリが基礎となっている。「雲南コウモリのタンパク質+SARSウィルス(マウスから採取)+人間の受容体遺伝子(ACR2)」で構成されている。プロタイプの時点で「人間の呼吸器に感染し易い特徴」を持っていた[3]。
これらの研究結果を、武漢ウィルス研究所(P4ラボ)の研究員たちが、2015年11月9日の「Nature Medicine」において論文で発表した。ここには、「コウモリから採取したウィルス」が「SARSに似た感染症」を引き起こす可能性について論じられており、リバースジェネティクス(逆遺伝学)手法を活用した事が記されている[4]。
中国共産党の対応
- 中国共産党は、アメリカに責任転嫁する準備の為、WHOのテドロスを使って、緊急事態宣言を遅れさせた[5]。
- 武漢市長の周先旺は、中国国営中央テレビのインタビューで「(感染状況の)情報公開が遅れた」事を認めた上で、「地方政府は情報を得ても、権限が与えられなければ発表することはできない。この点が理解されていない」とも発言。「情報提供の遅れは、中央政府の対応にも原因がある」ことを示唆した[6]。
アメリカの反応
- バイデンは、トランプ大統領が「チャイナ・ウィルスの感染拡大を防ぐために、中国からの入国を規制しようとしたこと」を「トランプは外国人恐怖症だ」と批判した[7]。
- 民主党(アメリカ)もトランプ大統領の中国からの入国規制に反発。ナンシー・ペロシは「人種差別」と問題視した [8]。
その他
関連リンク
関連動画
関連項目
脚注
- *わが敵「習近平」(著者)楊逸 (出版)飛鳥新社 P7、P27
- *わが敵「習近平」(著者)楊逸 (出版)飛鳥新社 P25
- *わが敵「習近平」(著者)楊逸 (出版)飛鳥新社 P26
- *わが敵「習近平」(著者)楊逸 (出版)飛鳥新社 P24
- *世界ウィルス戦争の真実(著者)日高義樹 (出版)徳間書店 P12〜14
- *朝日新聞2020年1月28日 武漢市長「権限なしに情報公開できぬ」 政府の責任示唆
- *東京新聞2020年8月4日 対中の「甘さ」非難合戦…トランプ氏vsバイデン氏
- *Washington Examiner2020年4月27日 Nancy Pelosi’s absurd excuse for her Chinatown comments shows she is the press’s charity case
- *New York Post2020年8月31日 94% of Americans who died from COVID-19 had contributing conditions: CDC。
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