「万死に値する。」
概要
機動戦士ガンダム00に登場する私設武装組織「ソレスタルビーイング」のガンダムマイスターの一人
搭乗機は1stSeasonではガンダムヴァーチェ、2ndSeasonはセラヴィーガンダム、
劇場版では、ラファエルガンダムに搭乗する。
ソレスタル・ビーイングの中枢とも言えるスーパーコンピュータ「ヴェーダ」にアクセスできる能力を持つ。
中性的な顔立ちをしており、それが仇となってスメラギ・李・ノリエガに女装姿での内偵を頼まれたこともある。
その正体は、ヴェーダによって生み出されたマイスタータイプのイノベイド。
表向きを少年として活動している設定を持ち、偏った性別を備えない存在(中性)である。
人工的に造り出された調整細胞とナノマシンにより形成された肉体は不老であり、
造られた16歳の外見から変化する事はない。
また劇場版でも一切変わらない姿である事が明かされている。
性格は、当初はヴェーダの意志に従うのが当たり前と考え、他のマイスターにも冷たく当たっていたが、
他のマイスターの過去を知るなどして、徐々に柔らかくなってゆく。
特にロックオン・ストラトス(ニール・ディランディ)の生き様は後の彼に大きな影響を残すことになる。
1st終盤ではリボンズにヴェーダのアクセス権を剥奪され、動揺してるさなか
自分を庇ったロックオンの利き目を負傷させたことに負い目を持っていた。
国連軍との決戦ではロックオンの仇を討たんと奮戦するが、機体は大破してしまう。
だが辛うじて生き残り、機体のGNドライヴを持ち帰る。
2ndでは、国連軍との決戦にて散ったニールの意志を継ぎ、自らの意思で戦ってゆく。
会話に冗談を交えられるほど性格が前にも増してよくなっている他、
自らのミスで大勢の犠牲者を出した沙慈・クロスロードを諭すなど精神的な成長も多く見られた。
最終決戦に置いて、ヴェーダのアクセス権を奪回し、セラヴィー(セラフィム)のトライアルシステムを発動。
イノベイドの機体群を無力化し、マイスターたちの勝利に貢献した。
その途上で自らの肉体は失ってしまうが、意識はヴェーダと完全にリンクし、ヴェーダのシステムの一部となる。
その後はヴェーダの中で人類を見守っていたが、ELSの襲来を察知。スペアの肉体とラファエルを製造し、
かつての仲間たちにダブルオークアンタに搭載される新型ドライヴのデータを送っていた。
そして、劇場版にて窮地に陥った刹那のダブルオーライザーの救援の為に現れるが、
機体をELSに侵食されたため自爆させ、再び肉体を失う。
だが、ヴェーダと完全に同化している彼にはもはや肉体は意味を成さないものとなっていた。
その後は完成したダブルオークアンタのコンピューターにちゃっかり自分の意識をインストールし、
刹那と共に「来るべき対話」へと臨む。
ちなみに、この時のティエリアはホログラムであり、サイズは手のひらに載せられるぐらい小さい。
・・・まるで、どこかの聖戦士や重戦機の妖精さんを彷彿させる姿である。
・・・こらそこ、飼いたいとか言うな。
関連静画
関連項目
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