テレビテニスとは、日本国内初の国産家庭用テレビゲーム機である。
概要
75年に日本のエポック社から発売。オデッセイ(ゲーム機)を発売したマグナボックス社との技術提携により開発されたもので、横幅60cmを超える巨大な外見が特徴。赤い本体にパドルが左右2個ずつ付いており、対戦型のテニスゲーム(いわゆるPONG)のみを遊ぶことができる。2つのパドルを回すことで、ラケットを上下左右に操作することができるようになっている。ただしゲームの仕様はPONGとは異なりオデッセイのテニスゲームをそのまま移植したものであった。
そのためスコア計測機能はなく、プレイヤーが自分で記録する必要がある。
また、特筆すべき仕様としてテレビとの接続方法が挙げられる。UHF電波により本体からテレビへゲーム映像を飛ばし、
本体に接続した受信アンテナを介して表示するという先進的なワイヤレス方式を採っていた。
価格は19500円、販売台数は約1万台であった。
関連動画
↓4:08から登場。その大きさが窺い知れる。
関連項目
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