チュン(ちゅん)は、『らき☆すた』の登場キャラクターである。今野宏美が演じている。
概要
PS2版『らき☆すた 〜陵桜学園 桜藤祭〜』(以下「桜藤祭」)に登場するオリジナルキャラ。通常桜藤祭のオリジナルキャラと言えば永森やまとが広く知られているが、彼女ももう一人のオリジナルキャラとして登場する。3章「ラッキースターユニバース」のみの登場であり出番が少ない事、今野宏美のインタビューで軽く触れられていたことを除けば発売前まで彼女の存在が発表されてなかった事から、やまとに比べるとマイナーな存在である。
作中ではネットゲーム『ラッキースターユニバース』 (LSU) の世界で、リアルマネートレード(RMT)、チート、マルチ商法というかねずみ講、詐欺と悪事を働き、更に主人公らをあらゆる手段で苦しめた。終盤で管理者によってアカウントを剥奪されたが、その時中学生である事が発覚し、主人公らに庇われ、逮捕は免れた。
どうやら外国人であるらしく、語尾に「R」を付けるおかしな日本語を使う。今野宏美のインタビューによれば中国人だが、作中では明言されていない。中国人という設定は、現実に中国人によるチート等の被害が多い事の皮肉という説もある。
作中で明確に犯罪の描写がある事から、らき☆すた内でも極めて異質な存在であると言える。また、登場するのはネットゲーム内での姿であり、リアルでの姿は不明。担当声優が今野宏美である事から、ファンの間では小神あきらが正体とする説もある。
バストアップのグラフィックは泉こなたの流用であるため、キャラクターデザインはおそらく原作者美水かがみではなくメインデザインの田仲智治あたりと思われる。デザインについてはあきらキングダムズの4人を合体させたのではともいわれている。
なお、企画段階では小神あきら(あ・キラ様)と白石みのる(私はMです)で『DEATH NOTE』のパロディをするという構想もあったが、さすがにやりすぎだろうと言うことで紆余曲折の結果、魔王とチュンという構図になり、新キャラとして設定されたという経緯が開発者インタビューで述べられている。
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関連項目
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