概要
小麦粉を水で練り、発酵させずに円形に薄くのばして鉄板などで焼いたパンで、
インド北部のほか、ネパールなどでも主食として食べられている。
(ちなみにインド南部の主食は米である)
チャパティと同じ生地に油を塗り丸めて焼いたものを「ラチャパラタ」、
生地を揚げたものを「プーリー」という。
チャパティはそれだけで食べることはなく、ナンのようにカレーにつけて食べるのが一般的。
日本では「インド人の主食と言えばナン」と思われがちだが、実際はそうではない。
ナンを焼くのに必要なタンドール窯を持っている家庭は少ないため、インドでも、
ナンはレストランで食べたりテイクアウトしたりするもので、
普段は家庭でチャパティやごはんを食べているのである。
インドの主婦は1回の食事につき約30枚のチャパティを焼くともいわれており、
インド女性は花嫁修業としてチャパティ作りに励むらしい。
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