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テナガエビとは、エビ目テナガエビ科に分類されるエビの総称である。
概要
| テナガエビ | |
| 目 | エビ目 |
| 科 | テナガエビ科 |
| 学名 | Macrobrachium |
| 英名 | Freshwater Prawn |
主に熱帯・温帯の淡水域に生息している。日本では九州以北などに分布している。
体長は約5センチメートル程だが、大きな種になると約20センチメートルにもなる。成体は全身が緑褐色（灰褐色）だが、若い個体は半透明の体に黒い縞模様がある。一番の特徴はやはり長く発達した鋏脚である。ザリガニやカニは第1歩脚が大きいが、テナガエビは第2歩脚が大きくなったもの。よく見ると大きな鋏脚の内側にもう1対の小さな第1鋏脚がある。種類によっては体長よりも長く、雌や若い個体は細く短い。この脚は餌を捉えたりする時に用いる。
基本的には夜行性で、昼間は石の下や水草の茂みに隠れているが、曇ってたりして太陽が出てない時は昼でも活動し、姿を確認することができる。食性はほぼ肉食性で、小魚や水生昆虫を捕食する。餌が少ないと共食いをする場合もある。
家で飼育することももちろん可能で飼育は簡単ではあるが、他の小魚などと一緒にするとテナガエビが小魚を捕食する危険性があるため単独飼育をオススメする。
おもな種
など
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