ティガレックスとは、モンスターハンターに登場する飛竜種のモンスターである。
漢字表記は轟竜。通称「ティガ」
名前の由来は「Tiger(虎)」+ラテン語の「rex(王)」から。
概要
MHP2より登場した、本作の看板モンスター。飛竜種に分類されるが、飛ぶことは苦手。
強靭に発達した四肢を持ち、凄まじい勢いで大地を駆け抜ける。その膂力は陸の女王と評されるリオレイアと同格以上。特殊な能力こそ持っていないが、その余りある力から繰り出される暴虐は苛烈の一語に尽きる。小手先の戦法は一切使わず、ただ強大な力で相手を捻じ伏せる。
主に砂漠のような乾燥地帯に生息しているが固定の縄張りを持たず、獲物を求めて常に徘徊。時にはポポを捕食するため、環境が正反対な雪山にまで飛来する。神出鬼没な事からハンターズギルドでも位置を把握するのは難しいとされる。ゆえに新米ハンターが雪山で鉢合わせとなり、生死の境を彷徨うなんて事態も起きたとか…。他の大型モンスターの縄張りを平然と侵すので、縄張りの主と交戦する光景もしばしば見受けられる。
飛び道具、突進、回転攻撃とモンハンの大型モンスターの基本を抑えた飛竜。
「轟竜」の名の通り咆哮が強烈で、近くにいるとダメージを受けて吹っ飛ばされる。
しかし怒り時の攻撃力・移動速度の増加具合や、避けたと思ったらなぜかUターンしてこっちに向かってくるUターン突進にひき殺されるパターンも多く、MHP2から入った初心者ハンター(特に防御できない近接武器を選択したとき)は大抵このモンスターでつまずく。
緊急クエスト「異常震域」に詰まった人も多いのではないだろうか。
しかしP2時代はリオレウスの「ワールドツアー」のようなプレーヤーが何もできない理不尽攻撃が少なく、
かつ戦って手ごたえのあるモンスターなので上級者からは良モンスターとして好かれていた。
その影響か、ナルガクルガ、アカムトルム、ウカムルバス、ベリオロスなどティガベースのモンスターは多い。
なお一番の弱点は雷属性攻撃。
MHFにも出張している。こちらにもティガ骨格のモンスターが(ry
亜種
MHP3からは亜種として黒いティガレックス(黒轟竜)も登場する。こちらは火山に生息し、周囲のハンターを吹き飛ばす大咆哮を使う。原種の咆哮は「近くにいるとダメージを受ける」ものだが、亜種は大咆哮を積極的に攻撃手段として使う。範囲も威力も上がっており、度々突進の〆に使ってくるため要注意。
公式設定によると火山に生息しているため、成長の過程で火山灰や鉱物が身体に付着しこのような火山の保護色になったらしい。亜種に雷が効きにくいのもこの不純物を含んだ甲殻のせい。
大咆哮については原種の生息地である凍土や砂原と違い、声が抜けてしまう火山に生息しているため心肺能力が原種より上がったことでできるようになったらしい。
亜種から作られる武器は呪いを意味する「Curse」の複数形の「カーサス」という名称がつく。防具の方も呪われているようで「悪霊の加護」というマイナススキルがつく。
希少種
MH4で新たに登場した赤褐色のティガレックス、通称キティちゃん大轟竜。
ハンターランク50でクエストが出現する。他の希少種と同様、塔を住処としている。異名の通り巨大な体躯が特徴。そのせいか通常時は非常にゆっくりとした動きだが、怒り出すと一変、非常に鋭い動きを見せる。
原種・亜種とは異なる最大の特徴として、なんと攻撃の際に「爆破」性の粉塵をばら撒く。ちなみに、この爆破属性は希少種の素材から作られる武器にも反映されており、覚醒スキルで発動する。
やはり頭は硬いが、怒り状態により頭が柔らかくなる。
希少種から作られる防具はエクスゼロと呼ばれる。
二つ名個体
『モンスターハンタークロス』には“荒鉤爪(あらかぎづめ)”という異名を持つ個体が登場。
通常個体よりも頭部と両前脚が濃い青に染まり、さらに前脚の手が異様なまでに発達している。
大まかな行動パターンは通常のティガレックスと共通する部分が多いが、その名の通り前脚を使った攻撃が非常に苛烈なものになっており、一つ一つの行動の脅威が格段に跳ね上がっている。
もっとも特徴的なのが前足叩きつけで、大きなモーションと隙を伴う大技ではあるが、左前脚を地面に突き立て、そこから火山噴火のような衝撃波を一部の範囲に発生させるというもの。衝撃波をモロに食らえば大ダメージとともに吹っ飛ばされるが、回避したとしても周辺に同時に震動を起こすため動きを止められやすい。
他にもティガレックスの代名詞でもある岩飛ばしは1つの巨大な岩を放物線状に飛ばすパターンも追加。飛距離も短く速度もあまりないが、岩自体が非常にでかい。
そして何より、ただの突進が異常なまでに強化されており、食らうと水平吹っ飛びを誘発する。繰り返すが、ただの突進である。
