ティム・ヘンマンはイギリス(イングランド)の元テニス選手である。アンディ・マレー登場前、イギリスの期待を一身に背負っていた。
概要
Tim Henman | |
基本情報 | |
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国籍 | イギリス |
出身地 | イングランド:オックスフォード |
生年月日 | 1974年9月6日 |
身長 体重 |
185 cm 77 kg |
選手情報 | |
利き手 | 右 |
バックハンド | 片手打ち |
デビュー年 | 1993年 |
引退年 | 2007年 |
テニス選手テンプレート |
1990年代後半から2000年代にかけて活躍したイギリスのサーブ&ボレーヤー。サーブで崩すよりもネットに出てから勝負する本格派サーブ&ボレーヤーで、このスタイルのトッププレイヤーとしては最後に残った選手と言っても過言ではない。母はジュニア選手、祖父母はミックスダブルスでペアを組みウィンブルドンに出場。さらに曾祖母もウィンブルドンでプレーしたと言うテニス一家に育った。
1996年ウィンブルドンでのベスト8で頭角をあらわす。同年、アトランタ五輪ではダブルスで銀メダルを獲得している。その後、母国のウィンブルドンでは1998年、1999年、2001年、2002年とベスト4進出があったが、全てその年の優勝者に負けてタイトルは獲れなかった。特に2001年の準決勝はゴラン・イバニセビッチに対して第3セットを6-0で奪い優位に立っていたが、雨による中断で流れを切られ、逆転されてしまった。
キャリア終盤はストローク力を磨いて、ベースライナー全盛の時代に対応した。その甲斐あって2003年にはパリMSで優勝、30歳を迎える2004年には全仏オープンと全米オープンでベスト4に残っている。しかしその後は目立った活躍は出来なくなっていった。最後の決勝は2006年のジャパンオープンだが、ロジャー・フェデラーにストレートで敗れている。
彼の全盛期にはウィンブルドン優勝への期待から「ヘンマニア」と呼ばれる熱狂的なファンが付いていた。現在マレー・マウントと呼ばれるコート外の丘はヘンマニアたちが集まるため「ヘンマン・ヒル」と呼ばれていた。結果的に母国のファンの願いには応えられなかったが、彼の後をアンディ・マレーが継ぐことになる。
主な実績
関連動画
関連項目
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