チョコボGP単語

• 概要
• 特徴
• 前作からの主な変更点
• キャラクター
• コース
• 関連動画
• 関連リンク
• 関連項目
• 掲示板

『チョコボGP』とは、2022年3月10日に発売されたNintendo Switch向けソフトである。

概要

『ファイナルファンタジー』シリーズのマスコットキャラとしてお馴染みの「チョコボ」を主人公にした『チョコボシリーズ』のレースゲーム。

多数のキャラが登場し、オンライン対戦が可能となっている。8人対戦ができ、64人のプレイヤーから勝ち残っていく「チョコボGP」モードも搭載。本作には無料で遊べる「Lite版」も存在し、一部機能は制限されるがこちらでもオンラインで遊ぶことが可能。

魔石やアビリティを用いた攻防やストーリーモードの収録など、1999年に発売された初代プレイステーション用ソフト『チョコボレーシング 〜幻界へのロード〜』のシステムを汲んだ作品と言える。

ただ、公式は「直接の続編ではなく、システム等を引き継いだ『精神的続編』」というスタンスを取っている通り、特にチョコボシリーズをプレイしていなくても問題なくプレイ可能となっている。

2021年9月24日放送のニンテンドーダイレクトで初公開された。『レーシング』からは20年以上の時を経た新作だけに、『レーシング』を遊んだ事のある人やFFファンを中心に反響を呼び、中でもニンテンドー3DS向けに企画されていた『チョコボレーシング 3D（仮称）』の開発中止を知る人からは驚きの声もあった。

特徴

ゲーム概要

• 最大8人で対戦できるレースゲーム。
• キャラクターは過去の『チョコボ』シリーズ作品、『ファイナルファンタジー』シリーズ作品から選出。
  • あくまで設定は本作独自のものなので、新規プレイヤーでも楽しめる内容となっている。
  • 『不思議なダンジョン』『～2』といった旧作からも、キャラやステージが多数選出されている。

モード

• モードは「ストーリー」「シリーズ」「GP」「タイムアタック」「カスタム」「マルチプレイ」と多数。
• 1人～2人プレイ用モード
  • 「ストーリー」：『レーシング』と同様、キャラクターが喋るストーリーモードが搭載されている。
  • 「シリーズレース」：特定の4ステージを順番に遊び、総合1位の達成を目指す。
  • 「タイムアタック」：特定のステージのタイムを競う。他のプレイヤーとのゴーストとも対戦可能。
  • 「カスタム」：アイテムや周回数などを自由に設定して2人対戦ができる。
• 複数プレイ用モード
  • 「GP」：本作の目玉。最大64人のプレイヤーがトーナメント方式で対戦できる。
  • 「マルチプレイ」：GPより自由に最大8人で対戦できる。フレンドとの対戦も実装。

レース

• ドリフトやブーストなど、数々のアクションを駆使してレースで競う。
  • 本シリーズの特徴として、ドリフトが非常に狙いやすくなっている。
  • 本作では空中での「エアトリック」も存在する。
• コース上には「クリスタル」が落ちており、取得数に応じて速度がアップする。
• コース上の「マジカルエッグ」を取ると、攻撃・防御・速度アップ等に使える「魔石」を入手できる。
  • 魔石は最大3個まで取得可能。同じ魔石を複数個取得すると威力がアップする。
  • マジカルエッグは金・銀・銅の3色あり、ランクが高い色ほど良いものが手に入りやすい。
• 時間経過で「アビリティゲージ」が溜まり、溜まりきるとキャラ固有の「アビリティ」を発動できる。
  • アビリティは使用機会が限られる分、その威力は魔石以上に豪快。大逆転を狙うことができる。
• キャラにはカスタマイズ要素があり、車体をカスタマイズしての性能変更や、アクセサリ装着が可能。

前作からの主な変更点

• 車輪のついた乗り物で走ることが参加条件に定められた。
  • これにより、『レーシング』では魔法の絨毯に乗っていたシロマも、本作では車に乗っている。
• レースの最大参加人数が6人から8人に増加。
• 一部キャラの名義が変更。
• マシンにカスタマイズ機能が追加された。見た目や性能に変化が生じる。
• 取っていくと個数に応じてスピードが上がっていく「クリスタル」の概念が追加された。
• アビリティは自由に付け替えらえる方式でなく、キャラごとに固有になった。
• 魔石をぶら下げなくなった。
• 魔石の所持順の概念がなくなり、順番に関わらず同じ魔石を複数持っていれば強化されるようになった。
• 「ウォータ」「クエイク」「エアロ」「チェンジ」「バハムート」の魔石が登場。
• 「死の宣告」の魔石が強化可能に。また、取り憑いた死神を追い払えるようになった(レベル2まで)。

キャラクター

• チョコボシリーズやFFシリーズの歴代キャラから選出。初期実装は24キャラ。
  • オンライン対戦の各「シーズン」（2ヶ月単位）毎にキャラ追加予定。
• シーズン1ではシーズンパス（有料）が必要なキャラ、無料で取得可能なキャラを1人ずつ追加実装。
  • シーズン2以降では全てのキャラが無料で取得できるようになった。 
  • シーズンパスはシーズン1のログインボーナス（で貰えるミスリル）で無料で入手できる。
    1度だけ有料キャラを無料で引き換えられることになる。

チョコボシリーズ出身

召喚獣

ファイナルファンタジーシリーズ出身

コース

同じコースでも「ショート」「ロング」「テクニカル」「ハイスピード」といったコース変化が存在する。

チョコボシリーズ出身

• シドのテストコース(チョコボレーシング／チョコボGP) ショート/テクニカル/ロング
  シドが設計したサーキット。スクウェアロゴ入りの飛行船や揺れる針など、前作『レーシング』の同名コースを思わせるものが点在している。
• チョコボ農場(チョコボの不思議なダンジョン) ショート/ハイスピード
  作中の拠点となるチョコボの村。
• モンスターの村(チョコボの不思議なダンジョン2) ショート
  作中の拠点となるモンスターが集う村。

ファイナルファンタジーシリーズ出身

• ビッグブリッジ(ファイナルファンタジーV) ハイスピード/テクニカル 1/テクニカル 2/ショート
  敵城「エクスデス城」のたもとにある長橋。
• 次元の狭間-アルファ-(〃)
• 次元の狭間-オメガ-（〃）
  原作のラストダンジョン。クリスタルに覆われた異次元空間。
• ゾゾの街(ファイナルファンタジーVI) ハイスピード
  嘘つきの集う街。原作同様に雨が降っており、障害物も存在する。
• ゴールドソーサー(ファイナルファンタジーVII) ショート/ロング
  高所に造られたテーマパークで、その周囲に浮かぶサーキットを駆ける。
• ミッドガル(ファイナルファンタジーVII) ショート/テクニカル
  工場地帯やスラム街を抱える巨大都市。
• バラムガーデン(ファイナルファンタジーVII|) ハイスピード/テクニカル/ロング
  メインキャラが通う傭兵育成学園。
• アレクサンドリア(ファイナルファンタジーIX) ハイスピード/ロング
  女王ブラネが治める王国。『ハイスピード』では城下町、『ロング』では城内が舞台となる。

関連動画

関連リンク

• 公式サイト
• 公式Twitter

関連項目

• Nintendo Switch
• チョコボ
• ファイナルファンタジー
• チョコボレーシング 〜幻界へのロード〜
• スクウェア・エニックス
• ファイナルファンタジーの関連項目一覧

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