チャウ・シンチー(周星馳)とは、香港を代表する 肉体派コメディー俳優 脚本家 映画監督である。
1962年6月22日、香港生まれ。母子家庭出身で姉と妹に挟まれた3人兄弟の2番目。
香港のブルース・リーファンクラブの名誉会長である事でも有名。
吹き替えは堀内賢雄や平田広明が務めることが多いが、基本的に一定していない。
代表的なところでは他に山寺宏一 壇臣幸 小杉十郎太 小野坂昌也 星野充昭
概要
幼い頃から映画や漫画を好み、中学時代には友人たちと8ミリカメラでカンフー映画を作っていたりした。
高校卒業後、香港TVBの俳優養成所に中学時代からの友人で姉との共通の友人でもあったトニー・レオンを誘って共に受験し自分だけ不合格。
夜間の部を改めて受験して合格し卒業後、子供番組の司会者となったのに本人は子供嫌いという事で、子供相手に悪行の限りを尽くし、かえって大人気となってしまった結果、以後5年にわたって同番組の司会を務めた。
しばらくはTVで活動を続けるも脇役ばかりであまりパッとせず活躍の舞台を映画に移すも、テレビ俳優というイメージが強すぎたのか大当たりにはほど遠く、長きにわたって不遇を託った。
その後、「他来自江湖」(89年)で借金が原因で落ちぶれていた往年の名優ン・マンタとコンビを組み、同じコンビで作り、ン・マンタのツテでチョウ・ユンファも友情出演した「ゴッドギャンブラー外伝 賭聖」(90年)が大当たり。
ン・マンタとのコンビ主演、コメディー映画の大家バリー・ウォン監督によるコメディー映画の数々で徐々に人気を博すようになり、「チャイニーズオデッセイシリーズ」90年代武侠映画ブームを代表する名作「鹿鼎記シリーズ」(邦題「ロイヤルトランプ」)といった主演作の大ヒットで主演作が国外でもリリースされるようになり、海外でも徐々にその知名度を上げていった。
やがて自身で監督として作った初監督作品「食神」もヒットし、2001年に公開した監督兼主演作「少林サッカー」の世界的ヒットによって香港を代表するスターとして認識されるようになった。
その後「カンフーハッスル」でのSARSの流行で音信不通になり出演できなかったことが切っ掛けのン・マンタとの仲違いや、2009年頃にサモ・ハン・キンポー等の競演経験のある大物俳優からの「気むずかしい性格で付き合いにくい奴」と猛烈な批判を浴び、香港ではバッシングにさらされていたらしい。
これは彼独特の映画への真剣さもあっての事。
「DRAGONBALL EVOLUTION」に参加した際は自身の意見が全く通らなかったことや待遇、作品そのものの完成度の低さで激怒しプロモーション活動への参加を拒否したり、前述の「少林サッカー」でも出演者への演技の要求の高さで出演女優を泣かせたりと、そうした逸話には事欠かない。
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