概要
「スターターデッキ」(2008年3月15日発売)で登場した通常モンスター。能力は以下の通り。
チューナー(通常モンスター)
※「STARTER DECK」(2008年発売)収録のカード(YSD3-JP001)による
星3/地属性/戦士族/ATK 1600/DEF 200
あらゆるものをチューニングしてしまう電波系戦士。
常にアンテナを張ってはいるものの、感度はそう高くない。
「ウォーター・スピリット」、「ジャンク・シンクロン」、「炎龍」、「マジカルフィシアリスト」と共に、遊戯王OCGに初めて登場したチューナーモンスターの1体。カードナンバーはこのカードが一番若いので、このカードが初のチューナーであると言えなくもない。
地属性・戦士族という非常に扱いやすい能力で、攻撃力もそこそこあるチューナーモンスターなので、活躍の場は結構ある。通常モンスターのサポートを受けられる点も見逃せない。
同じレベル3の通常モンスターのチューナーに「ジェネクス・コントローラー」がある。
向こうは専用に指定するシンクロモンスターが存在したり、攻撃力が低いために「奈落の落とし穴」に引っかからない、「キラー・トマト」などのサポートが受けられるなどの利点がある。
こちらはこちらで多数の戦士族サポートが受けられるので、その点で差別化できる。
「電波系」とは妄想癖のある人や他者とコミュニケーションをとろうとしない人を指す言葉である。主にサブカルチャーなどで用いられる。元々は「何者かからの声や思考が電波で届く」と言う人のことをさす言葉であった。
このカードのテキストがこれを意味しているのかは不明。
「チューニング」はアニメ、漫画でシンクロ召喚の際に用いられる表現。「(非チューナー)に(チューナー)をチューニング!」といった形で用いられる。
あらゆるものをチューニングするが、「粋カエル」(シンクロ素材にできない効果を持つ)などはチューニングできない、というのはさすがに酷か。
常に張っているアンテナの感度はそう高くないらしい。一応、上で触れたように「ジャンク・シンクロン」らを押しのけてチューナー第1号となっているのだが……。そりゃ汎用性では負けますがねぇ。
両手はイヤホンのコネクタ(フォーンプラグ)のようになっている。戦闘や電波の受信時はどうかは知らないが、日常生活では大変そうな手である。
同時に登場した「ウォーター・スピリット」と共に、初の通常モンスターのチューナー。しかし、ルールブックの通常モンスターの説明「特別な能力を持たない~」が改められていないため、この部分が少々違和感のある表現となっている。ルール上は「『チューナー』は効果ではない」となっているため、間違いというわけではないが。
「『チューナー』は効果ではない」を説明するにはちょうどいいカード。
同じく同時に登場した装備魔法「シンクロ・ヒーロー」のイラストにこのカードが描かれている。
2009年のスターターデッキではいったん未収録となったが、2010年に再び収録された(YSD5-JP001)。しかし、2011年はエクシーズ召喚中心のためか、再び未収録となった。
新規登場のチューナーモンスターで、「ジャンク・シンクロン」、「スピード・ウォリアー」などの遊星の使用カードと共に登場したので、このカードも遊星が使用するのではないかと考えている人もいたが、そんなことは1度もないままアニメ5D'sは終了した。
一応、遊星が使用した通常罠「ライジング・ラッシュ」では、爆発の中を走り抜けるかっこいい「チューン・ウォリアー」が描かれている。また、ジャックの使用した「チューナーズ・マインド」、牛尾の使用した「ディスコード・カウンター」(TF4以降にオリジナルカードとして収録)のイラストにも登場している。
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