重力を無視して真横に吹っ飛ばされる水平吹っ飛びは、闘気硬化中のラージャンに殴られたとか、テオ・テスカトルのスーパーノヴァを至近距離で食らったとか、ごく一部のモンスターの大技によってのみ引き起こされる吹っ飛び方である。それが、ただの突進を食らっただけで起こるのだ。
他にも突進後のドリフトやのしのし歩きから様々な攻撃パターンにつなげるという意外にトリッキーな戦法を多用してくる事もあり、特にドリフト直後にはさらに巨大な岩を飛ばしてくる事もあるため迂闊な後追いは危険になっている。
これら以外にも亜種および希少種ばりの大咆哮を使ったり、原種とは細かい挙動を微妙に変えていたりと初見殺しなモーションが非常に多い。
特徴
- 先述のように飛竜ではあるが、飛ぶのは苦手。その為基本的には高所から滑空するように飛行するか、ジャンプで高度を稼いで滑空を行うが、この事から飛竜の元祖に近い生物ではないかと考えられている。
- 外見では肉食恐竜を彷彿とさせるようなするどい牙と、足の爪が特徴的。
- 怒り状態になると前足が赤く変色する、これは血管によるもの。
- 砂漠など比較的温暖(暑い)地域で見かけられる事が多いが、好物のポポを求めて寒冷地域にやってくる事もしばしば見かけられる。
- 「ティガレックスは寒さに弱い」という説がたまに見られるが、これは「体のどこを見ても寒冷地に適応している様子が見られない」からであり、別に氷属性が弱点である訳でもなければ、上記の通り本人は普通に雪山などにポポを食べに来る。
- 轟竜という名に相応しく、咆吼に攻撃判定があり、接近時に食らうとダメージを受けてしまう。
- ブレス攻撃を持たないが、岩や雪を吹き飛ばすことで遠距離攻撃が出来る。石地でも砂の塊を投げることが出来る。
- 龍属性の攻撃をし、そして雷属性ほどではないが龍属性も弱点となっており、古龍族のような特徴も併せ持っている。
- このように暴虐を振りまく恐ろしい存在なのだが、『モンスターハンター ストーリーズ』等の一部の作品ではオトモンとして仲間にする事が出来る。(しかもMHST2では原種、亜種、希少種、荒鉤爪の4バリアント勢揃いである)
あのティガレックスが間近にいるとあっては、いくら絆で結ばれていると言っても恐ろしくて落ち着いていられないだろう…。
MHF
通常個体
S1.5(2007/9/5)に分家仲間のMHFに実装された。この手のモンスターでは唯一S1.5のサブタイトルにもなっている。MHFでは現在もP2と同様(つまりMH2の)砂漠や雪山に生息する初登場時のティガレックスを見ることができる。
基本的にはP2の個体と同じだが、ハメ対策として壁に刺さりそうになるとキャンセルして咆哮するようになっている。
しかしながら壁に刺さらせるハメができないだけであり過去には剛種チケット目当てにピタゴラと呼ばれるハメを繰り返されていたことも。
ハメ以外でもHRP、SRP、武器魂、GRPなどを効率良く入手できるクエストに登場することが多くかなり狩られているモンスター。
ちなみにHR51~が下位個体でHR71~が上位個体となっている。
MHF-G2(2013/7/10)にてG級対応。難易度は★5。
回転攻撃に竜巻のようなエフェクトが付与されている。
そこまで手強い攻撃はしてこないが、怒り時の攻撃倍率は覇種に匹敵するため適正防具でないと危ない。
また、MHF-GGにて近縁種となる烈種モンスター「ディオレックス」が実装された。
激個体
現在はヘビィボウガンのアルゲンクエストで戦うことができる。
激個体の特性として常時怒り状態であるほか、岩とばしが5個になっている。
特異個体
見た目の特徴として隻眼になっており、さらに四股が全体的に青めになって、耳が長い。
攻撃面では回転攻撃が二回転になり、通常の咆哮のダメージ範囲がかなり大きくなっていて迫力満点であり、頭を低くしての咆哮は遠距離攻撃になり、超高級耳栓が必須など、通常個体とは恐ろしいほどの違いを見せている。
体を連続で反転させながら大暴れする攻撃も備えるが、閃光状態ではこれを連発してくるため間違っても閃光玉を投げてはいけない。
しかしながら、G級特異個体では再び閃光玉が有効になっている。
辿異種
MHF-Zで辿異種に進出した。
MHFのオリジナルでもMH2続投組でもないモンスターでは現状唯一の辿異種であり、2017/3/22に解禁。
両前脚の爪が巨大かつ鋭利に発達しており、体も全体的に刺々しさを増している。また、血の匂いに敏感になっており出血している生物を執拗に追いかけ回す習性がある。ちなみに従来の個体からは素材として使える袋器官は得られないが、辿異種では準レア素材として「轟竜の狂鳴袋」が存在し、これは初登場作であるMHP2のストーリーで登場した「轟竜の大鳴き袋」が元ネタと考えられている。出現フィールドは雪山、砂漠のほか極海にも及んでいる。
通常個体、特異個体の技も使うが新規技以外にも変化が多く、代名詞とも言える咆哮は超咆哮となり爪や牙が発生させる真空波に当たると出血やられになってしまう(超咆哮については辿異種の項を参照)。
