チューリップ賞はJRA(日本中央競馬会)が開催する阪神競馬場の3歳牝馬限定、芝1600mの重賞である、格付けはGⅡ。(桜花賞トライアル)の副題が付いている。
なお地方競馬場でもチューリップ賞と名のついたレースがいくつかあるが、ここではJRAのレースについて記事にする。
概要
前身は1984年に始まったオープン特別時代のチューリップ賞。1994年に重賞に格上げされてGⅢになり第1回が行われ、2018年からGⅡに格上げされた。
距離と競馬場が同じということで、阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神3歳牝馬ステークス)で好走した馬がここで人気になることが多く、またこのレースで好走した馬が桜花賞で人気になることが多い。
このレースで桜花賞の優先出走権が3着まで獲得できることから、多くの有力馬が出走している。
オープン特別時代の勝ち馬には、マックスビューティ、アグネスフローラ、シスタートウショウ、アドラーブル、ベガが勝ち馬がのちにGⅠ馬に、
重賞に格上げ後は、
エアグルーヴ、テイエムオーシャン、ウオッカ、ブエナビスタ、ハナズゴール、ハープスター、シンハライト、ソウルスターリング、ラッキーライラックがのちにGⅠ馬になっている。
また馬券圏内の馬でも、ニシノフラワー、タケノベルベット、オグリローマン、ダンスパートナー、メジロドーベル、スティルインラブ、トールポピー、アパパネ、アユサン、ヌーヴォレコルト、レッツゴードンキ、ジュエラー、リスグラシューがのちにGⅠ馬になっている。
基本、阪神競馬場の芝1600mで行われるが、オープン特別時代の1991年と、GⅢに格上げした年の1994年は中京競馬場の芝1700m、1995年は京都競馬場の芝1600mで行われた。
レース結果
関連コミュニティ
関連項目
- 2
- 0pt