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『テレビ探偵団』とは、1986年～1992年にTBS系で放送されていたテレビ番組・CMの回顧バラエティ番組である。
概要
毎週ゲストを呼んで、その人が好きだった番組や懐かしの出演番組を紹介する番組。後に数多くの後続番組を生んだ「懐かし番組紹介番組」の元祖。三宅裕司が司会を務めた。
三宅以外にもアシスタントの女性アイドル（山瀬まみ→西田ひかる）とテレビネタに詳しい解説者（泉麻人→林家正蔵）もレギュラー出演をしていた。
番組後半に解説者によるレギュラーコーナー「私だけが知っている」があり、さらにマニアックな懐かしテレビネタを紹介していた。
なお、解説者はこの番組では芸名ではなく本名を使用しており、泉麻人は朝井泉、林家正蔵（当時：こぶ平）は海老名泰孝名義で出演していた。
番組最後にプレゼントコーナーがあり、番組特製の逆回転時計（アナログ時計の文字盤が逆になっている腕時計）やテレホンカードが人気の的となっていた。
三菱電機一社提供番組。「三菱タイムトリップ」という副題も付いていた。そのため、同業他社（パナソニック、ソニー、日立など）の関連番組やCMは放送できないという制約もあった。しかし、松下電器が一社提供していた特撮ヒーロー番組『ナショナルキッド』は三菱電機の許しをもらった上で紹介されたことがある。
本放送開始前に大枠のスペシャル番組として放映されたのが原型で、この番組が好評を得たことでレギュラー枠に昇格したものと想われる。視聴率は15％前後を堅調に維持していたが、1992年度冬期末に行われたＴＢＳ番組大改編により三菱電機一社提供枠ごと終了することになった。
好評の中での終了ということもあり、その後も３回ほどスペシャル番組として復活し、特にコーナー枠「なつかＣＭ」の番外編では数々のローカルＣＭを発掘し紹介した。
また、終了からちょうど１年後の1993年度春期からは、毎週木曜夜10時からの１時間枠でほぼ同じ構成を引き継いだ（しかもメインスポンサーの一つは三菱電機である）後続番組と呼ぶべき『MOGITATE! ＴＶジェネレーション』が放映された。こちらは山田邦子、辰巳琢郎、松村邦洋が司会を務め、冠名からも明らかなように『MOGITATE! バナナ大使』の一部スタッフを交えて製作された。
おそらくは『テレビ探偵団』を観て育った若者～中年をメインターゲットに据え、倍になった時間枠によりゲストトークもより深く掘り下げられたものとなったが、１年で終了。以降、当時間枠は前番組の『テレビ近未来研究所』により中断していた木曜22時ドラマ枠へと再び戻っていった。
おっさんホイホイタグの一つである『みくみくテレビ探偵団』はこの番組に由来して名前が付けられた。
関連動画
この番組のテーマ曲は『少年探偵団』（ラジオドラマ版）の替え歌である。
この動画の1番の歌詞が『テレビ探偵団』版の歌詞。
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関連項目
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