ティンダロスとは、125氏制作の「のび太のバイオハザード 無駄に改造版Ⅱ(無理の無いバイオⅡ)」に登場するオリジナルのB.O.Wである。
概要
名前の由来はティンダロスの猟犬から。ティンダロスはゾンビ犬のように自然発生したクリーチャーではなく、人為的に生み出されたB.O.Wである。緑色の体躯をしており、三つ首を擁する異形の存在。並みのクリーチャーとは比較にならないほどの耐久力と、放たれた銃弾を目視で回避するという化け物に相応しい能力を持っている。
また大変執念深い性格をしており、一度獲物と定めた人間は何処までも追跡し襲い掛かる。無理の無いバイオⅡはバイオハザード3をモチーフにしていて、ティンダロスは差し詰め追跡者ポジションである。獲物と定めたのび太を執拗に追い掛け回すその姿は、ティンダロスの猟犬にも追跡者にも通じる。しかしティンダロスは追跡者と違って知能は無く、武器を使ったり言葉を発したりする事は無い。某U社からのび太抹殺のために送り込まれた訳でもなく、ただただ獲物を追いかけ回すのみである。
銃弾を回避する事から弾を消費しやすく、しかも狭いところで戦わされる事もあるため窪みにハメられると死一直線である。
ティンダロスの強さが認められたためか、続編のⅢでは量産型が雑魚敵として登場。耐久力はオリジナルに劣るが、それでも高く、しかも回避率は相変わらず。Ⅳでも引き続き量産型が登場。うち1体が聖奈へ襲い掛かっている。聖奈とティンダロスには妙な縁があるようだ。また道中にて大量に出現するステージもあり、プレイヤーの度肝を抜く。終盤には改良されたタイプのティンダロスがボス敵として登場。この改良型ティンダロスは攻撃を受けると即座にワープして、のび太の背後から反撃してくるという超能力を身に付けている。
Ⅴにも登場したが、今回は敵ではなくプレイヤーを案内する役である。そのため喋る。ここに来て、ついに追跡者並みの知能を得たのだった。ちなみにティンダロス愛好会なる謎の組織の存在が明らかになっている。三つ首で悪いか!ⅡやⅣでの所業的に聖奈教との確執は避けられないだろう。
作中では
ティンダロスは、アンブレラ社日本支部に所属する芹沢博士らの手によって偶発的に生み出された。実験のため複数の犬にTウイルスを投与、その殆どが死に絶えたが一匹の雌犬のみ抗体があったため生き延びた。そしてその雌犬から三つ首の化け物が産み落とされる。三つの首を持つ事から当初はケルベロスと名づけられるはずだったが、ありきたりという事でティンダロスと名づけられた。
しかしティンダロスは知能を持っていないばかりか非常に獰猛で人間を食い殺してしまう。人間の味を知ったティンダロスは次々に人を襲い、芹沢博士もまた警備員とともに食い殺されている。その後、脱走しR市を徘徊。
ゲーム開始時には緑川聖奈に目をつけており、彼女を殺害すべく追い回していた。そして警察署前で彼女を攻撃し、重傷を負わせる(その後の展開によっては聖奈はティンダロスに殺される)。ちなみにこの時、聖奈はティンダロスの頭の数を「2つ」と言っているが正しくは三つ首である。
聖奈の次はのび太に狙いを定め、彼を食い殺すべく執拗な追跡を続ける。のび太の反撃で何度も撃退され、時には榛名陸佐の捨て身の自爆攻撃を喰らうも物ともせず。追跡劇は終わらないように思えたが、最期は廃工場に用意された対B.O.Wレールガン「ミステルテイン」を撃ち込まれ瀕死となる。ここでトドメを刺すか、エレベーターで逃げるかの選択肢が表示される。トドメを刺すを選べば、のび太の手でついにティンダロスが息絶える事となる。
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