既存技の変化では爪が発達したグリップ力が増したためか突進の際に鋭くUターンするようになったほか、噛みつきや特異個体の大暴れ攻撃の際に口元に真空波が発生する。また岩飛ばしは★1のみ行ってくる。
新規技は片腕を軸に回転しつつ真空波を飛ばす回転真空波、真横に向かって体当たりするサイドタックル、小さくバックジャンプしてから狙ったハンターに飛び掛かって拘束し噛みつき数発とトドメの咆哮を喰らわせる拘束攻撃、片腕で砂の波を起こしてハンターを打ち上げその腕を振り抜いて発生させた真空波で追撃する真空波コンボといったものがある。回転真空波は軸にした腕と逆方向に真空波が飛び、サイドタックルはハンターが自分の側面に来るように軸合わせしてきた場合は察知が容易だが既にハンターが真横にいる場合はいきなり使ってくる。拘束攻撃は出血やられに陥っているハンターがいる場合に行ってくるもので、出血やられも相まって高難易度では喰らってしまうと助からない。真空波コンボはガードなら安定、砂の波がゆっくるなことに注意すれば真空波の回避は容易であり、使用後に威嚇するため攻撃チャンスとなるほか、突進のUターンから派生することもある。
★2からは息を吸いながら構えて超咆哮と共に音圧攻撃を発生させつつ時計回りに一回転するバインドウェーブを使ってくる。ガードするか時計回りということを考えて位置取りで回避することで対処可能。また、回転真空波は左右1回ずつの2回転になる。
★4になると、軽いバックジャンプからハンターに飛び掛かり前脚を叩きつけて打ち上げ咆哮で追撃する飛び掛かり咆哮コンボが解禁される。打ち上げの範囲は狭くフレーム回避もできるが、すぐ咆哮に繋げるので回避の手段によっては間に合わないことに注意。
出血やられは前述の通り辿異種ティガレックスの発する真空波に当たると発症する特殊な状態異常で、一定時間ごと及び回避行動をとるごとにスリップダメージを受けてしまう。持続時間は短く一定時間によるもののみのダメージ量はそう多くないが、回避行動を連発すると瀕死になることもある。また、辿異種ティガレックスは出血やられ状態のハンターを優先して攻撃する習性があり、上述したようにその場合のみ使う攻撃もある。時間経過以外に店売りアイテムの止血玉を使用することでも解除が可能。今のところ辿異種ティガレックスと辿異種ヒュジキキがこの状態異常を使う。
基本的な攻撃力や攻撃頻度は低めであり攻撃自体の対処難度も辿異種の中では低いと言えるが、出血やられやコンボが危険というモンスター。しかし攻撃に対応すればしっかり反撃チャンスがあり、体力・肉質といった耐久も高い方ではなく状態異常も麻痺は有効。超咆哮も使用するタイミングがわかりやすく、音圧ダメージが付いている分拘束されてコンボに被弾というようなことも少ない。属性耐性値や辿異スキルが必要な他の辿異種の対策と違って出血やられへの対応がアイテムで行えるという点もあり、辿異種の中ではかなり挑みやすい部類。
部位破壊は発達部位の前脚(爪)と頭、尻尾(切断)と従来通り。爪は報酬獲得に両方の破壊が必要だが、元々狙い易いところを更に発達して巨大化しており、更に耐久値も高くないので破壊は容易。頭と尻尾は同じく耐久が低い上に柔らかいので全破壊も簡単と言える。どちらかの爪を破壊すると転倒し隙が出来るほか、破壊した側の爪で行う真空波コンボ時と回転真空波時の正面への真空波が発生しなくなる。
属性は従来通り雷が一番、次いで水と龍が通るので複属性では雷極、天翔なども有りだが最も有効なのは皇鳴属性(雷150%龍50%)。弱点は共通して頭であり、怒り時に全身の肉質が軟化するのも相変わらず。
メタルギアソリッドピースウォーカーにて
BIGBOSSこと、スネークはコスタリカの砂浜で「トレニャー」というしゃべるネコに出会った。
彼に案内されてきたところは「イスラ・デル・モンストルオ」という島。
そこでスネークがみたものとは…
コナミとカプコンのコラボレーションとしてティガレックスがMGSPWにゲスト出演している。
こちらでもとてつもない勢いのある突進攻撃は健在である。
ちなみに、麻酔で倒すとティガレックスの迷彩が手に入る。
この迷彩を装備するとローリングで相手が吹っ飛ぶようになる。
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関連項目
- モンスターハンター
- モンスターハンターのモンスター一覧
- 武神闘宴(2番手)
- 終焉を喰らう者(2番手。ナルガクルガとのタッグ)
- イスラ・デル・モンストルオ(MGSPWにて、彼(?)らが現れた島)
- ディオレックス(近縁種)
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