チルタリスとは、ポケットモンスターに登場するNo.334のポケモンである。初登場はルビー・サファイア。
| 基礎データ | |||
|---|---|---|---|
| 名前 | チルタリス | タイプ | ドラゴン ひこう（通常） ドラゴン フェアリー（メガ） |
| 英語名 | Altaria | 高さ | 1.1m（通常） 1.5m（メガ） |
| 分類 | ハミング | 重さ | 20.6kg |
| 性別比率 | ♂：50.0% | 特性 | しぜんかいふく |
| ♀：50.0% | ― | ||
| グループ | ひこう | 夢特性 | ノーてんき |
| ドラゴン | メガ特性 | フェアリースキン | |
| 孵化歩数 | 5140歩 | 捕捉率 | 45 |
| 世代 | 第3世代 | 努力値 | 特防+2 |
| 進化 | チルット → チルタリス（Lv35） | ||
| 図鑑データ | |||
| 全国図鑑 | #334 | タイプ | 青 |
| ジョウト | #― | ホウエン | #122 |
| シンオウ | #172 | イッシュ | #247（BW2） |
| カロス | #140（マウンテン） | アローラ | #― |
| ガラル | #― | ||
図鑑説明
- ポケットモンスタールビー
- わたぐもに まぎれて おおぞらを まう。 すきとおった こえで メロディを さえずれば みみにした ものは うっとり ゆめごこち。
- ポケットモンスターサファイア
- うつくしい ソプラノで うたう ポケモン。 わたぐもの ような つばさで じょうしょう きりゅうを うけて おおぞらへ まいあがる。
- ポケットモンスターエメラルド
- うつくしい ソプラノの なきごえで ハミング。 あおぞらと しろい くもに まぎれて とぶ。 しゃくねつの ひのたまを くちから はきだす。
- ポケットモンスターファイアレッド・リーフグリーン
- ひとざと はなれた やまおくで うつくしい ねいろが きこえたら それは チルタリスの ハミングだ。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール
- そらを とぶ すがたは まるで わたぐものように みえる。 ソプラノの こえで ハミングする。
- ポケットモンスタープラチナ、ポケットモンスターブラック・ホワイト
- こころが かよいあった ひとがいると やわらかく うつくしい はねで そっと つつみこみ ハミングする。
- ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー
- おおぞらを ゆったりと とぶ。チルタリスの うつくしい ハミングを きくと うっとり ゆめごこちだ。
概要
- チルットからレベル35で進化する。ドラゴンタイプ（注1） の中で最も進化のスピードが早いのが特徴。進化と同時にドラゴン技「りゅうのいぶき」を自力で取得する。（注2） 通常レベルアップに手間のかかるドラゴンタイプのポケモンを手軽に育てたいという人におすすめのポケモンだ。
- レベルアップで、ドラゴン技「りゅうのまい」や「りゅうのはどう」（注3） そして、飛行タイプ最強技「ゴッドバード」も自力で取得できる。
注1：任意のレベルで進化できるキングドラとアーゴヨンを除く最終形態の中で。
注2：普通に進化させると「オウムがえし」を取得できなくなる。覚えさせてから進化させるか、タマゴ技として覚えさせておく必要がある。第七世代からは進化前に思い出しで覚えさせても良い。
- とりつかいなどのトレーナーをはじめ、ヒワマキジムリーダーのナギ、四天王のゲンジがそれぞれ使っている。
- そしてHG・SSでは強化版としてチートのチャンピオン・ワタルの使用ポケモンとして登場する。レベルは73で、技は「ほろびのうた」、「りゅうのいぶき」、「かげぶんしん」、「はかいこうせん」。
- ちなみに他の使用ポケモンはリザードン（68）、ギャラドス（68）、カイリュー（75）、ボーマンダ（72）、ガブリアス（72）といった厨ポケドラゴンパーティである（当時のリザードンやギャラドスはまぁ、ね？）。「りゅうのまい」や「つるぎのまい」、「りゅうせいぐん」持ちもいるので、倒すのに非常に苦労するかもしれない強敵である。 ※（）内はレベル
