ティーダとは、スクウェア・エニックスのゲーム『ファイナルファンタジーX』(以下FF10)の主人公である。
概要
機械仕掛けの大都市ザナルカンドで暮らす青年。17歳。本作における代表的な球技「ブリッツボール」のプロ選手であり、所属するチーム「ザナルカンド・エイブス」のエース。10年前のある日、忽然と姿を消した伝説的プレイヤー・ジェクトの息子。語尾に「〜ッス」と付けて話すのが癖。
彼の名を冠した大会での試合中、街が突如出現した謎の怪物『シン』に襲われる。そしてザナルカンドが1000年前に『シン』に滅ぼされ聖遺跡と化した世界「スピラ」へと飛ばされてしまう。流れ着いた南の孤島ビサイドで『シン』を倒す修行の旅に出るという召喚士ユウナ、そしてそのガード達と出会い、自分を見知っている人を探すために彼らと共に島を出発する。
非常に快活な気の良い性格であり、常にポジティヴな好青年だが、涙もろい面も隠し持っている。スピラの慣習や常識を全く知らないため、奇異の目で見られることもしばしば。しかし『シン』やエボン教を中心とする固定概念に囚われているスピラの人々にとって、彼の「常識外れ」な考え方が苦境の打開策を見出す糸口になることもある。
スポーツマンらしく身軽でアクロバティックな動作も多く見られる。
武器は王道的に剣を用いるが、彼は剣の嗜みがないどころかアーロンから渡されるまで剣を握ったことすらなかった(魔法「ライブラ」の説明より)。オーソドックスな育成をすれば、それほど攻撃力は高くならないが素早さが伸び、手数で攻めるタイプになる。「ヘイスト」「スロウ」などの敵・味方の行動回数を操作する技・魔法も習得する。ワッカ、リュックと共に水中バトルも可能。また、ブリッツボール選手らしくボールで攻撃する必殺技も……あれ、爆発した?
本作はボイスを採用していながらティーダだけは名前を変更することが可能となっており、そのためか仲間達から名前を呼ばれることがなく、「キミ」「お前」「あんた」などと二人称で呼びかけられる。ちょっと強引なものだと「ジェクトの息子」「新入りガード君」といった呼び名もある。ボイス無しの台詞では名前を呼んでくれるサブキャラクターがいる。
外部出演作品
キングダムハーツ
デスティニーアイランドの住人で、主人公ソラの友達。性格等はFF10のものとほぼ同一だが、木の剣(?)を振り回すぐらいには剣の嗜み(?)はある。また、FF10本編よりも若い(13歳)
ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリート Special
ユウナ・アーロン・リュックと共に出演。ただし、ストレートな性格からかCランクとあまり強くない。
因みに、次作「(前略)いただきストリート ポータブル」では見事に全員リストラされた。
ディシディア ファイナルファンタジー
コスモス陣営FF10代表として参戦。性格その他諸々はそのままである。
なお、続編であるデュオデシムにおいてはまさかのカオス陣営での登場である。(性格は好青年のままだが)
そしてユウナにちゃんとボイス付きで名前を呼んでもらえている。…良かったね。
ファイナルファンタジー レコードキーパー
ダウンロード数500万回突破の人気ゲームアプリ。ティーダもドット絵となって登場する。
関連動画
関連商品
関連静画
関連コミュニティ
関連項目
- スクウェア・エニックス
- ファイナルファンタジーX / ファイナルファンタジーX-2
- ユウナ / ユウナレスカ
- ジェクト
- ディシディア ファイナルファンタジー
- ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー
- キングダムハーツ
- ファイナルファンタジーの関連項目一覧
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