概要
世の中には、作品中ほとんど女性しか書かれず男性キャラ（特に主人公たちと同世代の）が全くと言っていいほど出てこない作品がある。例えば「けいおん」や「ゆるゆり」、あるいは「東方project」などそういう作品の中には大ヒットしたものも多くあるだろう。
大抵の場合、男性キャラが出てこないことに文句をいう人はいないし困る人もいないのだが、エロ同人誌を作る際にはこれではちょっといけないのだ。要するに、
穴があっても棒がないのである。
もし、その作品がファンタジーやSFなら魔法や秘密の薬で女性キャラに生やすことも可能だろう。しかし原作の中には当然日常系もあるし、あるいは「ふたなり」に嫌悪感を持つ人も少なくないかもしれない。そういう時に大活躍するのが、この「チンコ要員」である。
つまりキャラの性格や特性、設定を一切無視し、「純然たる棒として」薄い本に登場させられるのが「チンコ要員」である。彼らの存在意義は棒のみにあり、棒を振るう為だけに描かれていると言っても過言ではない。
チンコ要員は棒が付いていれば誰でもなれるので、原作で全く関係性がなかったり、女性キャラに興味がなさそうであっても関係なく、おおよその二次創作では「全く別人」になっている。
チンコ要員は名前のないモブキャラを含める場合と含めない場合がある。
尚、カイジや男塾など男性キャラしか登場しないマンガにおいて逆の言葉は存在しない……たぶん。いや、美心のエロ同人はあるけどさ。
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