テイバ単語

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テイバ（Taiba）とは、2019年生まれのアメリカ合衆国の競走馬である。

主な勝ち鞍
2022年:サンタアニタダービー(GⅠ)、ペンシルベニアダービー(GⅠ)、マリブステークス(GⅠ)

概要

父Gun Runner、母Needmore Flattery、母の父Flatterという血統。父は2017年のエクリプス賞年度代表馬で、本馬はその初年度産駒である。母の父は競走馬として大した活躍はしていないものの種牡馬としてFlat Outなどの活躍馬を輩出した。

2019年4月13日誕生。生産者はBruce C. Ryan。馬主はZedan Racing Stables。所属はAmerican PharoahやJustifyといった名高い名馬たちも所属したボブ・バファート厩舎に所属することになった。

3歳（2022年）

3月5日サンタアニタパーク競馬場の未勝利戦でデビューして、2着馬に7馬身半差つける圧勝で初勝利を挙げた。

このままクラシック路線へ……と思っていた矢先に本馬を管理するボブ・バファート調教師が禁止薬物検出問題による調教師資格停止。何やってんですか。それに伴いティム・ヤクティーン厩舎へ転厩することとなった。

転厩初戦となったケンタッキーダービーの前哨戦サンタアニタダービーでは、道中3番手を追走して直線に入ると粘る先行馬を力強い脚で差し切ってGⅠ初制覇を果たした。しかし本番のケンタッキーダービーではハイペースに飲まれてRich Strikeの12着と大惨敗してしまった。

その後のプリークネスステークス・ベルモントステークスは回避。7月になるとバファート師の処分が明け再びバファート厩舎に転厩して、23日のハスケルステークスに出走。4・5番手を追走して外を回って直線に入ると圧倒的1番人気のJack Christopherを捉えるも最内から抜け出して同じGun Runner産駒のアーカンソーダービー馬Cyberknifeを捉え切れずにアタマ差の2着に敗れた。

続いてペンシルベニアダービーに出走。ブルーグラスステークス優勝馬ZandonやCyberknifeらが出走するなか1番人気に支持された。レースでは道中3・4番手を追走、最終コーナーで外に持ち出して3頭分外を回して直線に入ると勢いよく伸びて2着Zandonに3馬身差を付ける圧勝でGⅠ2勝目を挙げた。

暮れの大一番ブリーダーズカップ・クラシックに参戦。前走パシフィッククラシックステークス19馬身1/4差で大圧勝した無敗のGⅠ3勝馬Flightlineや目下3連勝中のGⅠ4勝馬Life Is Good、トラヴァーズステークスを5馬身1/4差で圧勝した同期Epicenterなどが出走するなか3番人気となった。FlightlineとLife Is Goodが前で競り合い、そこから大きく引き離された4番手を追走。直線に入って進出しようとするも既にFlightlineはLife Is Goodを競り落として独走状態、追い上げようとするも差は縮まらず、Flightlineから大きく引き離された3着。米国最強馬の背は恐ろしく遠いものであった。

その後は年末の3歳馬限定戦マリブステークスに出走。発馬直後から馬群に包まれたが、鞍上が押して強引に2番手まで押し上げた。しかし、7ハロンは短かったのか手綱は常に動かしっぱなしで外から被せれながら直線に入った。手応えは良くなく万事休すかと思いきや直線で差を広げて2着に4馬身1/4差をつけてGⅠ3勝目を飾った。前年のFlightlineの圧勝劇が凄すぎてショボく見えるとは言ってはいけない。

4歳（2023年）

年明け初戦は同厩のCountry Grammerと共に国外遠征し、サウジアラビアの超高額賞金競走サウジカップに出走。これまでの実績が評価されて1番人気での出走となった。レースではパンサラッサとジオグリフに続く3番手で追走していたが、最終コーナーで手応えが悪くなり、鞍上が鞭を使って追っても伸びすじまいで8着に敗れた。

血統表

クロス:Mr. Prospector 5×４(9.38%)、Fappiano 5×5(6.25%)

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関連項目

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