- 技マシンで覚えられる大技の一例では、エメラルドの図鑑説明 （しゃくねつの ひのたまを・・・） にもあったように「かえんほうしゃ」や「だいもんじ」といったほのお技やじめん技の「じしん」に、くさ技の「ソーラービーム」、自身の弱点（4倍）でもあるこおり技「れいとうビーム」など、ドラゴンタイプだけあって色々なタイプの技を覚えることができる。ただし、「ふぶき」は覚えられない。
- 同じドラゴン・ひこうタイプを合わせ持つカイリューやボーマンダと比べると種族値などが……なので、とくせい「しぜんかいふく」とチルタリスが覚える「うたう」や「ほろびのうた」、「フェザーダンス」を活かし、差別化を図りたいところだ。
- 第3世代（RSE）においては、伝説のポケモン・レックウザがいる「そらのはしら」の5階のみ（要マッハ自転車）だが、野生のものが生息している。出現率はかなり低めだが、レベルは60（他の野生ポケモンは59以下）と一番高い。手っ取り早く野生のチルタリスをゲットしたいときはレベルが60のポケモンを先頭にしてむしよけスプレーを使うといいだろう。
- 外見ではドラゴンタイプと分からないので、初見の時に ↓↓
チルタリスをくりだしてきた！→「余裕だぜ！ ひこうタイプにはでんき技だ！」→○○の10まんボルト！→メッセージなし→「あれ？おかしいな」→チルタリスのりゅうのいぶきorじしん→「ええええええ、嘘だろ！？」→○○は たおれた！
「チルタリス…恐ろしい子！」
…という苦い経験をヒワマキジムのジムリーダー・ナギ戦でしたことはないだろうか？
エメラルドのルネジムリーダー・アダンの切り札のキングドラは前作をやった人ならばタイプを知っているであろうが、こいつはどうみても鳥である。そのため、初見でドラゴンタイプを見抜けた人はほとんどいなかったのではないだろうか。まさに「初見殺し」ポケモンといえる。みんなは十分に予習して挑もう！ - 今までは対戦ではカイリューやボーマンダ等の上位互換に近い存在がいたためあまり見かけなかったが、見た目がモコモコしているからか、第5世代にて反則強力技「コットンガード」を習得。
防御をいきなり3段階も上げるというこの技、1回積むだけでハガネールをも超える硬さになるため、他のドラゴンタイプとは異なった全く新しい可能性が開けた。 - 夢特性は天候を無効化する「ノーてんき」。天候ダメージを防げるようになるため耐久性が高まる上、天候による特性や技の効果変動も全て無効になる。
- 第6世代では強力なフェアリータイプ特殊技の「ムーンフォース」、第七世代ではタマゴ技で物理技の「じゃれつく」も習得。数少ない不一致ムーンフォース使いであると同時に、ドラゴンタイプの中でも数少ないフェアリー技使いとなり、ますます他とは違った道が開けてきた。ドーブルを除けば「じゃれつく」と「ムーンフォース」を同時習得できるポケモンはチルタリス系統が初である。
- ポケモンGOでは先に追加されたホエルオーと同じく進化にアメ400個を要求する物量型。ただチルットの出現頻度はそれほど低くないため、時間と場所さえ一致すれば400個勢の中では容易な方だろう。
- ニコニコ動画では「トゥートゥー」の愛称で人気の某エスパー鳥とは対照的に、キュートなルックスにも関わらず影が薄いので「鳥ポケモン界のアイドル」としてみんなにもっと評価されるべきだろう。
メガシンカ
さらに、オメガルビー・アルファサファイアではメガシンカを獲得。さらにもふもふが増した。メガシンカに伴ってひこうタイプがフェアリータイプに変わったことで、ドラゴンタイプでありながら弱点となるドラゴンタイプの攻撃をフェアリータイプで無効にできる稀有な存在となった。
また、こおりタイプの技のダメージが四倍から二倍になり、いわタイプが弱点ではなくなった点は大きいと言える。
代わりにじめんタイプの技を受けるようにはなったが、後述のように防御面が伸びる上にじめん技の多くは物理技。さしたる問題ではないだろう。はがね技も同様である。
メガシンカ後の特性は、ノーマルタイプの技をフェアリータイプとして扱い威力も上げる「フェアリースキン」となる。適用技には「おんがえし」や「ハイパーボイス」があるので、対ドラゴン性能はなかなかのもの。ドラゴンタイプとしての広い攻撃範囲や「りゅうのまい」をうまく組み合わせれば、強力な戦力となりうる。
耐性も優秀であり、元々耐久面の種族値も悪くなく、やや低めだった防御もメガシンカで伸びることもあり、耐久型も飛躍が期待される。
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関連項目
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