ツクラーとは、ツクールシリーズ(主にゲーム制作系)ユーザーの俗称である。
ツクーラーとも呼ばれるが、主にツクラーという呼び方のほうが定説となっている模様。
決してツクダオリジナルのおもちゃ・ゲームのヘビーユーザーを称する言葉ではないので注意との事。
概要
ツクールシリーズをこよなく愛し、ツクールシリーズに人生の貴重な時間を惜しげなく割く者たちを皆はこう呼ぶ……。
という壮大な理由はなく、ツクールやってる人達を単純にこう呼ぶ習慣がいつの間にか出来ていただけの話である。
ツクラーは主に総称かRPGツクールユーザーに使われるものである。
他には種類に合わせて、それらを愛好するものによって呼び方が変わる。
例として格ツクラー(格ゲツクールユーザー)、シミュツクラー(シミュレーションRPGツクールユーザー)など。
この他にもツクラーにもいろんなタイプがおり、一括りにするのは難しい。
よって著者が知る限りのタイプを勝手に傾向で分けて命名し、下に記す。
名前は仮でつけているので、もし正式な俗称があれば訂正していただきたい。
ガチツクラー
ガチで完成度の高いゲームを作るため、時間を惜しまずゲーム制作に没頭するタイプ。
ツクラーといえば大抵の人はこのタイプを思い浮かべるのではないだろうか?
主にPC系のツクールを精力的にアップロードする人達なんかがよくこう呼ばれている。
PC系は本気でRGSSやらを巧みに使いこなすすこれが本当にツクール?というような怪物作を作る人がとても多い。
かつてのコンテストパークの盛り上がりは記憶に新しいだろう。
コンシューマでも奇抜な発想でゲームに独特の味をくわえている人物もいる。
が、ニコニコなどでうpされない限りそれを見る機会が少ないのは惜しいことである。
これらの技術と情熱はまさに目からウロコ、エターナるしやすいユーザー(著者含む)は見習いたいものである。
ヌルツクラー
ゲームの完成を目指すというよりは、それぞれのツクールの機能を楽しんで満足するタイプ。
大抵のツクラーは上記のガチから始まるが、意欲を失って自然とこっちに流れるパターンがある。
要するに適当にデータやイベントを作っただけで、それ以上発展させる気がないタイプ。
それがちゃんと機能したことで快感を得たり………。
ありえないチートキャラを作って無双してみたり………。
主人公やモンスターに変な名前をつけ、その滑稽さを笑ってみたり……。
とにかくゲーム制作よりもツクールシリーズそのものを愛する人達である。
なので多少の機能不全や厳しい制約などもあえて愛してしまう猛者も中には存在する。
近頃は懐かしさのあまり取り出してこれを行うパターンが増えているのではないだろうか?
積みツクラー
ツクールは好きだが熱心に遊ばず、しかし売ったり捨てたりすることが出来ないタイプ。
ツクールを買ったはいいが……。
機能が不満、時間がない、勢いで買っちゃった、やる気なくした。
もうこのツクールはやらないだろうと思う。
でもなんでだろうか?このゲームを手放すことが出来ない……。
というタイプ。
たまにいじることもあるが、結局それは長くは続かない。でも処分できない。
ツクールシリーズの不思議な魅力である。
そして新作が出るとなんだかんだでまた買ってしまう……。
別の意味におけるエターナるである。
プレイツクラー
要するに 他人ツクールシリーズな人達のタイプ。
主にPC版に多くいる、RPGツクールシリーズで制作された完成品ゲームを楽しむ層である。
自分で作ることは出来なかったそんな無念を他のツクラーに委ねてしまっている人もいるのではないだろうか?
ここから意欲をもらって製作側のツクラーに回る人もいるが、そこから本当のガチツクラーになれる人は一握りである。
ツクールで作ったゲームこそ最高!とこだわる人は、立派なこのタイプである。
ツクラーな著名人
といっても、RPGツクールユーザーを公言する著名人は実に希少である。
- より子
シンガーソングライター。RPGツクールDSでオリジナルゲームを配信するなど、過去にツクール企画に参加済。
ツクラーとしてより多くのユーザーに認識されたのはエンターブレインが配信するニコニコ生放送でのこと。
「マップの描写が手馴れすぎている」ことを初め、ツクールのやりこみ具合を視聴者に実演し、驚嘆させている。
そのほか……
「RPGツクール SUPER DANTEのプレイ経験がある」
「ちょっと聞いただけでSFCツクールのBGMを判別出来る」など……。
業界には珍しいディープなツクールヲタクである。
関連動画
関連商品
関連項目
- 4
- 0pt