チンゲン菜で始まるちょっと泣けるいい話とは、迷宮入りした幻の教訓である。
概要
伝説のケモノアニメとして語り継がれているエトレンジャーの12話出撃シーンにて、リーダー格のバク丸が話そうとしたもの。
出撃メンバー選出前にさまざまな不安要素 (姫の不安発言・いつもは出撃する先の基の物語がわかるのに今回は邪霊エネルギーの影響でわからない) を目の当たりにしたエトレンジャーのメンバーは、自分が出撃しないとわかるとほっと胸をなでおろし、無神経にも出撃メンバーの気持ちを配慮しない発言を連発した。出撃する側はする側で自分達が選ばれたことの不満をそれぞれが好き勝手に噴出していた。
各々の自己中心的な発言態度を嘆いたバク丸が、メンバー全員を戒めるべく「そんな君たちには、オレがちょっと泣ける教訓めいたイイ話をしてやるから」と前置きし、メンバーの注目を集めた後一呼吸おいて語り始めようとした。
しかし、バク丸が「チンゲン菜・・・」まで言い出した直後、転送用の球状カプセルが閉まり (「菜」にいたってはカプセルのシャッター音とかぶって明瞭に聞こえなかった) 、そのままノベルワールド (敵と戦う亜空間) に転送されてしまった。
その後エトレンジャーの (特に残留) メンバーはバク丸が話し出そうとしたチンゲン菜で始まるちょっと泣けるいい話が気になって仕方がなくなる。残留メンバーのひとり、スフレにいたっては次の13話 (つまり2週) にわたってこの問題に頭を悩まされることとなり、同じく残留組の松岡修造パカラッチから「そんな一週間もまえみたいな古い話を思い出して、どうするんだ?」というメタな突っ込みをされる (エトレンジャーは48時間たつとノベルワールドから還ってこれなくなるので実際には2日すら経過していないはずである) 。
事をなし終えた後スフレはバク丸に再度たずねるも (このときもスフレが「まるで一週間も待たされたような気分ですわ」とメタなセリフを口にしている) 、バク丸は話の内容を思い出せず、チンゲン菜で始まるちょっと泣けるいい話は謎のまま、とりあえずは幕を閉じたのであった……。
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