テレビ北海道 | |
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Television Hokkaido | |
基本情報 | |
略称 | TVh |
国 | 日本 |
所在地 | 北海道 |
運営事業者 | 株式会社テレビ北海道 |
放送対象地域 | 北海道 |
アナログ親局 | UHF17ch(水平偏波) |
リモコンID | 7ch |
物理ch(親局) | UHF14ch(水平偏波) |
テレビ系列 | TXN |
コールサイン | JOHI-TV(アナログTV) JOHI-DTV(デジタルTV) |
開局年月日 | 1989年10月1日 |
設立年月日 | 1988年8月24日 |
備考 | |
放送局情報テンプレートボックス |
TVh(株式会社テレビ北海道 Television Hokkaido Broadcasting Co.LTD.)とは、
北海道を放送対象地域とするテレビ局である。テレビ東京系列で本社は札幌市にある。
コールサインは、アナログがJOHI-TV 親局はUHFの17。 デジタルがJOHI-DTV デジタルのリモコンIDは7。
概要
北海道第5局の割り当て、テレビ東京の全国ネット計画に乗り、1989年10月に開局。北海道初のテレビ東京系マストバイ局である。UHB、HTBを中心に4局からテレビ東京のネット番組が移行した。『TXNニュース』『レディス4』『ワールドビジネスサテライト』『スポーツTODAY』といった生放送帯番組は新規ネットとなる。
野球中継
プロ野球中継はHBCと並び力を入れていたが、放送権の高さや地デジの設備投資の負担が響き、2009年シーズンは野球中継から撤退。2010年シーズンは土曜日のローカルセールス枠において、TVQからのソフトバンク戦をネット受けする形となる。2011年シーズンの放送は8月に釧路局開局記念特番として中継復活。10月にも放送があり2試合放送された。
2012年シーズンも火曜日や土曜日のローカルセールス枠にて不定期に中継が行われている。
テレビ北海道は2006年・2007年ともに日本シリーズの日本ハムホームの放送権を獲得したが、ともに対戦相手は中日であった。
その日本ハム側のベンチリポーターは、日テレの人気番組だったズームイン朝のプロ野球入れこみ情報の中日担当で全国に顔が知られていた、元中京テレビの大藤晋司アナウンサーが担当した。
大の日本ハムファンであった大藤アナは日本ハム移転に伴い、アナウンサーの中途採用情報を聞きつけ中京テレビを退社、テレビ北海道に入社し、名古屋から札幌へ移住した。
憧れの日本ハム戦の実況が出来たのもつかの間、TVhが野球中継から撤退する悲劇に見舞われたものの、また野球中継が復活。長年ファンとして築き上げたマニアックな情報を交えた実況をしている。
アニメ事情
UHF系アニメの放送数は2006年頃までは充実していた。しかし2000年代後半からは減少傾向であり、道内のヲタ共をガックリさせている。鹿児島の「ひょうたん書店」のような神スポンサーが現れるのを祈るしかない。
だが2011年以降、補助金による中継局設置で負担が大きく減った影響か、『日常』『怪盗天使ツインエンジェル』『偽物語』『謎の彼女X』『Fate/Zero』と若干ではあるが一時期に比べて増加傾向になっている。
放送エリア及び今後の展開
本来は5カ年計画で全道に中継局を開局する予定だった。1991年の旭川局。1993年の函館局開局で道内の西側半分で視聴可能になったのだが、その時点で景気低迷、NTT中継回線の高額化、地デジに伴う莫大な負担増により中継局新規設置が完全ストップ。道東、道北地区には中継局がないという状態が長らく続く羽目に。もともとテレ東系のない県は、残りの民放で一部のテレ東の番組を時間をずらして放送するケースがあるのだが、道東・道北の大半は、TVh開局により、逆にテレ東の番組が全く見れない状態になってしまった。
逆に、テレ東系のない青森県の北部では函館局や福島局を受信していたり、ケーブルテレビ(風間浦村営共聴システム、青森ケーブルテレビ)に加入している世帯が非常に多い。多数の道民が視聴できないのに、放送エリア外である青森県民が視聴可能である。
ちなみに青森ケーブルテレビはアナログ放送終了で、一時期TVhの再送信ができない状況になっていたが、2016年4月より再送信を再開している。
帯広、釧路エリアは辛うじてケーブルテレビ再送信でカバーができたが、それ以外の道東地方(ケーブル受信可の帯広市を除く十勝エリア・釧路市を除く釧路エリア・根室エリアのほぼ全域)と、中継局がある旭川エリアと留萌エリアを除く道北地方は、アナログでは最後までTVhを見ることはできなかった。
アナログ放送終了直後の2011年8月に釧路局が開局。同年11月には帯広局、北見局、網走局の開局が決定。人口カバー率が94%に増える事になる。しかし、相変わらず根室市、稚内市、名寄市などはこのままハブられてしまう事に。士別市、富良野市では旭川方面に、利尻・礼文島では羽幌局に高性能UHFアンテナを向けて根性と気合いで受信している世帯があるほどであった。松岡修造も真っ青である。
さらには、2012年10月に道北方面への重要局である和寒局が開局。そして名寄局が2012年12月に開局。これにより美深から南の地域で視聴可能となり、2014年10月には稚内局が開局された。そして、2015年12月には根室局が開局となり、開局26年目で全道放送達成することができた(と言っても未開局が3局あったのだが、標茶ルルラン局については2016年3月に開局している。残り2局は後述)。
ちなみにアナログ放送時代の北海道のテレビ放送は回線のコストの都合で、札幌エリア以外はすべてのチャンネルで音声多重放送すら来なかった。それがデジタルに変わった途端、アナログ終了からわずか5年ほどでテレビ北海道を含む全道民放5局達成のめどが立つということになる。(全道カバー作戦の影響により、放送開始・終了映像のBGMがMIDIという残念な結果になってしまっている。でも、頑張れTVh!きっといつか豪華になれるから!)。
今後の中継局開局予定
関連リンク
関連項目
北海道のテレビ局一覧
1 HBC 北海道放送 (TBS系) |
2 NHK Eテレ |
3 NHK総合 |
4 - |
5 STV 札幌テレビ (日本テレビ系) |
6 HTB 北海道テレビ (テレビ朝日系) |
7 TVh テレビ北海道 (テレビ東京系) |
8 UHB 北海道文化放送 (フジテレビ系) |
9 - |
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