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テポドンとは、北朝鮮の開発している弾道ミサイルの呼称である。北朝鮮はあくまでもロケットとしている
概要
北朝鮮で1990年から開発されている弾道ミサイルであり、今の所は周辺諸国に対する挑発、威嚇目的で使われている。搭載できるサイズの小型核を北朝鮮が所持、開発できるかは今の所不明であるが、周辺地域に重大な懸念を与えている。
テポドンの名前については初めて存在が確認された地名が北朝鮮の大洞浦（대포동、Dae-po-dong）だったことから、Taepodong と転写されてそのままアメリカのコードネームになり、西側諸国ではこの名称でよばれている。
北朝鮮では当初は「白頭山」（백두산、ペクトゥサン）、その後は「銀河」（은하、ウナ）と呼ばれている。
テポドン1号（白頭山1号）
1段目にノドンミサイルを、2段目に北朝鮮で改良したスカッドCミサイルを使用する2段式であり、射程が1500～2000㎞とされるため準中距離弾道ミサイル（MRBM）に分類される。現在ではこの1号は2号につなげるための試験用だったとされている。
1998年にもう1段追加して3段式にした試作型の試射を行うも、3段目のロケットを切り離す際に爆発したとされる
テポドン2号（白頭山2号、銀河）
テポドン1号から改良されたミサイルで、3段目を追加した場合の最大射程が6700～13000㎞とされる事から大陸間弾道ミサイル（ICBM）に分類される。
2006年の実験では発射42秒後に海上に墜落した
2009年、2012年に発射されたものはこのテポドン2号またはその改良型とされている。
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関連項目
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