テレパシーとは、超能力の一種である。
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概要
ESP(超感覚能力)の一種であり、道具や言葉などを使用せずに、離れた相手と通信を行う能力。もしくは、相手の思考・心理を読む能力。
テレパシーの実験はいくつかされているが、統計学的には「存在を否定できない」ものとして考えられているようだ。
ペアの2人に1人ずつ隣り合う部屋に入ってもらい、片方の被験者にのみビデオを見せる実験を行った結果、脳波の同期発生が確認された。
また、その同期には親密度は関係なく、赤の他人でも発生したらしい。
テレパシー発生の仕組みについては、「量子もつれ」ではないかと仮説を挙げている。
その他詳しい話は、wikipedia記事や専門サイトをご覧頂きたい。
フィクションにおいて
テレパシーという能力は創作作品でもよく取り上げられるもので、「特定の相手と思念のみで通信する」「相手の心理を読む」といった使われ方を見た事があると思われる。
相手の心が読める事で普通の人よりも人付き合いが円滑に進められるというケースが多いが、一方で相手の本心・本音が解ってしまう故に人間のどす黒い一面などがより強調された物語が展開される傾向も。
心が読める故に、他者との交流を絶ってしまうキャラクターも少なくない。もっとも、使い手や協力者の人柄によっては、機械などによる盗聴のリスクを避けつつ連絡・相談できる手段になることもあれば、暴力沙汰などを繰り返そうとする者によるトラブルや、他の能力者のセクハラ行動を事前に防止するといった抑止力になることもある。
麻雀やカードゲームなど、心理戦や戦術を要とする局面では「チート・反則技」としての一面が強調されている事が多い。学生の場合、テレパシーで周囲の受験者の脳内から試験の解答を読み取るといったカンニング行為もよく見られる。
またテレパシーは時に戦闘でも応用され、相手の思考を読んであらゆる攻撃をかわす敵を見た事が一度はおありだろう。どれだけ攻撃を繰り出そうとまるで命中できずに焦りだす主人公の前に自らの能力を余裕綽々の態度で語った結果、「頭を空っぽにする」作戦であっけなく倒されるのが定番のパターンか。ギャグ要素の少なくない作品では、本来能力で読もうとした相手の傍にいた人物のどうでもいい情報を掴まされ、思わずツッコミを入れてしまったり、能力の発動中に第三者が奇行に走ったために、能力が無駄撃ちに終わってしまったりと、チートな一面が霞んで、むしろ、いじられ要素になることもある。
ちなみにテレパシーとは少し異なるが、「OVERMANキングゲイナー」では同様の能力で攻撃を当てられない敵に対し、「どうせ聞こえるなら聞かせてやるさ!」と主人公がヒロインに愛を叫び、その恥ずかしさの余り愛を叫ばれているヒロイン以上に悶絶してしまった結果能力を解除してしまい、その隙を突かれて撃破された、というケースもある。
(詳しくは『世界三大恥ずかしい告白シーン』を参照)
何にしても、相手の心が読めるのはいい事ばかりではないと思われる。「知らぬが仏」という言葉だってあるし。
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