ティータとは『ファイアーエムブレム外伝』及び『ファイアーエムブレムEchoes』のキャラクターである。
概要
妖術士ヌイババの館で囚われた所をアルム軍に助けられ仲間になる女性。
ゲーム内の顔グラは装飾や髪色などが異なるものの某別大陸の王女とほぼ同じ姿をしている。
リメイク版であるECHOESでは容姿性格共に変更され、ニーナとは異なる柔らかなイメージの容姿になっている。
アルム軍決起以前のある日、ティータは傷だらけになって海岸に漂着した騎士をリゲル王国のルドルフ皇帝の命と周りの人々の協力を受け救助・介抱した。ティータはその騎士が呟いた名前を「家族の名前」だと推測して連絡することも考えたが、その騎士は記憶も失っていたため後にジークと名付けられた。ティータはジークと恋人同士になる。だがリゲル軍が侵略をしている時、リゲルの将軍で暴政を敷いていたジェロームがジークを邪魔に思いヌイババと結託しティータを人質として監禁されてしまう。
ジークを仲間にするにはティータを仲間にするのが条件。リゲル平野でのジェローム軍&ジーク軍との戦いにティータを連れて行くとティータ解放を喜ぶジークの台詞と共にジーク軍がアルム側へ寝返って味方NPCになる。
リメイク版ではおっちょこちょいで頭のネジが緩い性格になっており、まずクレーべを解放軍のリーダーと間違えるところから始まり、その後の敵将であるジークを助けられるかは解らないというある種当然の話に対しても、そのまま緩く回答をしている。
また、アカネイア大陸の戦争で敗残兵となりリゲルまで漂着した騎士をティータ自身が発見したことが明言されており「記憶の欠片」で流れ着いた時の様子も見ることができる。
戦後のティータの後日談はジークの生死によって変わる、またジークの性質上紋章の謎で後付けされた部分も存在する。
ジークが生存していた場合、外伝の時点ではジークの記憶が戻らないことを祈りつつ幸せな暮らしをするが、実際はジークは既に記憶が戻っており、その上で「過去なんて無かった」ことにしたためいらぬ心配だった。というオチだった。
実際は紋章の謎が起こってしまったことでジークはアカネイアに旅立ってしまうが、戦乱が終わったら帰るつもりでいることをジークから聞くことができる。
ジークが死亡してた場合、外伝では髪を下ろすという生涯独身を示唆する記述がされていたが、リメイク版では慰め熱心に口説いた旧友と生涯を共にした内容に変更された。ちなみにリメイク版ではジークの後日談にティータ死亡時の後日談が追加されている。
ユニットとしての性能
初期クラスは聖女。回復役だがHPと守備の成長がよく、力が伸びづらい成長をする。
底上げした魔戦士を除けばメンバー最高の魔防の高さを持つ。
最初から使える魔法はリブローとリザイアとエンジェル。レベル4でリザーブ、レベル7でイリュージョン、レベル8でワープを習得できる。イリュージョンで召喚するペガサスナイトは単純な戦力としては弱すぎるが、数と飛行能力を生かした使い道があるかもしれない。何よりレベル4で味方全員を回復できる「リザーブ」を自軍で唯一習得できるという最強の固有能力を持っている。
また、全軍で唯一リカバーが覚えられないという弱点があり、小回りがきかない。
リメイク版では成長率の傾向も変更され、力・技・速さが伸びやすくなり、HPや守備はシルクにやや負けている。また、ほかのユニットの成長率が伸びたことで初期値が相対的にイマイチとなり、原作とは異なり脆いことが問題となりやすい。
リザーブも全体ではなく力の1/2までの範囲になったが、力は伸びるのでそれほど問題はない。
最高の回復能力を誇る貴重な回復役のため大切に育てよう。
専用魔法と魔防という特殊能力の強さから、リメイク版では「村人のフォーク」を使うべき候補の一人。
関連動画
関連商品
関連項目
- ファイアーエムブレム外伝
- ファイアーエムブレムEchoes もう一人の英雄王
- 僧侶(ファイアーエムブレム)
- ジーク(ファイアーエムブレム) / すまぬ仮面
- 備えあれば憂いなし
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